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異界奇譚☆くノ一  作者: 一心プラン
次の二歩 差し足
8/45

くノ八 悪鬼滅殺

忍者ノート11 忍具 イャーホン訳


人間種以外の生物との会話が可能

ドラコンや魔獣等の知能が高い生物に限る

(古代竜神の計らいで

転生を果たした時点でこの世界の人との会話が可能)

読んで頂いている方々ありがとう御座います

((シュューシャキーン!ーパスッ!ビシッ!))

マジギレした私は、バトルスーツを装置しソウルガンソードを手に握り締めて、バカ王子に殺気を向けた。

「ナッ‥何なんだ貴様!兵士達、奴を捕まえろ!

いや、殺せ!殺せ!」


今さっきの言葉を吐いてバカの言う事聞く兵士何か‥いた‥バカでも王子は王子てことか‥。

「バイザースコープON !」


流石に後ろの隊長さんは動いてないわね。

「いつ、むう、なな、やぁ‥12人‥」

あれ?バカ王子のライフゲージが‥二個表示されてる?何で?‥


咄嗟に私は手を掲げ腕輪を上に飾して、

「カテゴリー!忍術!化けの皮剥がしー!」


腕輪を中心にブルーダイオードに似た光りが広間一面を照らしたら、光りに(おのの)き目を反らした兵士とは違い、バカ王子の反応は苦しみながら口から泡を吹きながら七転八倒してる。 

私の考えが正解ならこの後‥ヤッパし!


転げ回ってた王子の動きが止まったと思ったら、体から黒い(もや)が立ち上がり、歪な羽を広げ伸びた尻尾を唸らせる人形(ひとがた)を造った姿‥前世で見た映画のバケモノ‥【悪魔】だった。

【ググ‥よくも‥後少し‥で‥】

何か言いたそうだけど聞く耳ナッシング!


私は、魂のエネルギーを剣に送り、

「ソウルソード!悪鬼!滅殺斬!」


私の声と共に伸びたソードを悪魔めがけて袈裟斬り!

悪鬼滅殺斬はさ、姿を持たない霊体 妖体 魔体のみを殺す技だから実体を持つ者や物は切れないのよ。


振り切ったら【グギャャャァァー!】

と叫び声を上げて灰になった~んで‥


何か決めゼリフ‥!


「死して(しかばね)拾う者ナシ!花隠竜華!悪鬼成敗ここに‥(でここで、右手のソードを上に上げて、左手を腰に当てて足を広げて、背中のホルダーにソードを差し入れ〃カキン!〃)完了!」


決まった――――――っ!‥ん?んんん??

あれ?歓声は?喝采は?‥

皆‥王子に駆け寄り‥誰も見てねぇし。


その時、1人が私の前にきて、

「ありがとう。一つ借りができちまったな。

この借りは何時か必ず‥竜華殿。」


見ててくれたー!やっぱ隊長さーんー!


「騒ぎがこれ以上大きくなる前に、此方から逃げてください。」


「逃げる‥?‥はぁ‥分かりました‥何時か又‥」


私‥悪いことした?まぁさ、騒がれる前ってのは分かるけどさ‥何か‥やるせないな~‥。


自分の溜め息に微笑んで(2回めか?)背中を丸めながらトボトボと城を後にしましたよ。

はぁ~


「傷を舐め合う~♪ドラゴンの道の脇で転がっていったい私は~~♭何を主張~♪し~♭掲げるのかぁ~~てさっとくりゃ~こんちくしょう!」


あぁあ‥何かイベント無いかなぁ?‥‥


       べべん!!


生暖かい目で宜しくお願いします。

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