ホマレによる妄想と、現実のユニ
──妄想
「あらホマレくん。偶然ね」
「まさかあなたとゲームセンターで会えるなんて。……何よ、私が来るのがそんなに気に食わないの?ジロジロ見て」
「え?あぁ、私は1人よ。このあと?このあとは……なに?まさか、私と一緒に遊びたいの?」
「……ま、まぁ、ホマレくんがどうしてもって言うなら……付き合ってあげないこともないよ?」
「……べっ、べつに!私はどっちでも……えっ、遊びたい?……じゃ、じゃあ仕方ないわね!遊んであげるわよ!照」
───現実
「えっ、ホマレくん!!?」
「わーっ偶然!!えっ、なんかゲーセンとか意外かも!!」
「ん?あ、ユニ?今ねーどーっしても取りたいものがあって、超課金してるの」
「ふっふっふっー、実は今月のお小遣い、ちょっと高めなんだよねーっ」
「だから奮発して両替しまくってます!……ん?あ、取りたい子はねーっ、このふわふわの抱き枕!白うさぎ可愛いよねー!!」
「……えっ、取るの手伝ってくれるの!?まじ!感謝ー!!」
弾けるような、素直な笑顔に見事落とされるホマレ。結局、互いにお小遣いを使い果たし(かけ)ても取れず、太○の達人で遊んで終わった。超楽しかった。
ツンデレかおてんば。
あなたはどっちを選ぶ?