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第84話 挑戦状

『近江』出撃の報を護衛艦『村雨』のレーダーが捕らえたことを聞いた。

信濃艦長阿部 俊雄大佐は怒り狂っていた。


「一体なにを考えてるんだ!」


阿部が怒り狂っているのは信濃及び村雨に下された命令はドイツ戦艦との交戦を禁ずるとのことだった。

新型の戦闘機と新しい空母と護衛艦を失うことを恐れた故の命令だった。


信濃は呉が攻撃されているのに九州へジェットエンジンを使い60ノットの高速で村雨と共に逃げていたのだった。

メッサーシュミットは追ってはこない。敵は数が少ないことがレーダーで確認されているので九州方面へ逃げる村雨や信濃を追う余裕はないのだった。





「何を考えてるんですか!」


阿部が怒っていたまさにその頃、信濃の格納庫では信濃の艦魂小雪も怒っていた。

祖国の危機に自分達はなにもできないなんて…


「仕方ないだろ」


そう言ったのは知り合って間がないがなぜかいる夏目 煉少尉だった。

格納庫でスクランブル要員ではない竜神のパイロットの煉はコクピットに乗り込みながら計器のチェックを行っていた。

整備してくれる兵が信頼できない訳じゃないが自分の機体くらい自分で整備してやりたいと煉は思っているのだ。

零戦のパイロットとして真珠湾奇襲から生き残っている煉はジェット戦闘機のパイロットが募集された時真っ先に志願した。


沖縄で訓練を積んでいざハワイへと思っていたのだが体調を崩し僅かに間に合わずハワイ攻略作戦には参加できず信濃に配属になったのである。


「仕方ないってどういうことですか煉さん!」


いきなり下の名前かよと20才になったばかりの男は思ったが憤激する少女の気持ちもわからないでもなかったので…


「軍の上層部はおまえや村雨を失いたくないんだよ」


「それって戦ったら絶対負けるってことですか?」


睨み付けるように小雪はツインテールを揺らすようにして体を煉に向けて言った。

ぜんぜん怖くないなと煉は思いながら


「そうは言わないさ。俺達の代わりに近江がドイツ戦艦に向かってるんだろ?」

「それはそうですけど…」


大和級4番艦『近江』、名前も極秘だったこの戦艦の名を煉や小雪が知っているのは近江がドイツ戦艦に艦隊決戦を仕掛けると平文で発進したのを小雪に聞いたからだ。


戦艦には戦艦を…

上層部はまたも近江を失うのを恐れたが他にドイツ戦艦を止める方法がなかったので承諾した。

森下が暗号などを使わなかった理由はある。

それは…










「これは挑戦状だ」


ドイツ未来戦艦『フェンリル』


ルード・ボルマンは言った。


「挑戦状ですか?」

副長が顔を艦長席に向けて言った。


「そうだ。近江は我がフェンリルに艦隊決戦での決闘を申し込んできたのだ」


ルードは近江が平文で艦隊決戦にてという内容を発したのを聞きこう思った。


「どうするのですか?」


副長はルードを見た。

ルードは口元を緩めた。


「受けてやろうじゃないか。向こうの46センチ砲ではバリアは破れん。速度もこちらが上だ」


「私は反対です!」

副長が言った。

ルードは睨むように副長を見ると


「なぜだ?」


「艦隊決戦なぞ旧時代の遺物です!ミサイルで沈黙させればいいのです」


ルードは首を横に降る。


「戦艦にミサイルは有効な兵器とはいえない。特に大和級の防御力の戦艦にはな」


未来でも実証があった。

ミサイルは重装甲を施した機動戦艦にミサイルは有効ではないと…

そのため未来においても全ての機動戦艦が巨砲を積んでいる理由は艦隊決戦がおこるからなのである。


「しかし!」


副長はなおも食い下がろうとしたがルードは手を前に出した。


「くどい、ミサイルは航空機に集中させろ、メッサーシュミットを回収後フェンリルは近江との艦隊決戦に備える」


艦隊決戦、しかもあの大和級とやるのであるフェンリルの兵達の士気は高まった。


それはフェンリルの艦魂フェイも同じであった。

ルードの言葉を艦を通じて聞くと甲板にドンとライフルを起きガッツポーズをした。


「艦隊決戦か!いいねえうれしいねえ!オウミ!早く来い!初陣のてめえの体に弾をぶちこんでやるぜ!」


もし、ルードにフェイが見えていたら大いに歎いただろう。その言動はとても容姿とは似てつかない。


その時、フェンリルのレーダーに接近中と言ってもまだまだ見えないが近江の他に再び接近してくるレシプロ機の編隊があった。

数は12機だ。


「はっ!また、落とされに来たか!」


フェイは再びライフルを構えて引き金を引いた。


「おら抹殺だ!」


ズドオオオオオオという轟音と共にフェンリルからミサイルが飛び出した。


結果は全滅…

フェンリルはここまで日本の航空機を190機近く落としていた。










ハリアー、烈風はメッサーシュミットがとりあえず引いたので補給のため近江に戻った。



「よっと」


烈風のパイロット青羽 淳一少尉は烈風から下りるとその後ろに近江の艦魂零が続いて下りてきた。

淳一と零の烈風はメッサーシュミットを3機落とす大活躍をしていた。


「零、もう行っていいよ」


零は右に首を傾げて不思議そうに淳一を見た。


「森下艦長は艦隊決戦をするみたいなんだろ?だったら君は森下艦長のところにいるべきだよ」


淳一は零に森下が艦隊決戦を考え平文で艦隊決戦をすると付近の味方に伝えている。

青羽もこれは森下がフェンリルに挑戦状をたたき付けたのだと確信していた。


「…いいんですか?」


零が聞いてくる。


「うん、行っておいで」


零はぺこりと頭を下げてから転移の光に消えた。


整備兵が走ってくる。

代えのミサイルを補充しにきたのだ。













フェンリルは四国を太平洋側へ抜けた。艦隊決戦をするなら外洋でということなのだろう。

フェンリルと近江、100年の時空を越えた艦隊決戦は刻一刻と迫っていた。














武蔵

「やっぱり使えない…」


大量のモニターがある部屋で武蔵はパネルを操作しゾンビ操作中


武蔵

「翔輝とのデート作戦の邪魔はさせない…」


実は後に分かったことだが武蔵はしゅんらんをお化け屋敷に改造し翔輝に怖がるふりをして抱き着く作戦を立てていたが霧島達のせいで瓦解した。


武蔵

「邪魔をする奴は許さない…」


無表情な武蔵の顔…だが、怒っているようにも見える…


バタアアアアン


武蔵

「!」


金剛

「そこまでだ武蔵!」


榛名

「武蔵てめえ!」


「やりすぎよあんた!」


武蔵

「どうしてここが…」


伊勢

「大鳳が教えてくれたんや」


柚子

「ついでにこの計画書も皆に見せさせてもらった」


朱里

「覚悟してもらいます極上艦魂会、武蔵大将」


武蔵

「大鳳…また、貴様か」


大鳳

「…(こくり)」

陸奥

「突撃です!」

比叡

「私もやるわ」

金剛

「総員武蔵を確保だ!突撃!」


榛名

「覚悟しやがれ武蔵!」


武蔵

「愚かな、私の防御力を甘く見るな」


拳銃を抜き発砲


朱里が日本刀で弾を切る。


武蔵

「…なに!」


金剛

「やるではないかこちらの妹」


朱里

「光栄です金剛さん」


比叡

「私もやるわよ!」


霧島

「お、お姉ちゃん無理しないで!」


伊勢

「往生せいや!」


武蔵

「…くっ、多勢に無勢か…戦略的撤退を…」

ダクトに向かう武蔵だが大鳳が立ち塞がる。


武蔵

「…っ!そこをどけ」


ズキュウウウン


「作者バリア!」


作者

「ぎゃああああ!」


武蔵

「…なんだと?」


金剛

「覚悟!」


朱里

「みねうちです!」


武蔵

「…ちっ!」


武蔵跳躍して交わすが下には伊勢が武蔵を捕獲


金剛

「よくやった伊勢!」


伊勢

「捕まえたで武蔵」


武蔵

「くっ!殺せ」


金剛

「その前に尋問だ来てもらおう」


武蔵

「不覚だった…」



その後、この事態は武蔵が招いたことが判明。

翔輝とお化け屋敷デートをするためアンブ〇ラ社からウイルスを手に入れたりとしたことが判明、武蔵は黒鉄元帥の後書きでどうなるかを決めてもらうために送られたが武蔵が脱獄したのは別の話。



次回はいよいよ終盤、一連の事件の後の紀伊の後書き空間で金剛達の歓迎会です。



作者

「うう…ここは?」


ラスボスゾンビ

「きしゃああああ!」


作者

「ぎゃああああ」


チャンチャン♪


黒鉄元帥感想待ってます。

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