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「冬の住処〜淋しさの行方〜」

誰にでも

心には冬が棲んでいる

誰よりも深い悲しみがあれば

ただひたすらに

生きる事もできただろうに


会えなくなってから

もうどれくらい経つのでしょう

あれから

何をやっても上手くはいかず

やりたくもない事ばかりが

増えていきます

近頃では

つらい事があった訳では

ありませんが

抜け殻の様な日々を

過ごしています

それでも

毎日何かと忙しく

平日ムーブは

タスクで詰まっていますので

程よく忘れて生きています

程よく孤独に生きています

こんな事いつまで続くのかしらね

なんだか

一生を棒にふりそうね


ごめんなさい

私はウソを吐きました

心の冬は明けていません

大丈夫じゃないのに

大丈夫なフリをしました

会いたい時に

あなたはいない

そう言えばここは

少し淋しい

ああ、そうか

私は

淋しかったんだ


誰かこの淋しさを

行方不明にしてくれませんか

淋しい気持ちに

気付かないフリをしている

心の脆い私から

この淋しさを

誘拐してくれませんか

わざわざ

探したりしませんから


誰にでも

心には煙る様な影がある

もう一度

私らしくなれるだろうか

明けない夜がない様に

この冬を越えて行ければ

もう一度

自分らしくなれるだろうか

だから春よ、来い

早く来い

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