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序章 珠子からの手紙

 〜親愛なるあなたへ〜


 ごきげんよう。お元気ですか?

 私は元気です。やっと住む場所も仕事も決まり、手紙が書けました。


 私は今、『黒猫探偵舎』と言う探偵事務所で、働いています。…と言っても、雑用係としてだから、心配しないでね。


 本当はその事務所があるビルの一階の素敵な喫茶店でお給仕さんを募集していたから、そこで働くつもりだったのだけど。ひと足遅かったの。


 とても残念だったけど、喫茶のマスターとのやり取りを見ていた二階の探偵事務所の所長さんが、雑用係の空きならあるというから、働かせてもらうことになってね。


 その所長さんって言うのが変わった人で…


 なんだか長い話になりそうだから、またあらためてお手紙するとします。


 では、お元気で。お身体大切に。

 また会える日を楽しみにしています。



 〜珠子より〜



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