#70 頂上のモンスター
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
数分後、俺たちは強くなったスライムを全て倒すことができた。
俺「にしてもなんでしょうかこのスライムたち?亜種ですかね?」
サールズ「わからない……ただ亜種というよりは改造されたモンスター
なのかもしれない……あくまで予想に過ぎないが」
俺「改造……?なんでわざわざそんなことを?」
サールズ「完全に俺の予想だがこの塔に来た時思ったんだ。ここは
本来試験か何かで導入された設備ではないかって」
俺「ああ、確かにサールズさんそんなこと言っていましたね」
サールズ「それでその試験のために特別に改造されたスライムでは
ないかって思ってね。」
俺「なるほど……でも実際にそんなことできるんですかね?」
サールズ「それはわからない……何度も言っているけどこれはあくまで
俺の予想だからなんともわからないけどな」
俺「もしかしたら頂上にいるボスを倒せば何かわかるかもしれないですね」
サールズ「だな。よしっ、それじゃあ次の階へ行くとするか」
そう言って俺たちは次の階である二十三階へと向かった。
サールズ「っ……こいつもどこかで見たことあるモンスターだな」
サールズさんの言う通りそいつらは"オーガ"だった。
二十三階にたどり着いて数分後……案の定こいつらも強化されていた。
サールズ「くそっ……改造されたモンスター全て体力多いな」
おそらくステータスオープンを使ったのだろう。
サールズさんが愚痴をこぼしながら攻撃を続ける。
そして数分後、やっとの思いで改造されていたと思われるオーガを倒した。
俺「ふぅ~……にしても一回の戦闘でかなりの魔力と体力が持ってかれますね」
サールズ「ああ、その通りだな……これじゃあアイテムがいくらあっても
足りなくなってしまう。次の休憩所に行ったらアイテムを買い足そう」
そんなことを話しながら俺たちは次の階へと向かった。
俺「そういえばあれから全然レベル上がっていませんね」
俺は自分のステータス画面を見ながらサールズさんに言う。
サールズ「言われてみれば確かに一レベルも上がっていないな……
成長速度は遅くともこれだけ倒しておけば一くらい上がればいいが」
俺「もしかしたらこの塔の中にいるモンスターたちは特殊で経験値が
入らないシステムかもしれませんね」
サールズ「確かにそれはありそうだな」
まあ、とはいってもレベルが上がっても新規の呪文を取得できないと意味がない。
二十四階、二十五階、二十六階……と順調にクリアしていきとうとう
休憩所までたどり着いた。やっとだ……ここまで長かった。
二十階台のモンスターたちは全てが改造されているようで
前に戦ったことがあったときよりもはるかに強くなっていた。
そのせいで持っていたアイテムが底をつきそうな状況だった。
サールズ「やっとここまで来たな。とりあえず体力・魔力を回復するか」
俺たちは天使象の前に立ち全回復させる。
俺「これ持ち運びができたら無双できますね」
サールズ「そうだな。まあ絶対に無理だけどな。
そしたら次はアイテムを購入するぞ」
道具屋の店員はもちろん機械だった。
俺「こういう機械ってどうやって電力を供給しているんでしょうか?」
サールズ「わからないけどこの異世界なら魔力とかで動かせる
可能性がある気がするけどな」
確かにサールズさんの言う通り、呪文があるためそれを使っている可能性も。
サールズ「よしっ、俺は準備できたが壮太は大丈夫か?」
俺「はい!もう大丈夫ですよ!」
サールズ「それじゃあ三十階のボスモンスターとのバトルスタートだ」
そう言ってサールズさんが大きな扉を開けた先には長い螺旋階段が続いていた。
俺「らっ……螺旋階段?でもなんで?」
いきなり登場した螺旋階段に俺は戸惑いを隠せなかった。
サールズ「もしかしたらこの階段の先が頂上なのかもな」
そういうサールズさんの表情は少しこわばっているように見えた。
螺旋階段を見下ろすと真下には塔がそしてそれより奥の方は山々が広がっていた。
そして階段を登りきると一番最初に聞いた機械音性がどこからか聞こえてきた。
【よくここまで来ました。それでは最後のボスとの戦闘をお楽しみください】
サールズ「やっぱりここが最上階になるのか……行くぞ!」
俺「はい!」
最上階とは言っても部屋ではなく完全なる屋上で落ちたら人たまりもない。
少しの緊張に震えていると奥から銀の檻が上から下りてきた。
サールズさんが警戒心を持っているのが見ているだけでよくわかる。
その姿を見て俺も少し引き締まった気持ちになった。
そしてその檻の隙間から見えたのは白く大きな歯だった。
さらには遠吠えのような音まで……そして檻が開けられバトルスタートだ。
サールズさんはその合図とともにすぐにビッグサンダーを放つ。
しかしそのボスモンスターは早く雷が到達する前の一瞬でその場から
いなくなっていた。その速さに思わず息をのむ。
そして気が付けば体の後ろに痛みが走った。
俺「っう゛っ!!……」
思わずその場にしゃがみ込んでしまった。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




