#26 VSマーフィ
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
マーフィ「そしてお前たちをこの遺跡に連れてきたというわけだよ」
マーフィはそう言っていきなり不敵に笑いだす。
サールズ「っ……つまり父親の仇ということか……」
マーフィ「ああそういうことだ!!!」
そう言った瞬間、地面に倒れたマーフィがいきなり起き上がり
その直後にサールズさんに攻撃してきた。
防御の極意で、ぎりぎりのところでサールズさんが避けて
サールズ「っ……抵抗しないと思ったらこうか……サンダー!」
再びサールズさんは"サンダー"の呪文を放つ。
マーフィ「無駄だ!オールバリア!」
なんだ、そのそこそこダサい名前の呪文は……
サンダーがあたる直前にマーフィが"オールバリア"を起動させると
マーフィに当たったかと思われた雷は一瞬六角形を描かれたバリアが出て
すぐにはじき返されてしまった……
サールズ「くそっ……名前から見るに全ての攻撃を防ぐのか……」
マーフィ「ははは!その通りだよ!召喚:ソード!」
俺「!?」
俺と同じ魔法を習得していることに少し驚きながらもマーフィが
振り回す剣からなんとか逃げようとする俺たち……
俺「くそっ……召喚:ソード!」
俺はマーフィと同じく剣を召喚して試しにマーフィに攻撃を試みる……
しかしサールズさんが唱えたサンダーと同じように結果は
はじき返されてしまった……どうやら魔法だけではなく物理攻撃もらしい……
マーフィ「さっきも言ったよな!全ての攻撃が効かないと!!」
マーフィは体をふらつかせながら予測できない方向から切りかかってくる。
俺「くそっ……あ゛あ゛……」
かわすことができず俺はマーフィの剣に当たってしまった……
その瞬間、激しい痛みに体中が襲われてその場にうずくまった。
マーフィ「……どういうわけかわからないが……まあいい」
マーフィは俺がうずくまっているところに近づいてきて切りかかろうとする。
サールズ「くっ……キュア!キュア!」
サールズさんが初めて打つ魔法を俺が受けるとみるみるうちに体力が回復していった。
マーフィ「っ……回復魔法か……厄介だが……すぐに楽にさせてやる!ビッグバン!」
マーフィがそう呪文を言い放つとあたり一帯が白い光に包み込まれる……
サールズ「っ……!?なんだこの景色!?……!壮太早く遠くへ!」
俺「えっ!?わっ、わかりました!」
いきなりサールズさんが俺に向かって叫ぶものだからびっくりしながらも
全力疾走をしてマーフィから離れてる。その間も辺りの白さはどんどんと
濃くなっていく……一体どうなってしまうんだ!?
数秒後……あたりの白さに俺は思わず目をつぶってしまうほどになった……
どこか遠くでとても大きな爆発音がしたのち俺は目を開ける。
すると、そこにはさっきまで緑が生い茂っていた草がなくなっていた。
そしてさっきまでいたマーフィとサールズさんの姿がなくなっていた。
俺「サールズさん!サールズさんどこですか!」
俺は声を張り上げてそう叫ぶがいつまで経っても返事はない……
数分探すと、おそらく俺が元居た場所付近に二人が倒れているのが見えた。
まさかと俺は想いながらも二人に近づく……するとその二人はやっぱり
サールズさんとマーフィだった……
俺「サールズさん!サールズさん!」
体を揺さぶりながら俺はサールズさんに話しかける……しかし応答はない……
俺「そうだ!回復呪文!ヒール!ヒール!ヒール!ヒール!」
何発目かのヒールを打っているとサールズさんの体がピクリと動いた。
俺「よかった~……」
安堵のあまり俺はサールズさんの隣で寝転がった……
そして俺とは逆に体を起こすサールズさん。
サールズ「ん?……一体何が起こっていたんだ?」
サールズさんは頭をかきながら俺に問いかける。
俺「わからないですが……マーフィのさっきの呪文によってあたりが一気に
変化して気が付けばマーフィとサールズさんが倒れていたんです」
サールズ「そういうことなのか……でもあの呪文はどういうものなんだ?」
俺「さぁ?俺にもさっぱりです……ってあれ?マーフィがいない!?」
さっきまで倒れていたマーフィが近くにいなかったのだ。
サールズ「くそっ……それじゃあ倒れたかすら判断が付かないのか……」
サールズさんはそう言って悔しがっていた……
俺「とりあえず町へ戻りましょう。サールズさんも疲れていると思いますし」
サールズ「ああ、そうだな……研究員についてまだこの旅の先でも調査を
続けるがいったんはここまでにしておこう……」
そう話しながら俺たちは町へと戻っていった。
サールズ「……しかしマーフィが使っていたあの呪文は結局
なんだったのだろうな……途中で倒れたから効果もよくわからない
まま終わってしまった……でも壮太は助かったんだよな?」
俺「はい、サールズさんがとっさに遠くへ逃げろと言ってくださったおかげで!」
サールズ「なるほど……実はあのとき自信がなかったんだよな。
本当にこの判断で正しいのか……」
俺「しかし結果としては、正しかったわけですから!」
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




