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クロネコのユメ  作者: 葉山麻代
◇少女ユメ◇

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夢の回復

ソウが言っていた、この国の現状について調べてみることにした。


転移を使えるとは言っても、使用魔力が大きいので、せいぜい2回それも目一杯魔力を使ってだ。その点、ユリのお菓子を食べるとかなり回復するので楽になる。パウンドケーキとユリが作った黒蜜が最高だけど、黒蜜は持ち歩けない。


パウンドケーキがひとつあれば、回復を含めて6時間で4回転移できる計算だ。3箇所回ってこられる。


行った先で調査をしながら2時間待てば、次の転移でも倒れることなく回れるはずで、そこで2時間たったら転移前にパウンドケーキを食べて回復し、3回目の転移をし、又調査をしながら2時間待てば安全に4回目の転移をして帰ってこられるはずなのだ。今の魔力は700くらいだ。

(ユリ製パウンドケーキは10時間分回復:今のユメなら500p分)


石碑を回ってこよう。


1つ目、ユリがお菓子を教えてるところ。

良く考えると、一緒に来ればよかったのかな?

でも、途中で居なくなったら又ユリが心配するから、別行動の方が良いよな。


知り合いらしい魔力は、特になにも教えてはくれなかった。ただ、平和だけど、争いたい人もいるということを語っていた。



2つ目、南の草原。

どうして結界を張ることになったのか、外から守るためではなく、外を守るために結界を張ることになったらしい。

協力者はいるようだが、皆渋々といった感じだった。



3つ目、女王の記憶。

魔力の無い者との争いを押さえるために、争いをなくすその過程で、攻撃魔法や魔法を使う記憶そのものを無くしたらしい。

そうか、それをやったのが自分自身だったのか。


ここまで見ても、やはり自分の事という実感がない。

どうして違う世界の記憶があるのか、どうして今猫なのか、その辺の事は良くわからなかった。でもただ1つわかったのは、女王はとても孤独だったらしいということ。


とても寂しくなってユリとソウに会いたくなった。

待機時間を過ぎているので急いで帰ったが、ユリはまだ帰ってきていなかった。



少しするとソウが帰ってきた。

ユリは下でお菓子を作っているようだ。


今日はソウがご飯を作るらしい。

ソウ、ご飯作れたのか!? ユリの役に立つのか!?

何かしないと置いていかれてしまうかもしれない。



ご飯を食べながら、ユリがお菓子が減っていなかったと心配していた。

1つ食べればなんとかなると説明したが、ユリには通じなくて、結局ソウが説明した。


すると、ユリが驚くことを言った。


「じゃあ、黒糖で作ったパウンドケーキがあれば更に良いの?」


やっぱりユリは凄い!

本当に天才なんだと思う。

驚きすぎて目が飛び出るかと思ったくらいだ。


翌日、お店はお休みなのに、黒糖入りフルーツパウンドケーキを作ってくれた。

ソウと半分ずつだ。なくなったら又作ってくれると言っていた。


ユリは色々教えてくれた。

パウンドケーキは、本当は何もいれなくて、これは正確にはフルーツケーキで、パウンドケーキは、卵、砂糖、バター、小麦粉がほぼ同量のケーキで、国によっては4分の1が4つ(カトルカール)って名前なのよ。と言っていた。


子供の頃お菓子屋さんになりたくて、いっぱいお菓子の本を読んだらしい。

次回 09月02日 13時00分です。

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