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独立機動艦隊『紀伊』―連合艦隊大勝利!  作者: 草薙
日米最終決戦幕開け
255/316

第246話 日米最終決戦―山本死ス!?

「艦長、敵の第1次攻撃隊を確認しました」


「数は?」


機動戦艦アポクリファの艦長兼ドイツ機動部隊長官、ステラは微笑みを崩さぬまま言った。


「総数272機です」


「想定の範囲内だな」


アポクリファの艦魂、イザヴェラはつまらなさそうに目を閉じて言った。


「不満?」


ステラは椅子に座ったままイザヴェラを見上げた。

フリードリッヒ・デア・グロッセを除けばドイツ海軍最強と言われるアポクリファの艦魂の彼女は三笠との艦隊決戦を望んでいる。

このまま、ドイツが全力で支援を続ければ間違いなく日本連合艦隊は壊滅するだろう。


「不満ではないがこのような卑怯な戦い方は私の性に合わん」


「フフフ、あなたは正々堂々と戦うのが好きですからね。 ですけど、これは戦争ですよ? 情報を得ているならそれを最大限に生かしつつ、敵に最大の被害を、味方に最小の被害をというのが常識です」


まあ、とステラは微笑したままモニターに目を向けた。


(今回は少し例外ですけどね)


その先にある艦はアンドロメダである。







「?」


アンドロメダの艦魂、リズリットは背筋に冷たい者を感じて後ろを振り返ったがそこには壁があるだけだ。

首を少し傾げながらリズは目の前の会話に集中する。

ここは、アンドロメダの艦橋である、


「長官、大成功ですな」


参謀長の言葉にハルゼーは浮かない顔で頷いた。


「ああ」


「どうしたというのです長官? 敵空母撃沈に加え間もなく第1次攻撃隊が攻撃を仕掛けると言う時に……」


「日本海軍のモンスター戦艦がついている状態のこの戦況は確かにいい。

だが、この情報の活用方法がどうも解せん……普通分かるか? 日本艦隊の正確な位置や弱点の解析など」


「情報を集めれば可能でしょう」


「そうではない。 まるで、奴らは見てきた情報を私達に与えている気がするのだ」


「まさか、長官はドイツや日本の機動戦艦は未来から来たと言うんではないでしょうね?」


「そんなSFがあるわけないな」


参謀たちと共にハルゼーは笑った。

だが、内心は疑いを持っていたのは事実だった。


その時である。

慌てた兵士が飛び込んできた。


「アポクリファより発光信号です。 敵第1次攻撃隊接近中、数272機! 全てジェット戦闘機です」


「相手は竜神か? 神雷か?」


参謀長が聞くと兵士は慌てて答えた。


「竜神とのことです」


「よし」


参謀長はにやりと笑った。

ついに新兵器の出番が来るのだ。


「あの艦隊に発光信号対空防御用意を通達しろ」


「イエッサー!」


第5艦隊の周囲に展開していた500隻の小型の船が動き出す。

どれもジェットエンジンを搭載したその小型船は甲板に大きな丸いものが乗っている奇妙な船だった。

その船達は艦隊を取り囲むように……あるいは艦の横に付き展開していった。


「ドイツに支援要請。 誘導ロケット弾とジェット戦闘機の援護を要請せよ」


ハルゼーは言うとその命令は直ちに実行されたが返ってきた返答にハルゼーは困惑した。

その内容は


「我が艦隊は攻撃以外に協力しない」


その一言だけだった。

つまり、防御は自分達だけでやれと言ってきたのである。


「無礼な奴らだ! 仮にも同盟軍だろ!」


参謀の一人が怒鳴るがハルゼーは冷静に


「元々、この状況がおかしいんだよ。 第2次攻撃隊の発艦はどうだ?」


「後、5分で終わります」


「よし、直掩全機で日本海軍のジェット戦闘機を迎撃させろ」


「イエッサー!」







ハルゼーがシューティングスターに迎撃を命じたその頃、米第1次攻撃隊は

日本艦隊を補足していた。

対空砲火が彼らの周りを揺らす。

数機のシューティングスターが炎を巻き上げて墜落していく。

それに加え、日本海軍は熱探知形式のミサイルを放ちシューティングスターやアベンジャーを撃墜した。

しかし、この頃の、日本海軍のミサイルの命中率は御世辞にも高いとは言い難かった。

初期の、ミサイルにも見られたように太陽に向かい飛んでいくミサイルも多数存在したのだった。


「戦闘機隊は竜神を引きつけろ! 後は戦艦と空母を狙え!」


隊長の言葉の通り米第1次攻撃隊は猛然と日本艦隊に襲いかかった。

そして、マーナガルムは制空に当たる竜神に襲いかかる。

その、隙がアベンジャーの接近を許したと言えた。


武蔵が見える見える位置まで接近したアベンジャーのパイロットの一人アレクサンダー少尉は怒りに燃えながら


「死ね! ジャップ!」


それに続き数発の魚雷が投下された。




「ひ、左弦魚雷接近!」


「ジェットエンジン最大! かわせ!」


朝倉艦長の指示で武蔵は最大の50ノットまで増速する。

たちまち、魚雷は武蔵の後方をむなしく過ぎ去った。


「馬鹿野郎! 訓練で何をしていた! 敵戦艦はジェットエンジンを積んでいるんだぞ!」


数百のアベンジャーは再び攻撃態勢に入った。

集中的に狙ったのは信濃である。



「ひっ!」


信濃の艦魂小雪は恐怖に怯えた表情で後ずさった。


「左舷!右舷 前面より


アベンジャー雷撃機接近!」


「挟み打ちか……」


信濃の艦長は言った。


「食らいやがれ!」


魚雷を放とうとしたアンベンジャーはミサイルに吹き飛ばされた。

続けて、村雨の速射砲により右舷より、接近していたアベンジャーやヘルダイバーが消し飛ばされる。






「長官、このままでは……」


黒島が山本を見る。

近接信管やミサイルのおかげでかなりの数の撃墜が確認されているが敵は次から次へと現れている。

それに、シューティングスターだけならまだしも、あの13機のドイツの戦闘機は厄介だった。


「せめて、震電だけでもこちらに合流させておくべきだったか……」


今更ながらに山本は蒼雷の量産化ができていないことを悔やんだ。

量産できていれば坂井を始めとする撃墜王達に渡っていたはずだ。


「敵機、直上!急降下ぁ!」


はっとして、山本は空を見上げた。

天井しか見えないが甲板にいる兵士はヘルダーバーが突撃してくるのがはっきり見えた。


「ドリーの仇だ!思いしれ!」


巨大な爆弾はヘルダイバーを離れるとみるみる艦橋に向かい落ちていく。

対空砲火が嵐のように爆弾に飛ぶが当たらない。


「長官!」


宇垣参謀長が山本を押し倒して上に覆いかぶさった。


ズドオオン


すさまじい爆音が轟、武蔵の艦橋は煙に包まれてしまう。


「そ、そんな……」


甲板では茫然と艦橋を見上げる兵がいた。


作者「そ、そんな……」


朱里「……」


作者「あの、無言で刀を背中に押しつけないでください痛いです」


朱里「彼はどうなったんですか?」


作者「いや、あの……」


朱里「……」


作者「き、奇跡は起きます起こしてみせます」


朱里「ふっ!」


ズバアアアア


作者「ぎょああああああああああああああああああああああああ!」






ドミニク「真っ二つだな作者」


作者「まったく、毎回再生する身にもなってくださいよ」


ドミニク「ところで作者はいつまで連休だ?」


作者「日曜までです」


ドミニク「どこか行くのか?」


作者「いやいや、後は家でのんびりしているよ。 寝転がって漫画やアニメでも見ているさ」


ドミニク「駄目人間だな」


作者「休みの行動まで束縛されたくないさ」


ドミニク「執筆はどうすんだよ?」


作者「まあ、ぼちぼちにね」


ドミニク「ふざけんな早く完結させちまえよ」


作者「というか終わりがまだまだ見えないんですが……」


ドミニク「最終決戦なんだろこれ?」


作者「日米はね」


ドミニク「ってことは?」


作者「どういう結末であれ日本連合艦隊VSドイツ連合艦隊の決戦はある」


ドミニク「先が長いな……2010年に終わるのか?」


作者「たぶん無理、終わってたとしても2011年になるかと……まあ、私が死んだら未完ですが……」


ドミニク「死ぬのか作者?」


作者「今の時代に何があるかわからないからね。 中国と戦争になるのは遠い未来じゃないだろうし」


ドミニク「ああ、あのパクリ大国な」


作者「どうも最近はきな臭い……この小説を沖縄の人は見てないだろうけど普天間のことにしたって9条変える気ないならアメリカと仲悪くなることしなければいいのに……」


ドミニク「ああ、お前の国の法律変な法律だよな。 武力の放棄とかいいながら武力持ってるし」


作者「まあ、自衛隊の存在がなくなれば日本はそれこそ日本自治区になってしまいますよ。 というか自衛隊は違憲だとか日本にアメリカ軍はいらないとか言ってる人達って何考えてるんでしょうね? 本気で武器を持っている相手に話し合いましょうなんてことで解決すると思ってるんだか……私なら領土問題をニコニコしながら素手で話し合いましょうなんて来たら問答無用で馬鹿な奴だと手にしている拳銃で撃破しますよ?」


ドミニク「まあ、軍隊は抑止力って面も大きからな。 日本連合艦隊も抑止力って面が強かったんだろ?」


作者「ですね。 まあ、結果はこの通りですが……」


ドミニク「なんかよ作者の国ってもうどうしようもないんじゃねえ?」


作者「まあ、社民党と連立している状態だからね……はっきりいって共産党と組んでるのとあんまり変わらない……あの人達はニコニコして話し合うというより中国や北朝鮮に土下座モードだから……」


ドミニク「老後まで死ぬなよ作者」


作者「とりあえず貯金だけはしときます」


フィリア「キャハハハ、関係ない話ばかりしな~い!」


作者・ドミニク「ぎゃああああああああああああああああああああ!」


ズドオオオオオオオオオオオオオオオオン

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