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「花びらが舞う風の中には」
何とも思ってなかったよ
だって知らなかったから
友達だって思ってた
君が冷たくなるまでは
久しぶりに
昔の仲間に会った
そしたらね
みんなが口をそろえてこう言うの
あの人はね あの頃
私の事が好きだったんだって
恋人になりたかったんだって
あの頃
私には好きな人がいて
それは君じゃなかった
失恋した私の涙を
大丈夫、思い出になるよと
優しく拭ってくれた君は
風の中で微笑んで
君にしておけば良かったと
思う事もあったけど
それでも
恋にはならなかった
「彼女ができたんだって?
良かったじゃん。
大切にしてあげなさいね。」
それから君は避けるように
急に冷たくなったよね
私はとても淋しかったのよ
だからと言って
今更どうなるわけでもないよね
今更だよ
あれから長い時間が流れて
今ではそれぞれ
別の道を歩き
きっともう会う事もない
そう言えばそんな事もあったなぁと
たまに思い出してみても
花びらが舞う風の中には
思い出という名の
淡い恋模様が
肩をかすめて
また通り過ぎて行く




