#83 怨念の討伐
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
さらにモンスターの攻撃は猛威を振るう。
?「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」
バーティ「オールアトリビュートヒット!」
サールズ「くそっ……全然体力が減らねえ……」
サールズさんはそう言いながら何か悩んでいる様子だった。
?「許さない許さない許さない!」
モンスターの攻撃は止まることを知らない。俺にも攻撃がヒットして
ダメージを受ける……もう魔力が底をつきようとしていた。
俺「サールズさん!もうすぐで魔力がなくなりそうです!」
バーティ「こっちも体力・魔力ともにまずい……くそっ……」
サールズ「……使いたくはなかったがこれを使うか……
一つだけみんなに問う。これを使ってもいいか?」
サールズさんがそういうと脳内にサールズさんの"デスルーレット"の
名前と効果が再生される……確かにこれを使わないと勝てそうにない。
バーティ「……リスクはあるが、もうこれを使うしかないのかもな」
バーティさんの仲間である赤ちゃんも無言でうなずく。
サールズ「……じゃあ遠慮なく使わせてもらうぜ!デスルーレット!」
サールズさんがそう呪文を唱えるとサールズさんの目の前に
とても大きな回転しているルーレットが現れる。
?「なんだこのルーレット……これで倒したのか。許さない許さない」
サールズ「次に倒されるのはお前なんだよぉ~!」
そう言ってサールズさんはいつの間にか片手に持っていた短剣を
ルーレットに投げる。ルーレットに短剣が突き刺さると
ルーレットはスピードを緩めて数秒後、止まった。
そこに刻まれていた文字は"敵"……そのとたんさっき前の前にいた
モンスターが紫色のドクロの形をしたもやが襲われる。
俺「ひっ……」
思わずその効果の恐怖に俺は悲鳴をもらす。
?「なっ……なんだこれは!?うっ……う゛う゛わ゛ぁ゛……
許さない許さない許さない呪ってやる゛~……」
そう言い残してモンスターはチリになった。
サールズ「……ふぅ~。なんとか運がこちらに傾いてくれていたな」
そう言ってサールズさんはその場にうなだれる。
すると怨念を倒すことができたおかげかバーティさんの仲間が
赤ちゃんからもとに戻った。
バーティ「戻ることができたな……にしてもさっきサールズが使っていた
脳内に語り掛けてくるものすごかったな」
俺「ですよね!もう長い時間サールズさんと一緒に旅をしてきましたが
こんなものを使えるなんて初めて知りました!」
サールズ「実は言うと、この魔王城に入ったときにいきなり習得してね」
俺「えっ!?でもなんで魔王城に入ったときに……?」
サールズ「それはわからないがとにかく便利そうだったから使ったよ」
俺「確かに声で言うとモンスターに作戦が伝わってしまいましからね」
サールズ「ああそういうことだ」
バーティ「四天王のうち二体は倒すことができたな……残り二体か……」
サールズ「ああ、とりあえず魔力だけ回復しておくか」
そう言ってサールズさんは持っていた小瓶をみんなに渡す。
俺「ありがとうございます」
早速もらった小瓶を俺たちは一気に飲み干す。
俺「ん~!魔力を回復するアイテムなのになぜか体力まで
回復したような感じになりますね!」
バーティ「確かにそうだな。よしっ!これで準備は万端だな?」
バーティさんがそういうと俺たち一同はうなずく。
バーティ「今戦ったモンスターもそうだが四天王たちは普通のモンスターに
比べて格段に強くなっている体力のことを最優先にして
戦うようにすること。そしてこのメンバーで魔王討伐が目標だ」
改めて俺たちの目標を確認するとサールズさんを先頭にして奥へ進む。
サールズ「っ……久しぶりに雑魚モンスターが出てきたな。ビッグサンダー!」
雑魚モンスターの割には強い呪文を使うサールズさん。
つまり、雑魚モンスターですらそれだけ強いということになるだろう。
そして奥へ進むこと数分……時々現れる雑魚モンスターは追跡型でなければ
戦わずにそのまま先へ進もうという方針になってどんどん奥へ進んだ。
俺「もう魔王城に入ってからだいぶ経ちましたよね?」
サールズ「ああ具体的な時間はわからないがかなりの時間が経ったな」
俺「でも不思議とおなかが減ったり眠たくなったりはしませんね」
バーティ「それについては彼女の補助呪文が効いているからだよ」
俺「えっ!そんな呪文もあるんですか!?」
俺が驚きながら質問すると彼女は顔を縦に振る。
バーティ「長旅になるときはいつも俺たちはこうやって空腹や睡眠を
しのいでいるからな。本当に便利な呪文だよ」
サールズ「でもなんで彼女はそんなに補助呪文が豊富なんだ?」
バーティ「それは彼女の職業が関係しているかもしれないな。
ただそのことに関しては俺にも教えたくない理由があるらしくて
細かい情報は知らない。まあ知らなくても助かっているからな」
なるほど。確かに彼女のその情報は知りたいが無理に聞き出すのもよくない。
そんな状況になりながら俺たちは奥へ進んでいく。
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




