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「砂時計の朝」

誰もが

与えられた物の中でしか

生きられないけれど

私は私だけの生き方を

持って歩いて行く


目を覚ますと

昨日に良く似た

今日と言う日がまた始まる

デジタル時計じゃ聞こえない

秒針の音を聞いていると

時間がぼんやり過ぎて行く

いつも抱いている

この物足りなさは

一体何なのか

みんなは上手く流れに乗り

私はそれを眺めてる

私もあと5分もすれば

みんなと上手く流れに乗り

人混みに紛れて歩いて行く

街に出れば人は急ぎ足

みんなは同じ顔をして

同じ方向へ流れて行くわ

気付けば私もその流れから

はみ出さない様歩いてる

こんな事いつまで

続くのかしらね


人はみんな

与えられた物の範囲内で

小さな幸せを見つけて

生きている

大きな時の中で

一人一人が

その小さな幸せを

探しているとするなら

みんなが同じ幸せを

望んでいる訳ではないとするなら


誰もが

与えられた物の中でしか

生きられないとしても

私は私だけの生き方を心に秘めて

例え

大きな時の流れの中でしか

生きられないとしても

私は私だけの砂時計を

持って歩いて行くわ


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