トゥーム種族について
トゥーム種族
死後、何かしらの方法で復活した種族を指す。
・枯骸人
服を着ないで包帯で巻いている種族。
骸人や骨人と同じように聖女によって、死体から作られた種族である。その死体がたまたま裸だったため、全身から包帯を出す能力が与えられた。
体には包帯を巻いているため、服を着ていない。ほぼ毎日がほぼ全裸である。
保存を良くするために少し乾燥肌である。
・骸人
死人のごとく青白い肌を持つ種族。
普通に生まれることはなく、最初は聖女の力によって生まれた。それからは死んだ場合、一定期間を経て、蘇るようになっているため、数はあまり減らない。その際、記憶は消え、肉体は再利用される。生まれたては死後硬直もあって関節はあまり曲がらないが、そのうち柔らかくなる。血には毒素が混じっており、夜限定で空を飛ぶこともできる。それに加えて、口から冷気を吐くこともできる。ただし、日光がある場合は力も弱まり、弱体化する。知性は生まれてすぐは低いが時間と共に高くなる。
・骨人
肉を持たず、骨だけの種族。
こちらも骸人と同じく普通に生まれることはなく、最初は聖女の力によって生まれた。地に埋まっている骨を材料に生まれることができる。知性は生まれてすぐは低いが時間と共に高くなる。砕いたとしてもすぐに再生するため、厄介である。肉を持たないがゆえに温度の変化に大変強い。生まれてくる個体に違いがあり、魔術、剣など特技が違う。
・死霊人
ゾンビやゴースト、スケルトンを生み出している種族。
様々な死体を使い、使い魔である不死者を作り出す。
死体を使うことから、ほかの種族から嫌われやすく、同じ蛮族からも嫌われやすい。
効率よく、不死者を生み出すために儀式に行う。そのためなら、町を滅ぼすこともいたわない。
・吸血人
血を吸い、魔力を持つ種族。
共通して持つ特徴は吸血であり、血を吸う際に魔力を流し込むことで支配する。ただし、弱い者しか操れない。蝙蝠、狼、鼠のどれか1つ変身吸うことができる。しかし、日光があると変身することができない。上位になると体を霧に変化させ、戦闘や移動をする。血を吸わなくても命に別条がないが、魔力が弱っていく。瞳が赤く、魔に近い種族である。
・闇帝人
トゥーム種族の中でもさらに強力の力を持つ種族。
トゥーム種族もしくは強力な力を持つ蛮族が死んだとき、その遺体に何かしらの原因で魔素が大量に入り込み、適応した個体がたどり着く成れの果て。
強力な力を持つ個体を元に生まれたため、力は一流で知識も蓄えている。独自の力は魔力であり、再生力も持ち合わせる。
個体数は非常に少なく、永遠に近い時を過ごしているため、退屈している。そのため、気まぐれに事件を起こしたり、冒険者を助けている。
・屍人
滅びないレア種族。殺したとしても再び蘇る。骸人とは違い、記憶などは失われない。血には毒素が混じっており、骨を抜いて剣と扱ったり、骨の成分を操ることができる。それに加えて、魔力を持っている。口から冷気を吐くこともでき、骸人と吸血人が弱点としている太陽すらも克服している。
・泣人
死を予知することができる種族。
泣くことが多いため、赤い目になっている。女性しかおらず、死亡した女性の魂がクォーツに帰れなかった場合になる。
泣くため、声が異常に発達している。泣くだけで咆哮を起こし、大抵の相手を戦闘不能にすることができる。