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藍田による妄想と、現実の美咲
藍田ちゃん→美咲くん
───妄想
「き、……今日は、星が綺麗だね、藍田さん。」
「それと、あと、つ……つk……」
「……何でもない!!照」
───現実
「ねぇ見て、藍田さん!今日月めっちゃ綺麗じゃね!!?星もだけど、月が綺麗だよね!」
「……あっ………」
「でも満月は明日だって、ばあちゃんが言ってた!え、あれでだよ!?すご!!明日どんだけ綺麗なんだろね!」
「あっそうだ!一緒に見に行こうよ!!屋上ならもっと綺麗だろうしさ!ねっ藍田さん!」
藍田は、この子は鈍感なんだろうなあと思いながら、うん、と頷いた。
尚、ふたりは付き合っていない。