サーヴィス種族について
サーヴィス種族
ほかの種族または個人に仕えることを生きがいとする種族を指す。
・隷属人
主人を満足させることに生きがいを覚える種族。
この種族は誰かに仕えることが本能である。この習性により、奴隷みたいな扱いになることも少なくない。しかし、それでもかまわないと思っている。主人に見捨てられるとショック死することもある。
主人を満足させるためなら、どんな技術でも修得する。それが不可能であろうが、可能にする。例としては隷属人の寿命は40年ぐらいだが、主人のために500年ぐらい生きた個体がいた。しかし、肉体は弱いため、戦いだけはどうにもならないことがある。
腰には犬のような尻尾が生えているため、獣人と間違えやすいが、隷属人には獣耳がない。
料理や洗濯などの家事がうまく、重宝されている。一部の種族ではどれだけの隷属人を雇えているかがステータスになっている。
雌雄同体であり、中性的な顔をしている。そのため、1人でも子供を生もうと思えば、生める。
・供人
主に誓い、主のために生きる種族。
この種族は13歳になると仕えるべき主を探すために各地を放浪する。
主を見つけると献身することを誓う。この時、主と供人の間に契約が結ばれることになる。この契約はいかなる理由があろうと供人には解除できず、主にしか解除できない。互いの状況がある程度分かる。
もし、主が殺された場合はその相手に契約が移る。供人はそれを頼りに即座に復讐するか死を与えることになる。
復讐を終えた供人は新たな主を探す旅に出る。
・メイド天使
メイドの天使の種族。
何のためにいるのか、すべてが謎である。天使との違いはなんだろう。家事能力に優れた天使である。世界に5人しかいないロール種族である。
・ドラゴンメイド
人に奉仕することを生きがいとするロール種族。
数は9人しか存在しない。竜人の姿をしているが、常に竜角が生えており、メイド服を着ている。主人を見つけたら、死ぬまでそばにいる。主人に危険が迫ったら、竜化し戦う。
・願人
人の願いを叶えるために生まれたレア種族。
どこかに落ちているランプをこすることでランプの持ち主の願いを叶えるために行動する。基本的にどんな願いでも聞いてくれるが、彼の正義と気まぐれによっては叶えてくれない。叶えると言ってもどんな状態で叶えるかは誰にも分からない。最終的に願いが叶った状態になればいいと考えている節がある。
・慈人
愛に生きるレアタイプ
常に愛を求めている。そのため、好みの異性を見つけた場合、なんとか振り向かせようとする。
愛を受け入れた者には特別な力を与えられる。逆に応じない者にはなんとか振り向かせようと奴隷のように従う。
・涅人
世界に混乱をもたらすレア種族。
様々なことに長けており、その技術や物を人に貸しているが、大抵は破滅する道を歩む。化身と呼ばれる変身能力を持ち、その時に合った格好になる。化身は同時に生み出すことができる。そのため、普通に暮らしている化身がほかの化身に殺され、さらに別の化身がその事件を調べるという奇妙な出来事が起こることがあった。
・家憑人
家に住んでいると自然発生する種族。
名前の通り、家に憑く種族であり、家事などを助け、主を仕えることを喜びとする。
見た目は狼の耳と尻尾を生やしており、頭には2本の角が生えている。
・忍人
表舞台にめったに出てくることがない種族。
只人と見た目があまり変わらず、目の下に涙の紋様を施されている。
武器は太刀や忍術、暗器などを使用されている。
ほかの種族にはない高い技術力が特徴である。上に立つことはなく、主を求め、従者として活動している者がほとんどである。