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第293話 強襲大韓民国!

大韓民国の飛行場ではスクランブルの戦闘機が2機飛び立っていた。

「所属不明機が領空に侵入した。警告後、従わないなら撃墜せよ」

「ファルコン1了解」

「ファルコン2了解」

2機の神雷k型のパイロット達が通信を返して日本海から侵入してくる2機の所属不明機に接近する。

ものすご速さでこちらに接近してくる。

「ファルコン2! 来るぞ!」

そういった時、警報がなった。

「何!」

ボンとミサイルが直撃し1機が落ちていく。

「李!ちくしょう!」

だが、彼を待っていたのは同じ運命だった。

ピッと光が神雷k型を貫き脱出する間もなく機体をゴミに変えた。

炎を上げて日本海に落ちていく。

             †

その様子をモニター越しに見ていたスターリンは興奮していた。

「神雷がゴミのようだ! よしよし、とりあえず1回目のテストは終了だ。2機とも戻せ」

戦闘機を撃墜するなど狂気の沙汰ではなかったがこれまで、似たようなことをしても日本やアメリカ諸国は

激怒して経済制裁等を行っていたが軍事的な行動にはほとんどでていない。

そのことが彼を増長させていた。

しかし、日本の戦闘機が出てきては厄介だ。

勝てるかもしれないがやはり、韓国の雑魚戦闘機を落としただけでとりあえず戦果は十分なのだ。

今回はこれでいいとスターリンが思ったとき

「こ、コントロールが・・・」

「ん?」

科学者が青い顔でスターリンを見た。

「に、2機ともコントロールを受け付けません」

「な、何!」

「駄目です!完全にコントロールが!」


「な、なんとかしないか!」

「大変です!待機中の試作機が!」

「おお!」

スターリンは格納庫のモニターを見て驚愕した。

18機のsu50がゆっくりと格納庫を出て行くところだった。

「止めろ!止めないか!」

「駄目です!制御不能!」

兵達が手動で格納庫の扉を閉めようとしたがsu50の1機がレーザーを発射した。

「うわ!」

慌てて離れるがその間にsu50達は外に出て行く。

「なんとかしろ!」

「だから言ったのです!まだ、試作段階なのにあなたが!」

「黙れ!」

銃声が響く。

どっと科学者が眉間を撃ちぬかれて床に倒れる。

その場にいた他の科学者達は息を飲んだ。

「何とかしないなら貴様らもこうなるんだぞ!」

スターリンがどこかに連絡すると銃を持った兵がコントロール室になだれ込んできた。

「さあ早くするんだ!」

(この糞馬鹿野郎!)

科学者達は必死に制御を取り戻そうとしたがAI関連の主任は今、スターリンが撃ち殺してしまった。

今や、20機の試作機は完全に制御を失っていた。

           †

su50は学習機能をもったAIだ。

最優先事項は日本やアメリカにどれだけダメージを与えられるかに限定されている。

そして、今回の命令の仲には最強を証明せよという命令が与えられているのだ。

おまけにレーザーといった最新式の装備が施されている。

まさに、ソ連の技術の粋を集めた戦闘機だった。

「・・・」

わずかな考えの後。20機は答えを出した。

地球に存在する軌道エレベーターを全て破壊せよ

20機は猛然と大韓民国の軌道エレベーターを目指した。

大韓民国の軌道エレベーターは釜山近郊に位置する場所に存在する。

当初、海上に作るという計画もあったのだが利便性の関係で陸に作られた。

朝鮮の呆れた民度のことは聞いていたがそれでも日本は朝鮮を信じたかった。

いつかは彼らも日本民族と同じレベルになれる日が来ると・・・

日本国内に作れなかったのは地震が最大の原因であった。

というより、この軌道エレベーターは巨大なエネルギーを与えてくれるが、攻撃には非常にもろいのだ。

そのため、警備は厳重に行われ、攻撃を受けたことは1度もないはずだった。

そして、ソウルで未確認機が軌道エレベーターにものすごい速度で接近し、韓国空軍の戦闘機を叩き落した

と聞いた韓国大統領李・暗博は仰天した。

「一体どういうことだ!? どこかの国の攻撃か?」

「分かりません。ソ連方面から来たことは間違いないのですが・・・」

「スターリンめ!気でも狂ったのか?」

「日本軍から領空への進出要請が来ていますが?」

「冗談じゃない!糞日本なんかに頼るものか! 上げられる戦闘機は全部上げて叩き落すんだ」

糞日本など今と問題発言を叫びながら言った。

「すでにやっていますが止まりません。敵の戦闘機はレーザー砲のようなものを装備しわが軍の戦闘機を

叩き落しているのです」

「れ、レーザーだと?地対空ミサイルで撃墜しろ!」

「それが、敵の戦闘機はレーダーにほとんど反応しないのです」

「そんな馬鹿なことが・・・日本の戦闘機と同じか・・・」

正確には日本の戦闘機はレーダーに反応はする。

だが、アイギスを展開できる戦闘機はレーダーから消えるのである。

それと同等だというのか・・・

        †

大韓民国の軌道エレベーターの付近には当然のことながら日本軍の航空基地が存在している。

これは、韓国に軌道エレベーターを作るとき日本が条件として突きつけていたからである。

「責任は全て私が取る」

基地の司令官の独断で飛び立った紫電30機は謎の戦闘機20機に接近した。

「レッドリーダーより各飛行隊!小隊ごとに散開せよ!1機も後ろに通すな!」

紫電の各小隊は20機の戦闘機に向かい散開して迎撃した。

日本の誇るエース部隊である。

実力は教導隊に勝るとも劣らない実戦経験豊富な部隊だった。

ちなみに余談だがこの間韓国大統領から抗議の電話が藤堂の元に届くが藤堂は無視しろの一言で一蹴した。

万が一韓国空軍がこちらに攻撃した場合は交戦も許可する。

それほどに軌道エレベーターの防衛問題は死活問題である。

「なんだこいつらは!」

紫電のパイロット達は驚愕した。

相手はすさまじい運動性能だ。

だが、動きはそれほどよくなく、ワンパターンだ。

「そらよ!」

閃光が走り機銃が謎の戦闘機を撃ちぬくとばらばらになり落ちていく。

日本軍のベテランのパイロット達は次々と相手を落として言ったが数が7機まで落ちたとき、事態は起こった。

「もらった!」

ミサイルの発射ボタンを押し込もうとした瞬間警報が鳴り響いた。

「何! くっ!」

空から放たれた機銃に打ち抜かれ1機の紫電が落ちていった。

「何!」

急に動きがよくなった謎の戦闘機が反転する。

日本軍は反撃を行うが相手はそれを読んでいるような動きでかわして反撃してくる。

数で上回る日本軍だったが次々と紫電は落とされていった。

数は3機まで落ちた。

それでも紫電は2機を撃墜したが残り5機が残ってしまう。

「こ、こんな馬鹿な・・・」

精鋭である自分達がこんなに簡単に落とされるなど合ってはならないことだ。

ミサイルロックオンの警報が隊長機に鳴り響いた。

「くっ!」

隊長機はチャフをばら撒き回避行動に移るが警報は鳴り止まない。

ここまでかと脱出レバーを引いて外に射出され下を見ると愛機が消し飛ばされた。

「まずい・・・」

敵のうち2機が軌道エレベーターの方角に向かっている。

だが、残る紫電は足止めを位それを止められない。

あれが、軌道エレベーター破壊が目的ならとんでもないことになるのは火を見るより明らかだ。

「もうだめだ・・・」

パラシュートに揺られながら彼がそう思った時敵が進路を変えた。

その瞬間、基地より新たに飛び立った紫電部隊20機が謎の戦闘機にどっと襲い掛かった。

たちまち空は混戦状態に陥るがそれは長くは続かない

5機の戦闘機は援軍を認めると全力で上昇を開始したのだ。

「逃がすな!」

紫電隊の残存機はレーダーにわずかしか反応しない敵を追い上昇するがロックオンができない。

高度は1万七千を越えた。

「くっ、これ以上は・・・」

機体が失速し敵との距離が開いていく。

敵は大気圏を突破し宇宙に出たようだった。

「メテオ1より・・・敵を見失った。敵は宇宙に出た模様」

「何かの冗談か?宇宙だと?」

通信の向こう側からの声に繰り返し悪夢のような性能の情報を伝えてから彼はため息をついた。



エリーゼ「作者あなたという人は」


作者「へへへヘすみません忙しくて」


エリーゼ「私はあなたに甘かったようです。罰を与えます」


作者「ハハハハ、何をしても私は再生するぞ貧乳!」


エリーゼ「愚かな!罰です」


キュイイイイン


作者「うわあああああ視界が歪む!」 


          †      



作者「こ、ここは…ん?地鳴りか?」


??「…」


作者「ひ!BE○Aだと!まさかここは!」


戦車級「…」


作者「ぎゃあああああ痛い痛い!手があ!しかし再生するからまた!うぎゃああああ!エリーゼさま助けてぇ!」


エリーゼ「あなたへのバツはこれが一番です」


作者「ぎゃあああああ!」

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