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17.新婚旅行!まずは飛行船のビーチ攻略です!

世界を救った活躍により、名実(めいじつ)ともに世界中から英雄として認知されたルリとアカネ。

そして2人がその場の流れで結婚を果たした翌朝のこと。

農民ルリは普段通りの姿で、何も手が施されてない荒れ気味の畑を眺めていた。

それは時間を持て余した年寄りの暇潰しに見えるが、彼女は畑のことで実直な悩みを抱えているようだ。


「最初は良さそうな畑だなーって思ったけど、この村では龍族が頻繁にバーベキューするから煙が凄いんだよね。そのせいで作物どうこう以前の問題だなぁ」


大量の灰と煙が流れてくるせいで、家畜の飼育すら難しい有り様だ。

仮に設備投入や環境整備の工事を行ったところで改善は見込めず、ルリが他に工夫を凝らしても解消できない問題だろう。

もっと根本的な解決が求められており、率直に言ってしまえば龍族のバーベキュー問題に取り掛かる必要があった。

ただ村人達が龍族のことを全く問題視してない以上、ルリ1人の都合でワガママを通すのは気が引けた。


「このままだとせっかくの土壌が台無しだよ。……って、そうこう考えている間に、また龍族が群れで遊びに来てるし。あーあー、今日も派手なこと」


万物を焼き尽くす黒炎。

生身では近づくことも許されない白き神炎。

朝に昇る太陽と遜色ない輝きを放つ深紅の火球。

他にも様々な種類の火炎が(ほとばし)りつつ、盛大にして愉快な一家団欒(だんらん)が始まった。

そして一発芸感覚で大魔法の雷や竜巻、更には衝撃波まで起こすから最早(もはや)バーベキュー以前の問題だ。


「すっごい楽しそう。めっちゃ笑顔だし」


龍族に悪気が無い分、やはり文句を言いづらい。

とりあえずルリは解決手段については後々考えることにして、今は自宅へ帰った。

すると自宅に戻るなり、台所の方から調理する生活音が聞こえてくる。


「誰かを招待した覚えは無いんだけどな」


ルリは呑気なもので、特に恐怖しなければ警戒もしない。

そのまま軽い気持ちで台所の方を覗くと、エプロン姿のアカネが調理に(いそ)しんでいた。

彼女が自ら調理に取り掛かっている光景なんて、おそらく滅多に見られない貴重な瞬間だ。

そんな失礼な事を思いつつ、ルリは今しがた気が付いた素振りで声をかけた。


「あれま、アカネちゃんじゃん。いつの間に来てたの?それに早起きなんて珍しいね」


「ルリさん、おはよー。私たち新婚さんだからねー。だから早起きして朝ごはんを作りに来たよー」


「いちいち健気で良い子すぎる……。だから求婚を断れなかったわけなんだけどさ」


「私はルリさんのためなら努力を惜しまないよー。ルリさんのことは大好きだし、命の恩人だからねー。とりあえず朝ごはんをどうぞー」


そう言ってアカネが得意げな態度で食卓に出したのは、驚くことにカップラーメンだった。

早起きが苦手な彼女が朝食を用意してくれたのだから、努力を惜しまないという言葉自体は偽りなき本音のはず。

しかし家事不得手だとしても、その努力の方向性がズレているように思える。


「アカネちゃん。あの、これって?」


「うん、カップラーメンだよー」


「それは分かるよ。しかも既にお湯入れてから時間が経っているみたいだし」


ルリが何気なくカップのフタを開けてみれば、香ばしい匂いが一気に放出された。

一応この匂いで食欲はそそられる。

だが、ルリは食欲より眩暈(めまい)を感じていた。

なぜなら新婚生活が始まってサプライズで用意された朝食が、よりにもよってカップ麺という現実だからだ。


酷く落胆はしないが、あくまで女の子なので新婚生活は華々しくあって欲しいと願ってしまう。

それで相手のために頑張ったと心から言われても、これを目の前にして苦々しい気持ちを押し殺すのは厳しかった。


「あのねアカネちゃん。わざわざ用意してくれたのは嬉しいよ。嬉しいけど、私は朝はパン派なんだよね」


「私はインスタント派だよー」


「うん、ちゃんと覚えてるよ。でも、相手のためにご飯を作るときは気配りを意識しようか。それか朝食作りに誘ってくれたら嬉しいかな」


「ふっふーん。ルリさん安心してー。ちゃんとトッピングを用意してあるからー。へい私のお嫁さん、トッピングをお持ち致しやしたー」


「刻みネギ、味玉、青のり、自家製メンマ。あとチャーシュー。ここまで労力を費やしたのに、朝の主役はカップラーメンのままなんだ……?」


ルリは朝食がカップラーメンであることに苦言を(てい)したつもりだ。

しかし、アカネが畳みかけるように出してきた豊富なトッピング類を見て、より精を尽くしてくれているのが伝わってきた。

そんな彼女の誠意に免じて、これ以上ルリは余計な事を口走らずに大人しく食べることにする。

そうしてあっという間に食べ終えた後、彼女は感謝の言葉を述べるのだった。


「ごちそうさま。ありがとうアカネちゃん。私のために用意してくれて凄く嬉しかったし、おいしかったよ」


「むふー。料理で大事なのは真心。そして一晩かけて選びに選び抜いた、超絶一押しのカップ麺だったからねー。私の好みがルリさんに合って良かったー」


「そうなんだ。うん……、そこまでアカネちゃんが一生懸命に考えた結果なら、もう私は何も言わないべきだね」


「ところでルリさん。新婚旅行はどうするのー?」


「すっかり新婚さん気分なんだね。でも、アカネちゃんの言う通り、結婚したからにはそれらしい記念の思い出作りは欲しいっか。ちなみにアカネちゃんはどこか行きたい所ある?」


「うーんとね。龍の巣にあると言われている天空城かなー」


「へぇー天空城ね?あはは……、なんでかなぁ。例に漏れず、ただ事で済まされない予感するよ」


このルリの予感は、良くも悪くも見事に的中することになる。

それから彼女ら2人は間もなくして、天空城へ向かうため飛行船の搭乗予約をする。

更にせっかくなのでエフとアズミの2人を誘い、それぞれ手荷物を用意した4人は巨大飛行船へ乗り込んだ。

そして出発する直前、搭乗客を歓迎する機内アナウンスが流れるのだった。


『皆様、ご搭乗ありがとうございます。こちらの航空機名は天神ヤマト号。この飛行船は全長2630メートルで世界最大のサイズ。そして世界最高峰のサービスと設備を取り揃えた一級飛行船となっております。また機内の一時をご満喫頂けるよう、全クルーとスタッフが心からのサービスをお届け致します。それでは快適な空の旅をお楽しみ下さい』


その飛行船の内装はとても(きら)びやかで、あらゆる場所が機内とは思えないほど豪華な雰囲気を(かも)し出している。

また現在、彼女ら4人がくつろいでいる場所は、超一流の高級レストランホールと同じく気品ある空間だ。

そこでステキなクロスがかけられた大きな丸テーブルを囲み、普段通りの調子で過ごしていた。


「まぁ今回は新婚旅行だしね。いつもみたく目的地に向かうだけとは違って、道中も楽しむのは当然だよね」


ルリはフルーツがオシャレに飾られた、色鮮やかなドリンクを味わいながら呟いた。

それから壁一面がガラス張りという贅沢な展望スペースを通して、すぐ近くに感じられる空模様を優雅に観賞する。

そんな慎ましく楽しむ彼女の(かたわ)らで、同席している親友3人はトランプに興じていた。

特にエフが一番盛り上がっていて、気迫ある振る舞いで手札を大胆に公開する。


「ついに運が巡ってきたわ!行くわよ!私の最高の手札に恐れ(おのの)きなさい!ストレートフラッシュよ!」


「おぉー、それロンだよー。これで私がロイヤルストレートフラッシュだねー」


「2人とも甘いですよ!ここで私のフォーカードが効果発動!つまり同カード4枚による革命!これで役の関係が逆転して、手札無し役無しが最強になります!これで私の逆転勝ちです!」


3人が一体どんなルールで遊んでいるのか皆目見当つかないが、少なくとも彼女らの間ではフェアなゲームとして成立しているらしい。

今の駆け引きで勝敗がついたようでエフとアカネは悔しがっているし、アズミは勝ち誇っていた。

そして勝利で気分が良くなった彼女は、浮かれた調子のままルリを遊びに誘う。


「ルリ様もやりませんか!?マインド&コントロールという遊びでして、楽しいですよ!ちなみに友情を失う場合もあります!」


「ごめん。さっきから見ていたけど、何1つルール理解できてないから私はパスするね」


「理解できて無くても大丈夫ですよ!実際は単なるパッション勝負ですから!それっぽいことを大袈裟(げさ)に言って、その場のノリで盛り上がるだけです!つまり勝利の秘訣は気合いです!」


「なに、その泥仕合になりそうな曖昧ルール。よく勝敗をつけられるね……。それよりもさ、せっかくの豪華船なんだしサービスを楽しもうよ。大きいだけあって何でもあるらしいから」


ルリが提案すると、アカネが鮮やかな手つきでトランプを集めながら賛成する。


「そうだねー。大事な新婚旅行だし、満喫しよっかー。ルリさんは何がオススメー?」


「パンフレットによれば、マッサージやスポーツ類が特に充実しているって。あと透明なプール場があって、まるで空を泳いでいる気分になれるだとか。道具の貸出(かしだ)しもあるから、一通り体験できるよ」


「いいねー。青空を楽しめるプールかー。私に合う水着あるかなー」


あれこれ話している間に興味が湧いてきたようで、アカネのみならず他の2人も乗り気になってくれていた。

だから4人は早速プール場で遊ぶことに決めて、まずは水着を借りるべく試着室がある水着レンタル場へ足を運ぶ。

そこで賑わいながら自分の好みを探したり、相手と選び合ったり、オススメし合うのも素晴らしい楽しみ方だろう。


だが、独特なセンスを持った彼女達のことだ。

衣装着のような分かりやすい美しさを追求することはせず、色物デザインに心が惹かれてしまう。

そのせいで手始めにアズミが好みが(かた)った水着を披露してきた。


「見て下さい、ルリ様!バニースーツみたいな水着です!」


アズミは喜々として試着室から姿を現すなり、どう見てもバニースーツだと断言できる姿を披露する。

もしかしてレンタル場の場所を勘違いして、コスプレ会場へ入り込んでしまったのか。

そんな思いがよぎる中、まだ水着を着ていないルリは冷静に指摘した。


「みたいな、じゃなくて明らかにそのままでしょ。耳と尻尾があるし。あと網タイツまで履くって、水着としてどうなの」


「あれれ?もしかしてルリ様は、娯楽に(きょう)じる時まで機能性を重視するおつもりですか!?この世で一番大事なのはオンリーワン精神ですよ!」


「いや、どちらかと言うと水着って機能性寄りじゃん……。もちろんアズミのお気に入りで決めてもいいけど、せめて泳ぎやすいのにしなよ」


「うーん。正直あまりプールで遊ぶ機会が無いので、選ぶのが難しいです。それに水着をまともに見たことあるのはアニメだけですね」


「村の川遊びだと必要無さそうだもんね。言われてみれば、さっきエフも妙な衣装を持って試着室に忍び込んでいたし」


「えっ、エフちゃんはどんな水着にしたのですか?もしもーし」


アズミが隣の試着室へ声をかけると、奥からエフが気張っている吐息が聞こえてきた。

着替えるのに手間取っているみたいだが、返事する余裕はあるはずだ。

おそらく意図的に返答を()らしているだけで、きっと場違いな水着を着ているのだろうと想像がついた。

そして実際、試着室のカーテンが勢いよく開けられた時には、水着姿からは遠く掛け離れたエフが登場する。


「じゃじゃーん!私の水着はこれよ!」


自信満々に応えた彼女の姿は、純白のウエディングドレスだった。

もはや言葉にする必要すら無く場違いな恰好。

そもそも、なぜこんな衣装が用意してあるのか不思議だ。

またアズミはちょっと反応に戸惑っていて、意外にも辛辣な言葉を口にした。


「エフちゃん……。さすがにボケを狙い過ぎですよ。しかもブーケまで用意しているなんて」


「そんなっ!?必死な思いをしてまで着たのに、冷めた反応なんてあんまりな仕打ちだわ!」


「だって、その恰好に水着要素が無いじゃないですか。ふざけすぎですって」


「アズミに言われたく無いわよ!じゃあ逆に訊くけれど、バニースーツのどこに水着要素があるのよ!」


()いて言うならば、関節部が動きやすい所ですかね。それより言い合っても仕方ないので、エフちゃんの水着は私が選びますよ。どんな色が良いですか?」


「うっ……。し、白でお願いするわ」


アズミが選ぶと言い出した途端、エフはしおらしい態度で素直に要望を伝えた。

それから一方がバニースーツ姿、そしてもう一方がウエディングドレス姿のまま水着を選ぶという光景になる。

現状どう見てもプールへ行く直前の様子には見えないが、何であれルリも水着を選んでおかないといけない。

そう思った矢先、後ろからアカネが声をかけてきた。


「おぉー、ルリさん。私、着替え終わったよー」


振り返ると、そこにはマイクロビキニ姿のアカネが浮き輪とシュノーケルを装備して佇んでいた。

彼女の華奢な体格と白い肌が露骨に強調されているから、何かと年齢不相応な恰好だ。

せいぜい唯一適切なのは、泳ぐために編んだお団子頭の髪型くらい。

ただ先ほど二人のコスプレ衣装を見た後だと、水着であるという事実だけで安堵できる。


「わぁお。アカネちゃん、中々に大胆な恰好だね」


「新婚なので、大人っぽい色気で攻めてみたよー」


「なるほどね。私的には、もう少し子どもっぽい水着で良かったと思うけど」


「そうなのー?じゃあ次の参考にしておくねー。あと、この水着には特別なギミックがあるんだー」


そう言ってアカネはどこからともなく水鉄砲を取り出し、自分の体に軽く水を吹きかけた。

すると水着がどんどんと透け………。


「ちょっとアカネちゃん!なんか透けてない!?」


「残念ながら透けて無いよー。濡れると水着が肌色になって、透けているように見えるだけー」


「それでもヤバいよ!他のお客さんに怒られても文句言えないって!これだと一緒に遊ぶ私達が変態扱いされるから!」


「へーきへーき。本当は色が移り変わっていく水着だから。ほら、赤の蛍光色ー。そして黄色の蛍光色ー。面白いでしょー?」


「確かに面白い機能だけど、蛍光色ばっかりでイルミネーションみたいになっているよ……」


アカネは色が変わる仕様を気に入っていたようだが、結局彼女はルリのアドバイスによって淡い水色のマイクロビキニへ着替える。

それから他の面々も先程の奇天烈(きてれつ)な恰好とは打って変わって、普通の水着を選んでくれていた。


アズミは露出を控えめのフリルが付いたワンピースタイプの黄色い水着。

エフはレースが特徴的な白ビキニで、なぜか頭にはサングラス装着。

それからルリは明るいチェック柄のフリルスカートを着たビキニであり、花の髪留めで髪型をまとめている。


その3人に比べてアカネの水着姿は少し浮いている感は否めないが、彼女達にとって大事なのは恰好では無い。

重要なのは遊びを楽しむ心意気であり、勢いだ。

それを知っているからルリは突撃する掛け声をかけた。


「よし準備おっけー!張り切って行くぞ!デンデンデデデン、カーン!」


太鼓を打ち鳴らす音を声で発しつつ、プール場へ駆け込んだ。

彼女達は普段ならどんな雰囲気にも呑み込まれず、むしろ周りを巻き込むタイプだ。

だが、今回は想像のスケールを越えるプール設備に4人とも圧巻されていた。

中でもルリは見ている光景に違和感を覚えるものの、ひとまず感動した声調で叫ぶ。


「すっごーい!大きな滝!迷路みたいなウォータースライダー!それに砂浜と青い海!あとクジラもいるなんて壮観だね!……って、さすがにおかしいでしょ!」


どこを見渡しても地平線が確認できる広さで、到底プールとは思えない空間が広がっていた。

彼女が言った通り砂浜を再現した場所があり、そちらの方は広大すぎて海を連想してしまうほど。

当然のようにイルカやクジラが泳いでいる上、同じくプール場へ来た乗客達と意思疎通して交流している。


この規模となれば大型プールという表現では一括りできず、最高級のビーチリゾートが融合した不思議異空間だ。

ここには飛行船内だと思わせる要素は一切無く、大波に乗ってサーフィンしている人も居るから頭が混乱しそうだ。

よってルリは一度冷静になり、考えをまとめようとする。


「広すぎるよ。海を眺めれば地平線が見えるし、飛行船の大きさを余裕で越えているんだけど」


客の立場として来ているなら、わざわざ疑問に思うべき事では無いのかもしれない。

しかし正常な反応であったので、アズミが親切に教えてくれた。


「おそらく空間圧縮技術ですね。次元の法則を科学的に応用すれば、空間をほぼ無限に広げられると聞いたことがあります」


「なんか技術力の格差が凄くない?私達の村だと車が地面を走っているくらいじゃん」


「そう思うのも仕方ないですけど、結局は船内で実現させるに至った努力の賜物(たまもの)ですよ。他では真似できないからこそ、この飛行船は世界一と認められているのです」


伊達(だて)に世界一を名乗っているわけじゃないのか。そして、ここだけでも一日で遊び尽くせない環境なのは最高だね。じゃあ、そんな世界一のプールを堪能するぞー!」


「「「おぉーーーー!!」」」


ルリの呼びかけに合わせて、親友3人は呼応して大声で返した。

それから4人はプールという名のテーマパークに一斉突撃を仕掛けて、全力で遊び始める。

だが平穏に遊べるのも束の間だ。

4人……主にルリがとある出来事に巻き込まれ、神々の水泳バトルを繰り広げることになる。

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