ブルート種族について
ブルート種族
獣の特徴が強く出ている種族を指す
・龍人
竜人とは違う方向に進化した龍の種族。
独自の力は竜力である。竜人と違い、常に少し曲がった角が生えている。ブレスはもちろん、最上位クラスは天気さえも操る。龍化することで手がある蛇状の龍となる。
・妖孤人
年を取っていくことで尾が増える種族。
元々は妖怪の一種だったが、肉体を得ることができたため独立の種族となった。独自の力として、妖力を持っている。修行していくことで妖力を増していき、階級を上げていく。階級の順は野孤、仙孤、気孤、空孤、天狐である。
・竜人
竜の特徴を持った種族で寿命は150年程度であり、魔力適性がない。
独自の力は竜力であり、自分を強化したり、歌や踊りなど周りを強化する。イグニス以外ではあまり見かけることがなく、戦人と同じく、戦い好きである。めったにいないが竜化することができ、竜の姿になることができる。
・獣人
獣の特徴を持つ種族で独自の力は持たないが、獣の運動能力や鼻の良さなどを持っている。
寿命は120年程度で優れたものであれば、獣化ができる。魔力の適性が少なく、魔術師は多くない。変身する魔術が大苦手である。
・イヅナ
四足歩行で狐のような種族。
炎を操ることを得意としており、独自の力として霊力を持つ。
寿命は無いに等しく、年月を重ねることで尾が増えていき、それと同時に霊力を高めていく。逆に言えば、急激に強くなることはできず、年月を重ねるしかない。
優れた個体は人の姿を取ることができ、イズナをまとめる者となる。
・妖獣人
獣の形をした種族。
怪獣人と同様、獣人を先祖に持ち、獣化を戦闘ではなく、変身の方向に進化した。獣の姿で生まれ、4歳ころになると人の姿に変身できるようになる。獣人と違い、成長すると獣の耳と尻尾を失くすことができるようになる。優れた者であれば、他人にも変身することができる。獣の姿で生活する者もおり、ペットとして飼われている場合もある。
・獣化人
人と獣の姿を持つ種族。普段はばれないように過ごしている。好きな時に獣の姿になり、全身が毛に覆われ、爪と牙が生える。満月の日は特に血がうずき、力が増す。
・半馬人
下半身が馬になっている種族。
ほかの種族からは野蛮と言われているが、それは一部の者だけである。
知恵もあり、主には忠義が深い。
・ワーグ
四足歩行をする狼のような種族。
人語とは別に独自の言語を持っており、仲間とはそれで話している。そのことから、非常に知能が高い魔獣と間違えられることがある。他の種族を背に乗せることがあるが、これは契約によるものであり、上下関係はない。契約が破ろうとすれば、遠慮なく騎乗している者を襲う。
・邪竜人
竜の姿を持つヒトを滅ぼそうとする種族。
あるドラゴンから生まれるため、邪竜人に繁殖能力はほぼない。
そして、生まれてくる個体も非常に少ないため、集団で行動する。しかし、それは非常時だけで連絡が必要ないと思えば、100年以上関わりを持たないこともざらにある。
この種族の特徴は生まれてくる個体は他の種族であることと竜の姿を持つことである。
前者の特徴のおかげでほかの種族に潜伏することが可能であり、邪竜人であることがばれない。
ドラゴルスと呼ばれる力を持ち、それぞれ独自の力を発揮する。
彼らがヒトを滅ぼそうとするのは原初の憎しみゆえである。
・邪獣人
邪竜人により、作られた種族。
邪竜人と同じように邪獣になることができる。
作成方法はヒトに元となる魔獣の因子を埋め込むことである。最初に邪獣化した際に意識を保てた者が邪獣人となる。保てなかった場合は自我がない邪獣となる。
人工的に邪竜人を作るための過程の犠牲者たちである。
・怪獣人
獣が二足歩行している姿をした種族。
獣人を先祖に持ち、激しい戦いに勝ち抜くために男たちは獣化して戦っていた。その結果、常に獣化するようになり、獣の姿を得、戦闘力を上げた。しかし、その代償として、寿命が80年程度になり、同種族しか子供を残せないようになった。そのため、女性が外に出ないように管理している。女性は獣人の姿をしているが、男が怪獣人と呼ばれるようになったことから、女性もそう呼ばれるようになった。男は戦い、女は家を守るようになった。
・鱗人
鱗を持つ種族。
腕の表側に鱗が付いており、この鱗により攻撃から防御する。鱗は時期が来れば、生え変わり、尻尾が生えている。独自の力は再生力である。再生に必要なものは体力と栄養と時間である。臓器以外を再生することができる。また、尻尾を自分の意思で切ることができる。再生は若いほうが早い。
・怪竜人
二足歩行した竜の姿を持つ種族。
竜化し過ぎた竜人の末路である。従来の竜人とは力がついており、戦闘力が上がっている。女性の怪竜人は従来の竜人とほぼ違いがない。
・虚人
様々な種族を捕食することで成長する種族。
彼らは世界のどこかで生れ落ちる。3つの段階に分かれ、成長していく。
第1段階はウマノ。この状態では人の形をしておらず、獣の形をしている。世界にある物を自分の中に取り込んでいく。この状態で死ぬと体は残らず、次の虚人の礎となる。
第2段階はテラノ。この状態になると人型が多くなるが、ウマノ時代の特徴を残している。自我と知能を得、世界を歩き回る。この段階から自分の本質を取り込んだ何かを持っている。それと融合することで真の姿を現すことになる。
第3段階はシエロ。完璧な人型となる。自分の世界を完成させたものが至る境地である。ほとんどの虚人はここまで来ることが不可能である。
他人を自分の中に取り込むことで様々なことに利用できる。
しかし、他人を取り込むという性質上、自我が混沌になりやすく、乗っ取られる可能性が出てくる。
・幻人
幻想を力とする種族。
幻人は幻想種の力を身にひそめており、それを引き出すことで真の力を発揮する。独自の異能を持ち、使用者の象徴である幻装を具現化することができる。
生殖行為ではなく、自然発生で生まれる。幼きときは幻想種の姿であり、ある程度成長すると人の姿になれる。
・キマイラ
様々な種族、動物の遺伝子を持つレア種族。
どんな生物であろうが、その特徴を体に変化することができる。ただし、他人には変身できない。
様々な種族を組み合わせることで戦いを有利へと持っていく。
・尾人
尻尾を持つ種族。
三日月のような尻尾が特徴である。この尻尾は年齢と比例して増やすことができるが、老いると出せる数が減っていく。また、尻尾を鎌に変化させることができ、カマイタチを放つことができる。
尻尾の数を変化させることから、尻尾をなくすこともでき、只人として装うことができる。
全盛期は15歳から35歳ほどである。尻尾の手入れを毎日欠かさず、自分と親しいものだけに触れることを許す。尻尾への口づけは最上の愛の証ともいわれている。
・キャスパ
人の姿に化けることができる猫のような種族。
独自の力は魔力であるが、人の姿になるときは別に魔力を使用しない。
見た目は普通の猫であり、輝く目と毛皮を持っている。男性しかいないため、人の姿になるときは美しい男性体になる。
めったに他の種族の前に現れることがないという。人間形態には8時間までという時間制限がある。
・千狼人
狼を生み出すことができるレア種族。
魂を割き、分け合うことで狼を作り出すことができる。狼は群れとなり、襲うことや情報招集することができる。
狼の獣人と姿が変わらないが。獣化することで戦闘力を上げることもできる。