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運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生してしまったのは何かの手違いだといいのだが……  作者: アオ


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95/96

#95 現実世界へ

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して

しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!

朝食を取った後バーティさんと最後のあいさつをして分かれる。

サールズ「壮太はもうこの世界に残らないんだな」

俺「はい。現実世界は目を背けてしまっていましたが少しやってみたい

  ことができたので……だから戻りますよ」

サールズ「そうか壮太の意思は固いんだな……もう少しだけ待ってくれ」

俺「大丈夫ですよ。慌てずにゆっくり考えてください」


そして話し合いの結果、最終日は別々で行動することになった。

サールズさんが現実世界に戻るか否かは夕方もう一度ギルドの酒場へ行き

決めるそうだ。それまでは最後の異世界をじっくり堪能することにした。

一番最初に行ったことは移動系呪文を使って一番最初の村へ戻った。

みんなにお礼を伝えたかったからだ。同じ理由でこれまで訪れた町や村に

順番に移動していった。


次にやることはモンスターとの最後のバトルだ。

この異世界に来てからかなりの数のモンスターを倒したがそれをできるのも

現実世界へ帰る今日が最終日……これまで習得してきた呪文を使いながら

モンスターを倒していく。すると、レベルアップの効果音が聞こえた。

俺「たくっ……今レベル上がっても遅いっての……」

そう文句を言う俺だが内心は久しぶりにレベルが上がって少しうれしい。


一通りモンスターを倒した後は、ギルドの酒場へ戻って昼食だ。

この異世界に来て驚いたことの一つである料理の質の高さだ。

現実世界ではこれを食べようと思ったらそれこそ毎回シェフが付いている

ようなものとなっているだろう。そう思うとかなり質が良いと言える。


そして午後は道具屋を回る。サールズさんから"気になるものがあったら

なんでも買っていいぞ"と言われて渡された多くのお金。

そこにあった巻物を手当たり次第に買っては習得して試し打ちをする。

中にはモンスターを二体に分裂させるという面白い効果の呪文もあった。


あっという間に時間は過ぎ、サールズさんと約束の時間になった。

俺は少し緊張した様子で集合場所であるギルドの酒場に着く。

一足先に着いていたサールズさんがそこにいた。

サールズ「どうだった、最後の異世界楽しめたか?」

俺「はい!そこそこの時間この世界にいたのでいざ離れるとなると

  なんだか寂しくなってしまいますね……」


サールズ「そういうものなんだな……それで壮太俺は……

     もう少しだけこの異世界に残ろうと思う」

俺「わかった。サールズさんにも何かやりたいことが

  見つかったみたいで良かったよ」

サールズ「うん。その用事が済んだら戻って時間はかかっても

     絶対に壮太のところに会いに行ってみせる」

俺「向こうの世界で待っているよ。じゃあまた」

サールズ「うん、体調には気をつけろよ!」


サールズさんのその声を聴きながら俺はギルドの酒場を後にした。

そして町長さんの家に入る。

俺「サールズさんはこの世界にまだ残るって」

父「そうか……よしっ、壮太準備はいいな?」

俺「ああもちろんだよ!」

父「じゃあ町長さんよろしくお願いします」


町長「わかったよ……戻っても元気でやってくださいな!

   アナザーワールドホールを展開!」

町長さんがそういうと俺たちの目の前に青色の穴が出現した。

町長「これで元の世界へ帰れるはずです。どうかお気をつけて」

父「ああ世話になったな!町長さんもどうかお元気で!」

俺「お世話になりました!ありがとうございました!」

俺たちはそう町長さんにお礼を言って穴に飛び込む。


……ピーピーピー、部屋に響き渡る電子音で俺は目を覚ました。

目線を動かすと知らないところに来ていた。

そして隣からは誰かがすすり泣いている音がした。

必死に声を出そうとするが出ない……なんとか出した声に反応するのは

母さんだった……母さんの顔久しぶりに見たな……

そう思っていると母さんがいきなり俺に抱き着いてきた。

母「よかった……よかった……本当によかった……」


一週間後……外を歩くと本当に現実世界に戻ってきたのだと実感する。

聞いた話によると俺は事故の後五日、目を覚ましていなかったようだ。

そして俺が現実世界に戻ってきたと同時に目が覚めたのだろう。

あんな濃い生活が現実世界では五日ということを知って驚いた。


しかし一つ心残りなのは父さんがいないということだ。

もちろん俺が小さいころに亡くなっているためずいぶん昔のことだ。

それでもあの異世界での出来事がこちらに反映されているなら

父さんも俺と同じように生き返るはずだ。でも何も変化がない。


あの優しい声の父さんを思い出すと今でも涙があふれてくる。

いや俺は決めたんだ。あの異世界の出来事がきっかけで

大学生活を頑張ってやるんだと思い俺は大学へ足を運ぶ。

現実世界では約二週間ぶりに大学へ来たことになるので先生たちも

心配していたようだ。ただもともと友達がいなかったのでそれ以外の人から

心配されるということはなかった。

それでも俺は自分から進んで話の輪の中に入るようになった。

これができるようになったのもサールズさんたちのおかげだ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

次回はとうとう最終回となります!

それでは最終回お会いしましょう!アオでした~!

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