第38話 ハワイ大攻防戦−1つの戦線の終焉−ミッドウェー陥落
南雲艦隊のミッドウェー攻略作戦はまず、徹底的なミサイル攻撃と戦艦部隊の
艦砲射撃を行い。
徹底的に基地の無力化を行なった。
しかし、滑走路はほぼ無傷である。
日本軍は滑走をを無傷で手に入れるつもりらしかった。
ミッドウェー基地司令は地下司令室で参謀達と共に艦砲射撃が終わるのを待っていた。
海岸沿いに設置されている砲台からはアメリカ軍兵士達が反撃を行なっているだろうがおそらくは艦砲射撃の的にされているだろう。
「援軍は…ハルゼー長官の機動部隊はまだ、こないのか?」
悲痛な言葉である。
すでにこの時、ハルゼー艦隊は『紀伊』率いる独立機動艦隊に壊滅させられていたのだが基地司令はそれを知ることが出来なかった。
通信に必要な通信塔も艦砲射撃やミサイルの攻撃で消し飛んでしまっている。
海底ケーブルも破壊されたため電話も繋がらない。
その時不意に外から聞こえていた轟音がやんだ。
そして、ひと時の静寂が訪れる。
「なんだ?誰か見て来い」
兵の1人が外に飛び出していく。
そして、慌てて戻ってきた。
「司令!敵が上陸してきます!すでに砲台は全て無力化されているよう上空にはでジェット戦闘機の編隊もこちらに向かってきます!戦艦からは再び降伏勧告が…」
基地司令はがっくりと肩を落とした。
「もはやこれまでか…」
白旗を掲げた基地司令や参謀が司令室のあった穴から出てきたのを確認したと報告を受けた南雲は直ちに攻撃をやめさせると随伴していた輸送船から陸軍を降ろして
上陸を開始させた。
とはいっても随伴している兵を積んだ輸送船はわずか5隻である。
ミッドウェー島の大きさから大戦力は必要なしと踏んだものだった。
ミッドウェーに上陸した日本軍は直ちに海岸に展開していく。
戦艦部隊、戦闘機隊はいつでも攻撃が再会できるようにしている。
万が一のことに備えてである。
その上陸軍の隊長の前に白旗を持った基地司令と参謀達が進み出る。
「降伏か?」
隊長が英語で聞くと
「はい」
と基地司令は指揮棒を隊長に渡した。
この時点でミッドウェー基地は完全に陥落した。
ミッドウェーは日本軍の手に落ちたのだ。
南雲艦隊は雪辱を果たしたことになる。
南雲 忠一はミッドウェー陥落の報告を聞いて思わずおめでとうございますと
いう雨宮艦長の手に握手を返した。
「雪辱が果たせてよかった。しかし、これはハワイ攻略作戦の1戦線に過ぎない。
他の艦隊は大丈夫だろうか?」
雨宮はオアフ島のある方角に顔を向けながら
「大丈夫です。紀伊と…きっと大和なら…」
ハワイ攻防の最終決戦が幕を開けようとしていた…
星菜「1番手柄」
↑
ピース
撫子「おめでとう星菜」
星菜「うん!」
↑
撫子に飛びつく
撫子「あらあら?」
↑
よしよしとなでてあげている。
凛「それはいいんだけどドイツは大丈夫なのかしら?」
明「あんた達…私がどれほど苦労してると…」
凛「何?明どこ行ってるのよ?」
明「それはね…」
エリーゼ「明は邪魔…」
明「決着をつけてあげるわ!エリーゼ!」
撫子「え?まさか、明様が行ってる場所ってもしかして…」
作者「ストーップ!それ以上はだめです!」
凛&明「うるさい!」
ズドオオオオン
凛「くっ!この作者もう再生が始まってる」
明「もはや人間じゃないわねこいつ…」
撫子「次回予告もハワイ攻防戦です。ご意見、感想お待ちしておりますね」