#23 研究員の謎……
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「運の悪すぎる俺が全てガチャで決まる異世界へ転生して
しまったのは何かの手違いだといいのだが……」をどうぞ!
俺「……えっ……これってどういうことでしょうか……?」
無線機から得た思いがけない情報に俺はそんなことを言う。
サールズさんの方を見ると"信じられない"といった顔だった。
サールズ「わからない……ただもしかしたら俺たちははめられた
のかもしれない……」
そういうサールズさんは啞然としていた。
サールズ「今の会話から……俺たちははめられたということだ……
そしてこの遺跡は、あの研究員たちによって作られたという
ことだ……しかし何が目的だ……?」
考えれば考えるほど俺たちは混乱していく。
俺「とりあえず、研究員たちが行ったので早く外に出ましょう!」
そう言って俺たちは久しぶりに外へ脱出することができた。
俺「しかし……これからどうすればよいか……」
サールズ「ん~……とりあえずあの研究員たちに話を聞くために
研究員たちを探し出そう……あいつら……」
珍しくサールズさんは怒っている様子だった。
そりゃあ、俺たちが謎を解くことができなかったら今頃まだ遺跡の中
だっただろうが、そこまで怒るなんてなと思った。
俺「にしても……本当に何が目的なんでしょうか?」
町へ向かいながら俺たちは話す。
サールズ「わからない……でももしかしたらあいつらは転生者を
全員閉じ込めようとしたのかもしれない……」
俺「どうしてそう思うんですか?」
サールズ「最初あいつらが言っていたのは"転生者"しか入れなかった……
つまり最初から標的は"転生者"ということだ……」
俺「なるほど……でもなんで?」
サールズ「……わからない……あいつら絶対に見つけ出してやる!」
サールズさんはそう言って見つけ出す気満々だ。
町に着くと、サールズさんは早速研究員たちを探し始める。
俺は苦笑いしながら探すのを手伝う。
俺「っ……サールズさん……あいつらじゃないですか?」
とうとうサールズさんの"あいつら"が俺にも移ってしまったようだ……
サールズ「っ……本当だ!よしっ、行くぞ壮太!」
サールズさんに手を引っ張られて直行する。
サールズ「見つけた……おいマーフィどういうことか説明してもらおうか?」
サールズさんは人が多いという中、大きな声で問いかける。
それと同時に周りの人が何事かと集まってくる。
マーフィ「何!?なんでお前たちがここに……逃げるぞ!」
そう言ってマーフィは助手を連れて町の中に行方をくらましてしまった。
サールズ「くっそ……やっぱりあいつらが仕掛けたんだな……
壮太、追いかけるぞ!」
再び俺はサールズさんに引っ張られてマーフィたちを追いかけることに。
マーフィが通過すると周りのに人が"何事だ"となるので追いかけやすい……
ただ向こうも魔法を取得しているようで途中から見失ってしまった……
サールズ「くそっ……あのやろう……次会ったときには全て薄情させてやる!」
これまでに見たこともないくらいサールズさんが怒っているのがわかった。
俺「はぁ~はぁ~……それまでに移動系の魔法の習得もしておきたいですね……」
今後のためにも一瞬で移動できるような呪文やマーフィたちが使っていた
透明になれる呪文を習得しておくべきではないだろうか……
サールズ「その通りだな……とりあえず、ギルドに戻るぞ」
俺「はい!」
まだ昼のようでギルドの中にはそこそこの数の冒険者がいた。
俺「確か、この町を出発したのが朝でしたよね……つまり半日すら経って
いなかったということですかね?」
サールズ「いや、それは違う。本当は一日以上経っている……」
俺「えっ!?さすがにそこまで経っている感じはしませんが……」
サールズ「さっきの無線機の会話の中で言っていただろう……
"一日見張っていた"と……そういうことだ」
俺「……なるほど……でもなんで体感そこまで感じていないのでしょうか?」
サールズ「さぁ?もしかしたらそういう魔法があるのかもしれないな」
そんな魔法、実践ではあまり役に立ちそうにない気がするが……
俺「ギルドに戻ったはいいですが、何をするんですか?」
サールズ「……することはただ一つ。指名手配を行うだけだ」
俺「えっ!?そんなことができるんですか!?」
サールズ「ああ……とは言ってもたった一人の声じゃ無理だからなぁ~……」
確かにマーフィが言っていた通り、俺たち以外の冒険者にはことごとく
断られてしまっていたそう……つまり別の被害者がいないということだ……
サールズ「とりあえず、言ってみるには言ってみるが……」
サールズさんのさっきの元気はどこかへ行ってしまった様子だ。
ギルドの人と話をしてきてサールズさんの様子を見た瞬間にわかった。
どうやら無理だったらしい。
サールズ「やっぱり、他の被害者が必要だそうだ……」
俺「そうなんですね……」
サールズ「ああ……ただ、指名手配ではなく"人探し"の方で探すことにした」
俺「そんな手があったんですね」
サールズ「ああ、とりあえず何か手がかりが得るまで俺たちがやることは
ただ一つ……レベル上げだ、さっそく行くぞ!」
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




