表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クロネコのユメ  作者: 葉山麻代
◇少女ユメ◇
9/575

夢の友人

馬車で帰ると、お店の鍵が開いているとユリが言っていた。

お店には小娘がいた。

あの趣味の悪いおばちゃんから逃げてきたらしい。


良い子の小娘に意地悪ばかりするなんて許せんな。


小娘は名前を「リラ」だと名乗った。


ソウからも、リラを助けるように頼まれた。

よし、まかせとけ!


ユリはみんなに葛切りを作ってくれた。

リラも気に入ったようだ。


リラは知らないようなので、色々教えてやった。

黒蜜は大事だ。ちゃんと教えなければ。



ユリとソウがあの趣味の悪いおばちゃんの話をしていた。

あのおばちゃんは毎回同じ曜日に来る。


「あのおばちゃんダメなやつ」と評したら、ユリがしばらく笑っていた。ツボに入ったようだ。


ユリが笑っていたのは、「おばちゃん」と言う部分らしい。

でも、あのおばちゃんよりおばちゃんには会ったことないぞ?


どうやら言語に多少の齟齬(そご)があるみたいだ。



そうそう、大変なことが起こった。

アイスが更に旨くなった。

ユリが頼んだ機械が届いたのだ。


なんか誰か来てるなとは思ったけど、ユリの知ってる人みたいだから階段で待ってた。


そうしたら、アイス食べてるみたいだ!

堪らなく顔を出したらユリが出来立てアイスをくれたのだ。

前のも美味しかったけど、更に美味しくなるなんて、ユリはすごすぎる!


しかも、この機械の小さいのができれば、自分で作れると言うのだ!

ユリは本当に天才だと思う。


小さいの、早くできないかな。

作ってみたいな。

次回 08月18日 13時00分です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ