俺の数奇な運命
初投稿ですがよろしくお願いします
『』は回想の中のセリフとなります
まあ回想しかありませんが
『………ホテルの料理人を辞めさせられて何日たっただろうか………
とりあえず7日は過ぎただろう………
………
腹が減ったな………金は………ハハッ………これっぽっちか………
これじゃあパンの欠片も買えねえや………
ん………?』
黒いローブを着た女なのかよくわからないのが近づいてくる
『………貴方………ちょっといい?』
『………俺みたいな浮浪者になんの用だ?』
『貴方………料理人だったでしょ………?』
『………まあな………でも料理長のそのボンボンに辞めさせられたけどもな………』
『………料理は得意なんでしょ?』
『当然だろ?料理人だったんだから』
『………』
『なんだよ』
『………貴方、私の下で働かない?』
『何言ってるんだよ………俺なんか雇っても国にあんたごと消されるだけだ、あの料理長宰相と繋がってやがった………』
『なら尚更ね』
『え?』
『………あっ………自己紹介がまだね………私は、ミュート、ミュート・スカーレット、まあ紅い魔女って呼ばれてるわ』
『おい………紅い魔女って噂だろ………?からかってるのかよ………』
『………まあいいわ、来なさい、ハッ!』
突然俺と黒いローブの自称女の辺りが光り始める………
『おわっ!?』
バシュッ
気がついたらだ………
そこは何やらデカい釜やら訳のわからない器具やらが色々あった………
『これでわかった?』
いつのまにか、女のローブのフード?が取れて、キレイな黄色い髪が出ていた………