マギア種族について
マギア種族
術式を扱うまたは知識を求めている種族を指す。
・魔女
生まれつき、高い魔力を持っている種族。
見た目は人と変わらず、唯一違うのは目の模様が渦巻状になっていることである。しかし、魔術で誤魔化せることができるので判別は困難である。
全員女性であるが、魔女にしか伝わっていない魔術で性別を変えることができるため、問題はない。
子供を産まない限り、死ぬと赤子に戻るため、殺しても死なない。ただし、記憶を引き継ぐことはできない。子を産むと人と同じくらいの寿命となり、生まれ変わることもない。
魔女の心臓には特別な力があり、1つ食べれば魔力を得、2つ食べれば姿を変える能力を得る。心臓を盗られ、死んだ場合は生まれ変わることができない。
・識人
式神を使役する種族。
大陸とは違う術、陰陽術と呼ばれるものを扱っている。この陰陽術は式神を介した間接的な術であるため、式神の行使・作成レベルが物をいう。
式札の作成方法は特殊な墨で文字を書いていく。上位の式神となると書かなくてはいけない字も増えて難易度が高く、下手だったり心が籠っていないと失敗する。こうして作った札は本人にしか使えない。
この種族、または学んだ陰陽術を扱う人を陰陽師と呼ぶ。
・魔導人
古代の時代に作られた種族。
人を元に魔術に適性があるように改造された。その結果、適正を得ることに成功したが、寿命が30年ぐらいになってしまった。
見分けるために手の甲に魔方陣が刻まれている。
・黒書人
魔術を扱い、叡智を求める種族。
独自の力は魔力であり、1人1人が魔導書と杖を持っている。この2つには魔術が書き込まれており、魔力を通すことで自分には適性がない魔術でも扱えるようになっている。それでも、得意不得意の差は出てくる。これらがなくとも、魔術そのものはある程度は扱える。
魔術都市に住んでおり、そこの図書館に学んだ知識を本として、保存する作業をしている。
・禁書人
様々な物語を司るレア種族。
普段は本に封印されており、パートナーと呼ばれるものが触れることで封印は解かれる。
一緒に行動していき、本に様々なことを書かれていく。物語でなくとも、魔術などと言ったほかの種族が使う能力も書いていく。
この種族が戦う時はどちらかの手で本を持ち、書かれている物語を能力に変えていく。
・汞人
知恵を求め、魔術を極め、未知を追い求める種族。
見た目は普通の人であるが、自分が知らないものがあると我慢できず、知ろうとする。その際に出る被害などは一切考慮されないことが一般的である。
手の甲にはマナと魔力をため込んである赤い石が埋め込まれている。独自の力にはその叡智を生かすために万力と魔力を持っている。この2つの力により、あらゆる出来事、神秘、能力を再現する。
・極人
あらゆる種族の力を再現できる万能の種族。
独自の力は万力であり、この力は他の種族の独自の力を模倣し、自分の力とすることにできる。上級者になると他の種族の体すらも一時的に再現できる。
欠点としては力の消費が激しいことである。そのため、力を使用するタイミングに慎重である。
・両儀人
陰と陽を扱うことができるレア種族。
左手には陰を表す黒い月、右手には陽を表す白い太陽が映し出されている。黒い月は死を表現され、氷を作り出すことができる。白い太陽は生を表し、炎を生み出すことができる。これらのことは基本にすぎず、この2つの力は様々なことに応用できる。また、陰と陽を融合させることで万物の生成消滅させることができる。
・宝玉人
額に宝玉を持つ種族。
独自の力として、魔力を持っていることが多い。額についている宝玉は魔具の材料に適しているため、狙われやすく、宝玉を失うと死ぬことになる。このことから、ほかの種族から狙われ続けたため、警戒心が強く、信用していない。
・招人
伝説を召喚することができる種族。
手の甲に綺麗に輝く宝玉がくっついており、そこに契約した召喚獣を保管する。
契約するには対象と心を通わせる必要がある。魔獣などを倒すだけでいいが、精霊などになるとその者が出す試練などを超える必要性がある。また、星霊と呼ばれるクラスになると戦い、屈服しなければならない時もある。
最上位クラスになると異世界からもいろんなものを呼ぶことができる。
何かしらの方法で召喚獣を抽出することで他の種族でも使えるようにすることが可能である。
・画人
書くことで世界に干渉する種族。
杖を持っており、杖の先を自分の血で染めている。文字や図形を書くことで書いた内容が発動される。
文字だと直接刻む必要がある上に威力は低いものが多い。それに対し、図形だと線が構成する角や交点などは世界に隠された秘密を暗示しているとされ、複雑で正確さを求められるが、威力は高い。そのほとんどは防御術に特化している。