#51 冒険者たちへの挑戦状
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
そして翌日も昨日と同じでひたすらにレベル上げを行っていた。
かなり疲れたがそのおかげで俺のレベルは38にまで上がった……
おそらくサールズさんもそのくらい上がっているだろうが、、この間に
レベルアップによって覚えた呪文や技は何一つなかった。
サールズ「……そうだったのか……まあそれに関しては仕方ないよな」
俺「……レベルアップで期待していたのでかなりショックですよ……
サールズさんは何か習得しましたか?」
サールズ「ああ、一応一つだけ新しい呪文を習得したぞ」
俺「本当ですか!?……やっぱり人によって変わるってことですね……」
サールズ「まあまあ、そこまで気を落とすな。いずれ習得できるはずさ。
それで俺が習得した呪文は"オーラ展開"というもの」
俺「オーラ展開?」
俺がオウム返しで言うとサールズさんはうなずいて
サールズ「使用者の攻撃力または守備力の数値を1.3倍にするというものだ。
もちろん、制限時間が付いているがその間にオーラに入った
キャラクター……つまりモンスターも含めて攻撃力または防御力が
1.1倍になる効果が付与されるらしい」
俺「おぉ~!1.3倍……かなり強そうなバフですね」
サールズ「ああ、現段階で俺の攻撃力が600程度あるから800くらい
まで上がるんじゃないかな?」
呪文の効果よりもレベル40手前の段階で600もある攻撃力に驚いた。
俺「その呪文も強いですけどサールズさんも十分攻撃力が高いですね!」
サールズ「前にも言った通り前世でかなり攻撃的だったから異世界でもそれが
反映されただけのことだよ。壮太もそうだろ?まあ悪い意味だが」
俺たちは苦笑いしながら疲れた体を癒すためギルドの酒場へ戻っていった。
ギルドの受付ではかなり人が多い……こんなに多いのは何かあったのだろうか。
そう思って俺たちは人ごみをかき分けて受付近くへ向かう。
するとそこにはとある紙が張り出されていた。
俺「えっと……"冒険者への挑戦状! 氷の絶叫イベント"?」
内容を見ようとするが人が多すぎて全く見えない……
受付の人「イベントに関してですがたった今ギルド運営から冒険者の皆様に
一斉に通知がいきわたりました。詳細についてはそちらを
確認してください。クエスト受注の方もいますのでここで
立ち止まらないでください」
まるで祭りの警備員の人のように声を張り上げる受付の人たち。
俺たちはその指示に従って一度食堂へ向かう。
サールズ「よしっ……さっきのイベントとやらの詳細を確認してみるか」
俺「そうですね。イベントかぁ~……わくわくしますね」
ソシャゲをたくさんやってきた俺にとって"イベント"というワードは
まさにわくわくさせるものだった……もちろん例外もあるが……
サールズ「えっと何々……"冒険者への挑戦状! 氷の絶叫イベント"。
ギルドに登録している冒険者ならだれでも参加可能!
イベントでは"イージー"・"ノーマル"・"ハード"の三つの難易度を
選びモンスターを倒すとポイントが手に入る。
期間中に設定されたポイントに到達するとその難易度を
プレイしている冒険者全員に報酬が出る……ということだそうだ」
俺「なるほど、今の説明を聞いている限りだと冒険者同士の戦いではなく
協力してポイントを集めようみたいな感じですね」
サールズ「そのようだな。どうする?参加するか?」
俺「そうですね。もうやることもなくなってきたので参加しますか!」
参加するための情報を入力しながらサールズさんが言う。
サールズ「それにしても、このイベントギルド運営ってところが主催らしいな。
ギルドの拠点とかって他の町にもあったりするってことなのか?」
俺「確かにそうかもしれないですね」
サールズ「それとどの難易度に参加する?」
俺「う~ん……俺たちの実力的に"ハード"は無理だとして初参加だから
"イージー"でもいいかもしれないな……」
サールズ「俺としては、簡単そうだから中間の"ノーマル"が良い気がするが」
俺「……よしっ!じゃあサールズさんの言う通り"ノーマル"にしましょう!」
ということでこのイベントに"ノーマル"で参加することになった。
サールズ「よし、これで正式にイベント参加ができたみたいだぞ。
それとこのイベントでは別の施設に行ってそこで開催するらしい。
そのため明日の午後一にギルドの酒場の隣に集合だとよ」
俺「了解!じゃあ明日の午前はこれから始まるイベントに備えるってことで!」
サールズ「そうだな。壮太の言った通りこれまでイベントなんてやった
ことがなかったからわからなかったけどなんだか楽しそうだな」
俺「ですよね!しかもそれで報酬も手に入るのですからやる気満々ですよ!」
俺が興奮しながら言うとサールズさんは苦笑いしながら
サールズ「じゃあ晩ご飯を食べたらすぐに寝るか」
俺「そうですね!いただきます!」
まだ人がまばらな食堂で俺たちは晩ご飯を食べ始めた。
三十分後……
俺「ではサールズさんまた明日!おやすみなさい!」
読んでいただきありがとうございました!
コメント(感想)をくださるとうれしいです!
それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




