#48 冒険者とともに
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
俺「冒険者の人たちだ!」
俺の声に気が付いた冒険者の人たちに俺たちのところに来る。
冒険者「お疲れ様。あの火山は攻略できたのかい?」
サールズ「それが第一関門としてダメージを受けるエリアが……
そして第二関門として竜の討伐が厳しくてまだです」
俺「ただダメージを受けるエリアに関しては超えれたので
あとはボスである竜の討伐が終わっていない状況です」
サールズさんの説明に俺が付け加える。
冒険者「なるほど、噂では聞いていたがダメージを受けるエリアという
ものが存在するのか……かなり厄介なダンジョンだな」
サールズ「はい。竜に関してですがかなり高い知能をしており
こちらとの意思疎通が可能……つまり話すことができます」
冒険者「なっ……なんだと!?モンスターと話すことができる……
それはかなり予想外のことだな……もしかしたら戦わずして
交渉で解決ができるのか……」
俺「解決?てっきり討伐するものだと思っていました」
冒険者「あっ……いや、討伐ならそれでいいな……」
そして冒険者の人たちに竜の討伐のため新しい呪文を習得したことも
報告した。その効果に驚いていた様子だった。
冒険者「なんとこの町にそんな巻物があったのか……
案外道具屋も侮れないな……それにしても二人では大変じゃないか?」
サールズ「おそらく大変だと思います……」
冒険者「なら俺たちが力を貸してやろう。ちょうどクエストも終わったからな」
俺「本当ですか!?ありがとうございます!手伝ってもらえると助かります!」
サールズ「そうだな。俺の方からもよろしく頼む」
冒険者「これで双方の合意がとれたことだし早速火山へ向かうか」
冒険者の方のチームは合計で三人、俺たち二人と合わせて五人での移動だ。
サールズ「これだけ人数がいると最上階まで行くのにかなり時間が
かかりそうだな……どうしようか……」
冒険者「ん?それはどういうことだい?」
冒険者の人が質問をしたのでこれまでの経緯を踏まえてサールズさんが語る。
冒険者「なるほど……確かそっちの子が移動系呪文を習得したんだよな?」
俺「はい!」
冒険者「その呪文で最上階まで移動することはできないのかい?」
俺「なるほど……少し試してみますね!」
そう言うとサールズさんや冒険者の人たちが俺の手を握る。
俺「ゼロフェイズ!」
頭の中にさっき竜と戦った最上階を思い出しながら呪文を唱える。
次に目を開けたときには火山が目の前に広がっているだけだった。
サールズ「やっぱり無理だったか。ここからは自分の足で行くしかなさそうだな」
サールズさんはなんとなくそう思っていたらしくてそのまま進んでいく。
進むこと数十分、やっとダメージを受けるエリアに到達した。
冒険者「なるほど……ここがダメージを受けるところか……確かに
熱くてとてもじゃないが戦闘はしたくないな……」
サールズ「ですがこのエリアでも問答無用でモンスターは現れます」
そう言うとやっぱりモンスターが現れた。
冒険者の人たちが戦闘準備をしたがサールズさんはそれを静止させた。
サールズ「ここで戦ってはろくに勝ち目がありませんなので、ビッグサンダー!」
俺「今のうちに先へ進みましょう!」
狭い足場を慎重に進みながらなんとか次のところまで到達する。
冒険者「なるほどビッグサンダーの効果で相手を遅くさせてその隙に
逃げるという戦法か……確かにありだな……」
すぐに今やったことを理解する。かなり理解力がある人だ。
そして同じような感じで次のエリアへ次のエリアへと移動していった。
冒険者「この火山、外の見た目に反してかなり長いな……」
俺「確かにそうですね……内部をぐるぐると回っているからでしょうか?」
そんな憶測を言いながら進んでいく。
サールズ「さて……この次が確か竜がいるところだったと思います」
冒険者「ああわかった……戦闘準備だけしておくよ」
俺もそれに合わせて剣を召喚してすぐに戦えるようにした。
サールズ「あれっ……ここじゃなかったっけ?」
次に進んだところには竜がいなかった。どうやらまだ最上階ではなかったようだ。
俺「サールズさんしっかりしてくださいよ」
俺は冗談交じりにサールズさんに言う。
サールズ「すまんすまん……次こそ竜がいるところだと思います」
生唾を飲み込んで俺たちは次のエリアへと足を踏み入れた。
竜「!またお前たちか……消し炭にしてくれるわ!」
前に戦った時とは違いかなり怒っている様子だった。
そりゃあそうだろう。前回不意打ちであんな攻撃をされたんだから
たまったもんじゃないだろう。しかしこっちは新たな仲間を引き連れてきた。
サールズ「ビッグサンダー!」
竜「そんなの効かないわ!ゴッドシールド!」
竜が思いっきりしゃべった後に呪文を唱えるとなんと竜と同じくらいの
魔法の盾が出現してサールズさんのビッグサンダーから身を守った。
サールズ「まさかこの呪文を守られるとは」
冒険者「五月雨斬り!」
そう言って冒険者は竜に複数回切りつけ攻撃をする。
読んでいただきありがとうございました!
コメント(感想)をくださるとうれしいです!
それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




