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門出

僕は樹と別れて帰路についた。

(やばい。眠すぎるな、今日は帰ったらすぐ寝ようあさイチでシャワーだ)

 僕は半分寝ながらボーっと歩いていた。


(なんだ急に寒くなったぞ雨でも降ってきたかな?)


 気づいたら水の中にいた。僕は川に落ちたなんて気づきもせずに死んだ。 ※『気付いたら川に落ちていた』の部分で状況を把握してるのに、『川に落ちたなんて気付きもせずに』は矛盾してます。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


気づいたら真っ白い部屋にいた、何もない空間だった。


「やっと気が付きましたね」 ※カッコ閉じの前には句読点は不要です。


急に頭の中に響いた、風鈴のような美しい声だった。


「僕もしかして死にました?」


「飲み込みが早いようで助かります。私は転生神クリス、あなt……」


「僕もしかして転生できるんですか?!!!」


「え、あっ、はいそうなんですけど……そちらから言ってくるとはびっくりしました。ふつうは驚いたり、泣き喚いたりするんですけど……」 ※『、』(読点)ではなく『…』(三点リーダー)の方が良いかと。


「恥ずかしながら、僕異世界転生に憧れてまして……めちゃめちゃ嬉しいんです」


(やった!!ずっと憧れてた異世界転生だ!!どこまで願いを聞き入れてくれるだろ?)


「そこで本題なんですが、ご想像の通り異世界に行って欲しいんです」


「異世界に行って何をすればいいんですか?」


「まず神様にもルールがあります。その中で転生に関わってくるものが数個あります」

クリス様が言うには

・神は神以外の生物に物事を強要することはできない

・転生を司る者は転生の候補者に選択肢を提示し全ての選択はその者に決定権がある。


「ってことは、クリス様は僕に、これをしなさい、あれをしなさいみたいに指示できないってことですか?」


「だいたいそういうことです。強要はできませんが、良い道筋に導くことはできます。今からあなたに転生した後何をして欲しいか言いますが……」


「それを実行するかどうかは僕次第と」


「そういうことです」


「で僕は何をすれば?」


「あなたには、転生したら魔王を討伐して欲しいのです」


「魔王討伐ですね。なんとなく予想できてました。やりますよ、僕。」



「ほんとですか!?よろしくおねがいします!ではまず最初にあちらの世界の一般常識から教えていきます」


「まず魔王ですが、魔物が魔王化すると魔王になります。一種の突然変異体みたいなものです。魔王化は全ての魔物が魔王化する可能性を持っています。スライムが魔王化する可能性もありますし、古龍が魔王化する可能性もあります」

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