【俺の料理は胃を掴むものではない、満たすものさ】
個人的にこの料理はよく食べるので、皆さんにもお教えしようかと、
書いたのですが、もし伝わりにくかったら本当にすみません。
日常4
【俺の料理は胃を掴むものではない、満たすものさ】
とある訪問者が来る前の、夜鷹 佚聖の調理風景。
しがなく、料理をすることになった俺は、
冷蔵庫に入れてあった、有り合わせの材料で、
自称最高の料理を作り上げることを決した。
材料、玉ねぎ、半分に切られた大根
一部がカピカピなベーコン、表面が乾燥して見えるバター、
そして、その他調味料。
これから、作られるのは、
おろしポン酢和風パスタである。
名前のとおり、調味料のポン酢を主に使い調理する和風パスタだ。
早速だが、調理に取り掛かろうとしよう。
まず、パスタを茹でる必要がある当然だ。
鍋底が深い鍋に水を入れる、のではなく・・・
あえて、鍋底の浅い、フライパンを使用する。
鍋の水を沸騰するのを短縮するためにに、
フライパンでパスタを茹でるのだ。
フライパンだと、火の通りも早いので、すぐさま、水は沸騰する。
さっそく、フライパンを用意し、
指の第一関節にあたる部分に、水をフライパンに張る。
その時、一緒にパスタ麺も入れておくと、
冷たい水でも、少しばかりか、水を吸うのだ。
その分、茹でる時間も、そこそこ短縮されるわけさ。
パスタを茹でている間に、材料を切っていくとしよう。
玉ねぎは、食べれる大きさに、輪切りにする。
ベーコンは、角切りにしていく。
大根は第二の主、そして一番めんどくさいと思う過程なので後回し。
もう一つ、フライパンを用意し、火で熱する、
火で熱したフライパンに、バターを投入。
冷蔵庫で、冷やされた、バターはすぐに溶け、
液状になる、ここですぐさま、ベーコンをブチ込む。
ジュウジュウ、とベーコンがフライパンの上で熱しられ、転がされる。
このバターで焼かれた、ベーコンだけでも腹を満たせそうだ。
一つ手に取り試食、カリカリだったら、一旦皿へ移す。
別にカリカリでもなくて良い、ベーコンに求める食感は人それぞれだから。
次は、玉ねぎを炒める。
ベーコンの調理に使ったフライパンのままで炒めていく。
少しだけ、バターはフライパンに残っているので、
そしてベーコンの油で、玉ねぎの調理は十分に可能。
少し、きつね色になれば、皿に一旦移す。
具材は、一通り終を告げて、最後に大根が待ち構えている。
料理のタイトル名に、おろしが入っているのお気づきだろう?、
そのおろしは、無論、大根おろしのことである。
さっき言ったように少し、面倒な過程なので、後回しにしたのだが、
何が面倒なのかと言うと大根をおろすことが、面倒と言える。
だが、さらに面倒なのは、一般的には下ろし金で大根をすりつぶして、
おろしを作るわけなんだが、俺はちょっとどころか
相当面倒な手を使うのである。
それは、大根を包丁でみじん切りにすると言う事です。
正直に、これは素晴らしいくらい時間がかかるので、
普通は誰もしないと思われる。
なぜ俺は、包丁で大根おろしを作るのかと言うと、
下ろし金で作られる大根おろしは、細かすぎるのだ。
俺は少しだけ大根の小さな塊が入っている大根おろしが好きなのだ。
だったら、大根を半分にし、半分は下ろし金に使い、半分は包丁で使う。
そっちのほうが、効率がいいと思われる。
だが、俺はそれをしない。
だって、下ろし金あれ間違ったら、指ごと削っちゃうじゃん?
小さい頃に一度、野菜を削っているときに指ごと削って、
小さなトラウマなのだ。
まぁ、別に大量の大根おろしを作るわけじゃないので、
下ろし金は必要ないだけだ。
けっして、下ろし金にビビっているわけではないことを、ここに表明する。
さて早速、調理に取り掛かる
大根は輪切りにするのだが、ここで一つ大事なポイントがある、
薄く切ることだ。
そしたら、簡単にみじん切りができ、
シャキシャキとした、大根おろしを作れるのだ。
たったの五分で、大根おろしの完成だ。
食材たちを調理しているあいだに、パスタは既に出来上がっている。
ほとんど、水が蒸発して、パスタだけ残るっこともあるのだが、
今回は、水を多めだったから、少し残っていた。
フライパンを持ち上げ、ざるへとと流し込む、
別に、水で流さなくてもいいのだが、
俺はあえて温まったパスタを冷水で冷ましていく。
一通りの準備は、終わった。
最後は、このパスタと共に事前に調理した
食材たちを一緒に炒めていくだけだ。
さっそく、パスタはバターがひかれ熱しられたフライパンに入れる。
すぐさま、ポン酢を入れる。
パスタは焦げないよう、菜箸などで、動かし続ける
調味料の配分としては、ポン酢、大さじ三杯
塩コショウを適当に少々、味の素を入たりしてもいいだろう、
基本のベースはポン酢なのだから、他の調味料を加えずとも、
案外味ははっきりとしている。
大体、水が飛んだと思われたら、調理した食材たちを入れ、
パスタに絡めて炒めていく。
ポン酢をベースとした、パスタは、甘酸っぱい香りを放ち、
俺の胃を刺激する。
ああ、このままかぶりつきたいものだ。
ある程度に炒め終えたら、皿に盛ってていく
ここで、また一つ重要なのだが、トングを使い。
皿の中心が開くように、盛り付けなければならない。
トングで、パスタを持ち上げ、手首をひねりながら、
丸を描くように、皿に持っていく、少しばかりか量が多かったので、
皿の中心が狭く見えるが、問題ない。
さてはて、ここで出来上がりと言っても
誰もが納得して、はい、いただきます。
をするだろう、だがまだ終わりではない。
最後にトッピングするのは・・・
そう、大根おろしだ。
大根おろしを雪山のように積み上げる、
さほど量は多くないので、小さく可愛らしい白銀の雪山が出来上がる。
ここで、最後のしめにあれを・・・・と
思った矢先に、とある訪問者が俺の家にやってきたのであった。
みなさんも、是非チャレンジを☆