~ありがとう~僕は生きています。
はじめに、書いておきたい事があります。
この話は本当の話です。
しかし、信じられない方ももちろん、いらっしゃると思います。
ですから、僕の事を信じるか、信じないかは個人の自由として話を進めていきたいと思います。
この話をしようと思ったきっかけは、二つあります。連載しようとしている作品がどうもこうも進まないので、この話を書く事を決めました。もう一つは元々小説を書くならば今からの話の事も書こうとは考えていたものなので連載作品が途中ですがお付き合い願います。
*話の前にこの作品は遺書ではありません。
僕の事を危ない人などと思わないで下さい。
そしてこの作品に書いてある事は絶対に真似などしないで下さい。真似したりした場合、僕は責任など一切負いません。
そしてあくまで僕の主観なので価値観など違う点はあると思いますがそこは僕の作品として受け止めて下さるとありがたいです。
これは僕が小学生の頃の話でした。
小学何年生とは書きませんが、小学時代に起きた事です。
僕が何気ない毎日を送っている時、それは訪れたのでした。
そう、いじめです。というのも、はじめは陰口からはじまりましたので僕は、無視をしていました。無視をするから悪いよね?と思うかもしれませんが、陰口を言っている様な人に
「そういうのやめて?」と言っても馬の耳に念仏みたいなものです。だって僕はもうそれまでに何回も言ってきました。嫌な事は嫌としっかりちゃんと自分では言っているつもりだったのに、それをどういう訳か、いじめている人は聞き流すのですね、まるでスーパーに流れている音楽のようです。
それから、陰口だけではもの足りなくなったのか、暴力。つまり、手や足など使う訳です。まぁ人間の進化ではあるまいし、なんなんですかね、と僕は小学生ながらに思っていました。
よくいじめは、いじめられる側にも問題があると耳にしますが、僕はそうは思いません。だって当時の僕は今の僕よりしっかり物事をこなし、見た目も恥ずかしくない程度の努力はしていました。まぁ、成績は悪かったくらいです。でもそれだけではいじめられる理由がつけにくいと思います。なぜなら、成績が悪いからいじめられるとか、良いからいじめられるとかそんな事はほとんど関係ないと思うからです。
まぁ、1番の原因はいじめに関心がなかった、事なのかもしれません。
関心と言ってもそりゃいじめに関心がある人などいないでしょう。そうではなくていじめられても平気な顔をして平然な顔をして椅子に座っていれる。という事です。
僕はいじめられてから、はじめはそうだったんです。
陰口を言われても無視していたし、椅子を蹴られても殴られても、平気な顔して椅子に座ったり、何事もないように立って歩いている人間だった。ある意味で怖い人間です。感情が薄いというのかどうもこういう人間だったものでいじめがエスカレートしていったのかもしれません。それから先程書いたように僕は成績があまり良くなかったものですからテストの追試とかされられるのです。テストの追試とかしているとですね、追試を行っている僕の机を揺らして字を書けなくしてきてですね、それから僕はテストでは追試にならないよう勉強もしたんですが、今度100点取ったら取ったで気に入らないのですよね。つまり、僕自信の存在を否定しているから僕がやること全て気に入らないのです。
僕が受けていたいじめと言うのは典型的なパターンの、主犯格的な人がいて子分がいる的なやつです。所謂ピラミッドみたいなそんな感じです。指示役が1人とその他諸々10人以上は僕の事をいじめていたと思いますよ、男女合わせて。それでそういういじめって仲間の1人が裏切るみたいな素振りを見せると、すぐ主犯の子がターゲットを変えたりするんです。まぁ、僕はずっとターゲットだったんで、元々いじめてた人がいじめられる人にまわる気持ちなどわかりゃしないんですが...。
そこであるのが僕と仲の良い友達が裏切り、いじめる側につくというやつです。きっとその子もいじめたくはなかったのかもしれません。ですがそうしたくないならそういうと思うので自分がいじめられたくないからきっとそう言わず僕の事をいじめ続けたのでしょう。それも僕から見たら同罪です。ですが、攻める訳ではないです。
そして、 毎日、毎日、殴られ蹴られ
を繰り返された。小学生生活を送りました。
そしてある日遂に僕の持ち物にまで手を出してきました。はじめは母が作ってくれた筆箱を投げられたり、それでサッカーなどという遊びもやってました。いじめている人は。それから一番印象に残っているのは防犯ブザーですかね、お気に入りの防犯ブザーだったものがマイネームペンで塗られて落し物入れに入れられていました。僕は傷付くも何も母がお金を出して買ってくれたものというのがいじめている人の遊びに使われるのが気に食わなかった。その日から僕は、ずっと1人で泣いていました。いじめの事を家族には絶対に知られたくなかった。だから、いつも、いつも、学校で何かある度布団に潜って泣いて、泣いて、泣いて、いました。きっと多分そうなった事がある人にしか分からないと思いますが。だって、自分のお気に入りのものが黒色のマイネームペンで塗られているなんてドラマですかって話ですよ。
でも、僕が泣いてもやっぱり変わらない訳です。だってそうですよね、泣いたって時計が止まる、時間が止まる、地球がまわらなくなるわけでもない。でも、小学生の僕には泣くしか手段がなくてですね、どんな時もやっぱり泣くしかなかった訳です。それから泣き続けた僕は遂に死にたくなりました。そう、自殺をしたくなりました。でも、僕の場合自分から死ぬ。というのがどうもいじめてる人に負けているみたいで自殺はしたくありませんでした。つまり、勇気がなかったんです。
だからいっその事そのままいじめている人に殺して欲しかった。だって毎日毎日そんな気分で誰がこんな人生、生きたいって、死にたくないって思うのか考える事もできなくて。「はやく死んでくれない?」ってこうやってそうやって僕に囁く人が何人も何人もいました。
僕がいなければ、クラスの人がどれだけ幸福に生きれた事か僕がいなければ、僕がいなければ、僕がいなければ、。。。
そしてついには自分では抑えきれなくなって、担任に相談したところ、今度は担任の先生がいじめのターゲットになりました。
傍からみたら馬鹿な話です。しかし、その先生まで、いじめにあい、また僕のせいだと思いました。やっぱり、僕が悪いんだって。それで相談し続けた結果先生が鬱になり学校に来なくなりました。僕はひとり取り残された気分でした。どうして毎日来ている僕が居るのに先生が鬱になって休むのかも全く理解ができません。結局、先生という存在もいつかはそうやって裏切る。僕は小学生でそれを知りたくなかった。
誰もが裏切り、友達などいない。
孤独って言うか、言い表す言葉がないです。
そもそも僕ってなんだろうって、生きてるってなんだろうって。
僕、歌が好きなんですけどね、だから歌を歌うと全て忘れられて、だから歌えば僕の気持ちが届くとまで勘違いをしていた人間なんです。この歌でいじめている人が変わってくれたらな、とか。思って音楽の時間歌ったり、してそれでも伝わらない訳です。もう、そういう環境に慣れていて、なんか僕へのいじめが当たり前になっていました。人間がご飯を食べるように。
あれは、秋くらいだったと思いますが、
遠足があり、公園に行きました。
遠足に行っても僕は結局、いじめられてしかいなかったので遠足の感想なんか、殴られて痛い。くらいしかないわけです。それなのにしおりは僕に対しての感想を求める。可笑しい。そのとき殴られてすぐ先生が駆けつけて来ました。それで「何があったの?」って僕に聞くんです。その声は今でも覚えています。「何があったの?」って前々から、学校に相談しているわけですからわざわざ聞かなくても、先生だって見ていたなら分かるって話です。僕はその時はじめて、あぁもうこの学校終わりだ、日本の学校は終わりだ。と思いました。
それで僕はもう、あ、死ねる。
結局、生きていても、意味無い。
そう結論づけました。
だから、僕は今日死のうって決めました。
そして、家に帰ると、家族が笑っておかえりって言うんです。だから、僕やっぱまだ今日死ねなくてあ、家族がいるから僕死んだらまだ家族がいるからだから駄目だって思えて、だから僕頑張って生きようって思って生きていて今まで生きていていつかこうやって小説みたいに書いて少しでも生きた証を残していつか必ずいじめていた人を見返したいなと思いました。
何が言いたいかって、生きてください。と言うことです。僕が一番伝えたいのは生きようって事です。
そしてもちろんもっと酷い現実があるかもしれません。これはあくまで僕の話ですから、そしてもっと詳しく書いてしまうと真似たりとかされると困るので、もちろん責任は問いませんが、気分が悪いのでこの辺でこの話は終わらせます。
本当に本当に生きたください。と言うよりも一緒に生きましょう。
生きていれば少しは笑えることもあります。
僕はあの時死んでなくて良かったって今だからこうして話としてできています。
辛いとかそういうのではないですよね、悩みを抱えているというのはもうなんていうかこうつまり、あまり、同情も欲しくないという方が正しいのかもしれません。がしかし、僕は死んでは欲しくない。むしろ死ぬな。死ぬな。自分。生きろ。自分でした。
そして、今いじめる側にまわっている人へ
自分がいじめられたくないから、人をいじめてもそれは同じです。自分が良ければ他人を傷付けていいという訳でもありません。だからといって犠牲になれとは言ってません。だから、自分に誇りを持てるように生きようって事なんです。外で名前を名乗っても恥ずかしくないよいに、生きようって事なんです。あ、あの子は昔いじめていたからと言われないように生きようってことなんです。まぁ恐らくそういうの人は僕のような話を読まないと思いますが笑
小学生最後に僕を助けてくれた人がひとりだけいました。
その人には本当に感謝しています。
ありがとう。僕は生きています。
読んで下さり誠にありがとうございます。
この作品は気持ちだけで書いたものなのでいつもより書くのが下手で、(いつも下手ですが)荒削りですが本当の事なので書けて良かったです。
誤字脱字があったら本当にすいません。