夢の事実
ユリとリラの声が聞こえる。
そろそろアイスを作る時間なのかもしれない。
階段を降りて確認すると今から作ると言っていた。
リラはてきぱきと用意をしていた。
真似して一生懸命頑張ってみた。
ユリはソースを作りにいってしまったので、少し暇になった。
まだかな。
まだかな。
まだかな。
ユリが、ソースをもってこっちに来た。
材料が混ざったのでハンドルを回すことにした。
牛乳みたいなのにハンドルをまわすとアイスになるのは面白い。何度みても不思議で面白い。
重くなってきたのでハンドルを交代した。
ユリが見に来てレーズンを足していった。
ラム酒の香りがした。
アイスを詰め終わった頃、ユリが驚くことを言い出した。
「お酒が入っているから食べるのは少しにしておいてね」
リラも驚いていた。
もしかして食べられないのだろうか?
ユリはソウと話して、食べても大丈夫そうだと思ったらしく、ラムレーズンアイスクリームをくれた。
リラも喜んでいた。
少しだけ大人の味で美味しかった。
次に作ったイチゴのアイスは牛乳色が、イチゴと混ざって、だんだんピンク色になって面白かった。
出来立てイチゴアイスは、柔らかくて滑らかでとても美味しかった。前に食べたイチゴアイスよりも美味しかった。
この後ユリが、アイスを取りに来て。のお手紙を頼んだら、ソウは手紙だけを持って転移した。
意外と抜けている。
直接行くならアイスクリームも持っていけば良かったのに。
リラがビックリして、固まっていた。
ソウが戻ってきても、アイスクリーム持っていけば良かったって言っちゃダメよ?って、ユリが、みんなに言っていた。ユリは もしかしたら苦労してるのかもしれない。
2階に戻りしばらくするとソウが帰ってきた。
「そういえば、アイスクリームも一緒に持っていけば良かったな」って、言っていたので自分で気がついたらしい。
少し呆れながら聞いた。
ユリが、ご飯を食べるか聞いてきた。
いっぱい手伝っておなかがすいていたので、食べたいと答えた。
ユリは料理があまり熱くないと説明してくれた。
大きいお肉にかぶりついたら切れなくて、ユリが料理用のハサミで切ってくれた。食べやすくなった。お肉はとても美味しかった。あと、知ってる気がする味の汁物があった。
ご飯を食べ終わる頃、先に食べ終わったユリがソウに魔力の話を聞いていた。
使えないのか使えなくした?ソウの話はこの国の現状だった。少し調べよう。
ユリは説明を聞いてもよくわからないと言う顔をしていた。ソウは自分が使えるから、わからない人への説明が下手なんだと思った。
ソウは昔、馬車に轢かれたとき治療してくれたのだ。
なのに、治癒魔法は使えないと言う。
おかしい。治したじゃないか!
どうやって治したのか聞くと、少し考えた後ソウが言った答えは衝撃的だった。
「あれは、魔力欠乏状態だったから魔力付与しただけだぞ? それで自己治癒が発現したんだと思うぞ?」
治したのは自分自身だったのか!!!
その後もソウはユリに説明をしていたようだが、なにも頭に入ってこなかった。
ふと気がつくと、ユリが呆然としていた。
初めて聞く話に驚いたのかもしれない。
ソウは「ユメの基本は人の方だろう」と言った。
そうか、猫が人に変身しているんじゃないのか。
ユリが、以心伝心を知りたいと言ったので、使い方を説明しておいた。
文字数によって使う魔力が違うので、注意するように言うと、少し残念そうだった。
転移の方が楽だし、覚えるなら転移の方が良いと思って言ったら、ソウにアルバイトをすすめられた。でも断ると、ソウもユリの手伝いの方が良いと言っていた。
そんなに仕事大変なのか?
次回 08月24日 13時00分です。




