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第66話 古きよき友『朱里』

どんどん白熱していく黒鉄先生の大和を招いた後書き…作者にももはやどうなるのやら…

 

 刹那が連合艦隊司令部を訪れて帰った10時間後の午後2時のことである。

山本五十六は刹那との約束通り紀伊に向かっていた。

誤解のないように言っておくが山本は連合艦隊司令長官である。

ハワイを占領した今となってはの肩にのしかかる重圧も半端なものではなく。

仕事においてもすさまじく忙しい身の上だった。

今日のこの時間にしても実は山本の体を気遣った司令部の人間が手回ししてくれた貴重な休むべき時間だった。

だが、山本は兵の目を盗んで紀伊に向かっていた。

途中何人かの兵に会いはしたが全て内緒にしてくれといえばみな敬礼で了承の返事を返してくれる。

こういう時は軍神という飾りも役立つものだと山本は思いながらあらかじめ手回ししていた小船に乗り込んだがそこには先客がいた。

その人物は山本を見ると不敵に笑うと


「おや?長官どこに行かれるんですか?この船にはもれなく護衛がついてきますよ」


といって少女は立ち上がった。


「君か」


山本はやられたなと思いながら言った。

16歳くらいのサイドテールのその少女は戦艦、比叡の艦魂で真名は朱里という。

あの刹那の姉だ。


「私がいる時は他の兵をつけられないときは護衛につけていただくお約束では?」


「そういうな、私だって1人になりたいことはあるさ」


「では勝手にさせていただきます」


そういって朱里は舵を取った。


「行き先はどういたしますか?」


これはだめだと山本は思った。

こうなると彼女を止めることが出来るのはほんの一握りと権利だけだ。

そして、山本はその権利を持っている。

連合艦隊司令長官の命令だと言えば朱里は引き下がるだろうが山本はそんなことをすることはいやだった。

何より朱里は…


「お前にはかなわんな。紀伊に向けてくれ」


「はい」


船が動き出した。

山本は周りの艦船に目をやりながら朱里を見た。


「いつ分かった?」


「何がでしょう?」


そういいながら朱里は笑っている。

どうやら山本はからかわれているようである。

まるで全てを見通しているような彼女は連合艦隊司令長官だろうと連合艦隊旗艦であろうと

こんな態度なのだ。

腰には常に昔、ある軍人にもらったという軍刀があり剣の腕も全艦魂中最強という腕前だが

彼女が剣を抜くことはあまりない。

彼女が得意とするのは言葉である。

人懐っこいそのしゃべり方は相手を安心させる力を持っている。

それは山本にしても例外ではなかった。


「知っているのだろ?」


朱里が振り返った。


「ええ、妹のことですね」


「やはりか…」


どこで知ったのだろうと思っていると


「今朝、刹那が沈んだ顔で歩いているのを見たんですよ。司令部に向かっていたようでしたから声をかけようとしたんですけど長官が先に声をおかけになりましたから」


「それは悪かったな」


自分が声をかけなくても刹那は優しい姉がなんとかしようとしてくれていたのだ。

どうやら話も聞いていたらしかった。

余計なおせっかいだったかと山本は思ったが


「いえいえ、とんでもないです長官、長官だからこそ刹那は安心して司令部を出ることが出来たんです。軍神山本五十六に任せれば万事大丈夫だと」


「かいかぶりすぎだ」


「あの子にとって長官はきっとおじいちゃんのような存在なんですよきっと」


「おじいちゃんか…」


山本は苦笑した。

日本の艦魂でこんな言い方を山本にする艦魂はあまりいない。

だから、こういう風に軍神ではなく普通の老人として話してくれる朱里を山本は親友のような

感情を抱いていた。


「では、約束を守らないければならんな。舵を変わろう」


そういって山本は舵を持とうとしたが突如めまいに襲われてひざをついた。


「う…」


「ちょ、長官!」


あわてた朱里の声が聞こえ肩を朱里につかまれた。


「しっかりしてください!どうしたんですか長官!」


取り乱した彼女の声を聞き山本はこいつもこんなあわてることがあるんだなと思いながら


「大丈夫だ。少しめまいがしただけだよ」


そういって山本は立ち上がった。

朱里が心配そうに見ている。


「やはり心配です。転移で紀伊に行きましょう」


「おいおい、船はどうする?無人にする気か?」


「大丈夫です。雪!」


「はい」


山本の後ろに光が集まり艦魂が現れた。

山本はとっさに考えて誰かも思い出す。


「おお、雪風の…」


水兵用の軍服を着たその少女の名は駆逐艦である雪風の艦、真名は『雪』だった。

彼女は舵を握ると


「後はやります。長官は朱里お姉さまと」


「悪いわね。雪、後は頼むわ」


そういって朱里は山本の肩に手を置いた。


「ありがとう雪」


山本が言うと雪はうれしそうに微笑むと敬礼した。


そして、山本と朱里は転移の光に消えた。



余談だがこの後無人で小船が港に戻り勝手に舵が取られていたと海を走る船を見て軽い幽霊船のうわさがはやったのはまた、別の話。






<時空空間>


作者「や、やっと終わった…」


明「てこずったわねこの海賊艦隊…」


作者「モンタナ級が15隻でしたからね。よく無傷で勝てましたよ」


撫子「作者様、弥生からメールがきてますよ」


作者「メール?どれどれ?ええ!」


鈴「どうかしたのか?」


作者「あ、あはは…大和様がもう、あとがきコーナーについてるって…」


戦艦艦魂「なんだとぉ!」


作者「ごめんなさい!」


柚子「ゆるさん!撫子!そいつを時空空間に放り出せ!」


作者「そ、そんな!」


撫子「それはひどいと思います柚子様」


作者「な、撫子様…」


鈴「ええい!面倒だ!私が追い出してやる!出て行け!」


作者「ぐえ!首つかまないで…息が」


鈴「出て行け!」


ドガ


作者「ぎゃああああ!まじしぬってぇえええ!」


明「くず作者は時空のかなたに消えたと。みんな帰りましょう」


撫子「申し訳ありません作者様…」


鈴「帰還するぞ!」


戦艦艦魂「おお!」







<紀伊後書き空間>


楓「もう、大和ちゃんかわいい!」


大和「あ、あの楓さん。少し飲みすぎじゃないですか?」


翔鶴「大丈夫大丈夫!それより翔輝君のこともっと聞かせなさいよ〜ほらほら」


大和「か、楓さんそんなところ触らないであ!」


陽子「もう!お姉ちゃん!大和ちゃんに失礼でしょう!」


グワアアアアアアン

 ↑

お盆で楓の頭を強打


楓「あう」


バタアアアン


大和「ああ、楓さん!大丈夫なんですか?」


陽子「うん、お姉ちゃんお酒飲むと性格変わるから…

究極のエロ魔王になるの」


大和「え、エロ魔王ですか?」


弥生「にゃはは!確か陽子もこの前の宴会ですっぽんぽんに…」


陽子「わああああああああああ!何言ってるの弥生!」


星菜「でも事実」


陽子「うう…そうだけどあれはこのエロ姉が…」


楓「誰がエロだって?」

 ↑

がばりと起き上がり大和に襲い掛かろうとする。


大和「きゃ!」


リコ「やめてくださぁい!」


グワアアアアン


楓「あう」


バタアアアン


リコ「まったく油断も好きもありません」


大和「あなたは?」


リコ「え?ああ、すみません。まだ、自己紹介してませんでしたが元はアメリカの空母フィラデルフィアの艦魂で真名はリコです。日本の空母としての名は『青龍』です。よろしくお願いします大和さん」


大和「よろしくお願いします」


クレア「この子鹵獲艦なの」


大和「なるほど」


弥生「はいはい!みんなちゅうも〜く!」


リコ「ん?」


弥生「これから歓迎ゲームするよ〜!名ずけて『大和ちゃんから逃げよーゲーム!』


大和「ええ?私からですか?」


弥生「大和ちゃんだけじゃないよ」


撫子「お初にお目にかかります大和様」


大和「きゃっ!びっくりしました。あなたは?」


撫子「私は大和の艦魂です。真名を撫子と申します。

よろしくお願いしますね」


大和「大和の艦魂、なんだか妙な気分です」


撫子「私もですよ大和様。自分の名前を呼んでいるようで妙な気分です」


弥生「はいはい!そこ!注目注目!これからルール説明するよ?私たち艦魂はこの建物の中を逃げる!」


星菜「いつの間にかここ洋館になってる…」


弥生「制限時間は適当!大和ちゃんと撫子のダブル大和のペアで私たちを全員見つけてね〜ちなみに見つかったりダブル大和が負けたらこれ飲むんだよ?」


陽子「あ、あれはいぬ○汁!」


星菜「テニスの○子様ネタ分かるかな…くそまずい飲み物」


陽子「い、いやぁ!飲みたくないぃいい!」


ダダダダダダダ


大和「ええ?なんなんですか一体!?」


弥生「10分後開始だよ!ちなみにタッチしないと駄目だよ〜、あと戦艦部隊も帰ってきて作者もどこかにいるかもしれないから!あ!勝てば商品もあるから!じゃあねぇ〜」


大和「ええ!」


撫子「すみません大和様。あきらめてくださいませんか?こちらの艦魂はみんなお祭り好きですので…」


大和「あ、私のほうの皆さんもお祭り好きですよ。最近では王様ゲームもしちゃいました」


撫子「まあ、楽しそうですね」


ピピピピピピピピ


大和「あ、10分立ちました」


撫子「さっそく見つけましたね」


大和「あ、楓さんですね。えい」


タッチ


その瞬間いぬ○汁が楓の口に注ぎ込まれる(浮遊♪)


楓「ぐっぎゃああああああああああ!」


バタアアン

 ↑

泡吹いて失神


大和「ひっ!」


撫子「あ、あらあら…これは負けられませんね大和様…」

 ↑

冷や汗


大和「は、はい!負けられません」




次回予告 突如始まった大和歓迎パーティーの命がけ?の鬼ごっこ。

果たして大和と撫子は生き残ることができるか?

次回命がけのおにごっこが始まる。








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