#66 VS中ボスモンスター(10階のボス)
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
俺たちはすぐさま攻撃を始める。
サールズ「ビッグサンダー!」
まずはサールズさんがお決まりの呪文で攻撃を行う。
それに続いて俺も新しい武器で切りつける。
すると魔獣が咆哮をする。その声に思わず俺は耳をふさいでしまう。
サールズ「……さっきの咆哮かなり厄介だな……毎回やられていては
攻撃の間隔が長くなってしまう……何かいいものは……」
俺「あっ!前にガチャで手に入れた耳栓ならありますよ!」
サールズ「でかした!その耳栓を使えば多少防ぐことはできるだろう」
そう言って俺はサールズさんに耳栓を渡す。
こんな運が悪くて入手したアイテムが役に立つ日が来るなんて。
俺も耳栓を装備して再び攻撃を仕掛ける。すると魔獣がもう一度
咆哮をしてきた。しかし耳栓があることによってひるむほどの
ことではなくなった。そのためほぼほぼ効かなくなったのだ。
サールズさんの方を見ると"グッ"と親指を立てていた。
おそらく耳栓の効果が良かったのだろう。俺も親指を立て返して
攻撃を行い始める。新しい武器も手に入ったこともあり
俺が普段使っているのは呪文ではなく通常攻撃だ。
サールズ「ステータスオープン!」
サールズさんがこの前新しく習得した呪文を使う。
俺には見えていないがおそらくサールズさんの方にはこの魔獣の
詳細が見ているのだろう。すると魔獣はその場にとどまり何かを
やる動作をする。攻撃かと思い避ける準備をするが何もしなかった。
さっきのあれは何だったのだろう……そう思っていると何かサールズさんが
話しかけている様子だった。俺は慌てて耳栓を取りサールズさんと会話する。
サールズ「さっきのためるような動作でこいつにバフがかかった。
壮太、その武器でバフをはがしてくれないか!」
俺「わかりました!」
そう勢いよく返事をしたもののどうやったら魔獣のバフを外すことが
できるのだろうか……そもそも武器の効果を乗せるには……?
俺「……まあ実際にやってみるが一番早いか!」
そう言って俺は通常攻撃を繰り出す。まずはこれだけで武器の追加効果が
発生するかどうかだ……サールズさんに目線をやると
サールズ「サンキュー!これで元の状態に戻ったよ!」
よかった……これが正解だったんだ。バフを解除した俺たちは再び攻撃する。
魔獣が大きく動くとがれきのようなものが上から落ちてきた。
そのがれきのようなものに当たってしまい少々ダメージを受ける。
何発か当たったがどうやらこれにはクリティカルヒットの判定がないらしく
そこが俺にとって一命をとりとめる助けになった。
俺「ヒール!ヒール!ヒール!」
回復呪文の方では一番弱いためヒールを連続使用しないと
体力は全回復しない……俺もキュアを習得できればな……
そう言えば、魔力がまだまだ余っている……効くかわからないけど
"ファイア&ブリザードA"を打って状態異常にしてみるか……
剣をしまい俺は呪文を唱える。するとそれぞれの属性をまとった球が
二発とも魔獣にヒットする。しかし魔獣の様子に変化はなかった。
サールズ「壮太、こいつは全状態異常に耐性があるらしい!」
俺「わかりました!教えてくださりありがとうございます!」
くそっ……思っていた通りにはいかなかったな……
そう思いながら再び剣を手に持ち通常攻撃で反撃を行う。
魔獣は俺たちに咆哮が効かないとわかったのかあれから咆哮を
やってくる気配はなかった。かなり賢いボスなのかもしれない。
サールズ「残り体力約半分!一気に畳みかけるぞ!」
俺「はい!」
サールズさんのステータスオープンの情報を共有してもらい
総攻撃を二人で始める。
サールズさんのオーラ展開を使い二人の攻撃力を上昇させて
攻撃間隔をなるべく短くするようにする。
さっきまでとは違い魔獣の体力にも限界が見え始めてきたようで
向こうからの攻撃頻度は徐々に減っていくのがわかった。
サールズ「もう少しだ!いくぞ!ビッグサンダー!」
サールズさんの呪文詠唱と合わせて俺は剣で切りつける。
そのどちらかが功を制したのか魔獣はその場で倒れた。
俺「……倒した……ふぅ~……かなり疲れましたね」
サールズ「そうだな……じゃあ次の階へ上がろうか」
そうだった。俺たちは塔を攻略するためにこのボスを倒していたんだ。
まだこれで終わりではなかった……
俺「……まさか終わった後も普通にモンスターと戦うんですか……」
てっきり休憩できるところがあるかと思いきやこれまでと同じで
モンスターが複数匹待ち構えていた……
サールズ「仕方がないな……さくっと倒して次の階に行くぞ!」
そしてサールズさんは俺が攻撃を行う前に攻撃を始め俺の助けなしで
複数匹のモンスターを倒す。さっきのボス戦に比べるとあっけない……
サールズ「さっきの中ボスが強かったから一般モンスターが弱く感じるな。」
俺「ですね。俺が攻撃をする暇もなくすぐに倒しましたからね」
サールズ「悪い悪い。やる気だけは残っているからな」
そう笑いながらサールズさんは次の階へ上がった。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




