初め
主人公は平凡です。ガチの平凡です。
見てくれる方がいたら嬉しいです!
僕は笠野 広、三年前にこの世界、つまり同士結婚おーけーで、ゲイだった僕には天国かっ?!って思えるここ異世界に飛ばされたチートも魔力も何もない(あ、精力は人より強いかなっ?てへ///)ぼくっ★趣味は巨悪なディルドで自分のお尻を....なんだ、その、あ、アナニーをする事だよっ★年はハタチっ★
ついでに言うと顔は己も自覚する平凡で、実は可愛い顔をしているってゆー平凡じゃなくガチの平凡だ...。なんだろ、泣きたくなってくるよ。
ただ僕にも旦那がいる。出会い....とゆうか結婚する事になった理由が、僕が転生されて凍え死にそうになった時に助けてくれたのが今働いている酒場『チャルドン』の店主だった(え、そこ旦那じゃねぇの?って?わかるーおもったー草)
それで元々元の世界でブログとかに手料理とか載せてそこそこ人気があった俺の手料理をこの店の売りにしようって店主が言ってくれて、晴れて俺も就職できて、店も結構飯がうまいと評判になって一年がたとうとしていた頃。
偉い貴族がお忍びで僕の手料理を食べにきてくれたらしくて、その貴族様が僕の手料理をひどく惚れ込んでくれて
『私の息子の嫁になってはくれないか?!?』
とか言い出して僕はプチパニック。だってその人の顔が老けてはいるけど美形で、ってことは息子も美形じゃん?しかも騎士団の副団長様なんだって....いや普通に考えて無理無理無理!!!こんな平凡アナニー野郎が釣り合うわけがないじゃんっ!!!!
ってことで
「申し訳ございません。そのお話はありがたいのですg....『おぉ!!そうかそうか嫁になってくれるか!!早速式を上げようっ!!あぁ、そのまえにお見合いをしなくてははなぁっ!!!はっはっはっ』
「あははは....んぇ?」
あれ?話が伝わらないな??なんなのかな?宇宙人なのかな?あぁ、端から見ればそれは僕かw
なんてのんきな事を言ってられないっ!!!待って僕結婚しないからねっ?!??
なんて考えてる間にお見合いスタート。
相手の名前は、クラード・エフェカルデ
ちょっと美味しそうな名前だもちょっと思ってしまったことはどうでもいい。
久しぶりに正装にきがえてソワソワしながら待っていて、そこにやってきたのは....
茶色と赤が混じり短く切った髪、吸い込まれそうな程鮮やかなエメラルドグリーンの瞳、優しそうで綺麗な形の唇。服の上からでも分かるがっしりとした体。
どタイプだった....。
するとその男が
「すみません。絶対父が人の話も聞かず無理やり連れてきちゃいましたよね....?」
驚いた、イケメンは声までイケメンなのか....!!
「い、いえそんな事....(あるけど)」
「こんな婚約したくないですよね....」
おぉふ、イケメンが心なしかシュンとして見えたぞっ!!そ、そんな顔されたらねぇ、、
「い、いえそれは、クラードさんはどうしたいですか....?」
ハッ!!ついうっかり日本人特有の相手に任せる感じの受け答えしちゃったぁ!!!こんな美形は「お前と結婚なんて枕に小豆を敷き詰められるくらいイヤだわっ」ってよく分からない例えで断られるんだろえなぁ~。
「え?!....そうですね、ヒロ様の手料理が食べたいですね....///」
おぉと?!これはおーけー!!なのか?!確かにここの世界の料理は何か味気ない。なるほど、やはり騎士団副団長レベルはモテすぎて綺麗な女や男は足りているから嫁は舌が満腹する道具として使うのか....。さすがイケメン....。
「分かりました、結婚しましょう。」
「えっ?!!はっはいっ!!!!」
こうして平凡アナニー男はイケメン専属シェフ&仮妻になり結婚生活がスタートした。
次回も見てくれる方がいれは嬉しいです!