表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
117/316

第113話 帰国

1943年1月10日の早朝に真珠湾を出港した機動戦艦『紀伊』と原子力空母『蒼龍』 『飛龍』は12日の早朝、横須賀の軍港に到着した。

道中心配された襲撃は皆無であった。

さすがにモンスターと恐れられる紀伊がいるのである。

たとえ見つけても手を出そうとする愚かなアメリカの船はなかった。


横須賀には本来停泊しているはずの空母の姿はない。

ちらほらと海防艦や駆逐艦などがいるだけで重巡などの姿はなかった。


重巡を主力とする艦隊は今、南太平洋にいるからだ。

先日のフェンリル襲撃を受けて他にも函館を拠点とする北海艦隊などに艦を取られているため日本の一大軍港である横須賀はさびしく感じたものだった。


「ずいぶん寂しいものだ…」


紀伊から飛び立ったヘリコプターから横須賀の港を見て連合艦隊司令長官山本 五十六が言った。


「主力艦隊がハワイですからね。しょうがありませんよ」


横に座っている独立機動艦隊司令長官 日向 恭介が言った。

ハワイにいた時の格好ではなく今ではきっちりと軍服に身を包んでいた。


「出来れば日本にもある程度の戦力を残したいのが本音なんだがなぁ…」


山本はため息をつきながら言った。

それで先日のドイツ未来戦艦フェンリルの襲撃を防げたとは思えないが日本本土をがらがらにしたのも事実である。

本土防衛を担う陸軍は面目丸つぶれというわけだ。


「だからでしょう。ガダルカナルからは決して引こうとせず短期決戦ではなく長期にわたる戦いを陸軍は考えている」


「まあ、フェンリル襲撃のおかげで少し弱気になっている奴らもいるようだがな」


元々日本陸軍はドイツ陸軍を尊敬している。

本音はおそらくドイツと仲良くしたいのだろう。

先日のフェンリル襲撃で陸軍はドイツ撃つべしというよりは再び手を組むべきではという

話まで持ち上がっているそうだ。


「ふざけた話だ」


山本はため息をついた。

山本 五十六はヒトラーが書いた我が闘争の原文を知っている。

日本語で書かれた本では削除されていたがその原文には日本民族は下等民族であることが

明確に書かれている。

戦争前は世界の流れから仕方なくドイツと組んだ日本ではあったが今はとんでもない話である。


今回の帰国では天皇と大本営に掛け合いあることをすることが目的であった。














皇居の一室に通された山本と日向がしばらく椅子に座り待っていると以前と同じように昭和天皇は部屋の中に入ってきた。

日向と山本は敬礼をしようとした。


「よい。2人とも朕に構わずかけよ」


昭和天皇は軽く手を上げて自らも椅子に座るといった。


「はっ!失礼いたします」


山本と日向は椅子に座る。

本来の謁見とはかけ離れた会議室での面会。

これは昭和天皇が可能な限り情報を欲している証拠だった。


「まずは山本、ハワイ攻略大儀であった」


「ありがたきお言葉です陛下」


山本が頭を下げた。


「そして日向、協力感謝する」


「私は日本を滅びから救うためなら何でもします。どうかお気になさらないで下さい陛下」


「そういってくれると助かる」


昭和天皇は目の前に用意された紙の資料に目を通した。


「して?朕に何か頼みごとがあるのだろう?」


「陸軍の暴走を陛下に止めていただきたいのです」


山本が言うと昭和天皇は山本を見た。


「どういうことだ?」


日向と山本はガダルカナルから陸軍が再び米豪遮断作戦を実行しようと躍起になっていることを昭和天皇に伝えた。


「陸軍はこれまでの我が軍の圧倒的な勝利に完全に目を曇らせています。アメリカを簡単に降伏させられると思っているのです」


海軍の方針はこれまで道り短期決戦である。

ハワイを占領し休戦を迫る案は瓦解したがこちらには世界中のどこの国も持っていない

核ミサイルがある。

これをアメリカ本土に叩き込み休戦を迫るのだ。

だが、核は大量破壊兵器である。

未来の核兵器は広島や長崎に落とされた核爆弾とは違い1つの町ぐらいなら完全に破壊することが可能なものだった。

そんなものを町に落とせばアメリカとやることは同じ。


人が少ない場所に落とすだけでもアメリカは恐れおののくだろう。

さらに圧力をかける方法を山本と日向は考えてある。

そのためにアメリカ太平洋艦隊の無力化は必須であった。

そのためにも南太平洋に主力艦隊を派遣して長期戦略などまさに愚の骨頂であった。


「朕は暴走を控えるように言えばよいのだな?」


天皇は言った。


「はい、それと陛下にお願いがございます」


「なんだ山本?」


「はい、それは…」


その願いは後の日本軍を驚愕させることとなる。


そして、それを聞いた天皇は少し考え込むようにしていたが…


「分かった」


と承諾したのであった。



作者「うーん…」


小雪「どうしたの作者さん」


作者「ああ、小雪か…実はですね。最近自分おかしいんじゃないかと思うんですよ」


小雪「え?なんで?」


作者「本屋に行って例えば日本地図や世界地図をみるじゃないですか」


小雪「うん」


作者「日本を攻めるならどこからだとか何万人くらいいたらいいかとかアメリカ本土攻略の作戦を地図みながら考えるとか考えることおかしいでしょ?」


小雪「よくわからないけど戦記書いてるなら当たり前じゃないの?」


作者「おお!そういってくれると助か…」


由真「小雪に触れるな!汚物がぁ!」


作者「ぎゃああああ!」


ズドオオオオオオン


小雪「あ…」


由真「小雪大丈夫?汚されてない?」


小雪「ただ話してただけだよ」


由真「だめよこいつといると汚れるわ」


作者「ひどい!」


由真「ふん、噂通りの再生能力ね。でもこれを使えば次の後書きまで出てこれないわ」


作者「うわあああ!またブラックホール爆弾!」


由真「さようなら」


キュバアアアア


作者「ぎゃああああ!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ