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クロネコのユメ  作者: 葉山麻代
◇幼女ユメ◇
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夢の菓子

最近、昼飯(ひるめし)の時間に知らない若い姉ちゃんがきた。

まぁ、姉ちゃんなら問題ないだろうと顔を出さなかった。


ユリはおやつを必ず残しておいてくれる。

魚の形をしたお菓子だったときは、

ちょっとテンションが上がった。


この頃ちょっと思い出したことがあって、出掛けるのにおやつを食べなかったらユリが心配したみたいだ。

悪いことしたなぁ。

ソウに、ユリが冷たいの食べたいって言ってたと教えてやった。


ソウは、妹が来たらしく、部屋を貸してくれと言っていた。

あ、あれ、俺の部屋だったのか。

使って良い部屋だとは思ってたけど、俺の部屋なのか。


ユリがアイスクリームを作ったみたいだ。

アイスクリーム、俺でも食えるだろうか?

お腹壊すかもって、そんな危険なのか?

まあ、少なめによそってもらった。

うまかったー。やっぱりユリが作るものはうまい。

ソウは、ユリにご飯が先と言われてた。

お子様だな。


昼に来てた姉ちゃんの家に、ソウの代わりに行くことになった。

初日はソウも来たんだけどな。

その家の人が怖がるらしい。

ソウって怖いか?俺にはわからん。

ただのユリ大好きな兄ちゃんだけどな。


ユリが魚が食べたいと言っていた。

俺も料理なら魚食いたいな。

鮭を見た場所を教えておいた。

すごく喜んでたと思う。

少しは役立てただろうか?

俺に居て欲しいと思って貰えただろうか?

次回7月16日13時予定です。

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