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異界奇譚☆くノ一  作者: 一心プラン
次の二歩 差し足
7/45

くノ七 衝動に駆られる

忍者ノート8 忍具 煙幕クナイ


普段使いの小型の投げナイフ

ナイフ後部に煙幕が仕込まれている

煙幕の種類は 黒 白 赤 黄 緑 青


読んで頂いている方々ありがとう御座います。

鉄格子の馬車に乗って揺られて酔っぱらい気分最悪の時、高い城壁に囲まれた町の入口が見えてきた。

「隊長‥馬車酔い~何か薬あるか?」

「一寸まて、‥‥これを‥どうぞ。」


「あ~んぐっ‥ゲェッ‥まじぃ‥」

「少し待てばましになるから‥大人しく‥お願いします。」


少し半べぎみの隊長さんが妙に壺~♪ほんと、かなりましになったわ。入口の門を抜けると広い町並みが飛び込んで来たのよ。

「蒸気機関か‥」

蒸気機関の車より馬車が多いけど、少しは文明が発達している事に驚きつつ、

「隊長、ここは何て町だ?」


「ここは南の地の東との国境近く町、我が国シリオン。シリオン国第二王子のアセル殿下が貴女を捕まて来い。と指示されたのだ。」

「隊長も大変だな。」


「それは、何故に思うので?」


「だって、そうだろう突然現れた奴にヤラレて逃げ帰ったのに、次の日には捕まえに来るて事はさ、どっかのアホ王子に散々言われて、連れてこれぬなら打ち首だー!とか何とか言われたんだろ‥」

「御明察痛み入ります‥はぁ‥」

自分の溜め息に微笑みながら背中を丸め、遠くの空を見ていた隊長さん。


「そろそろ城に着きます。」

「あっ!私にも堪忍袋があります、あまりに馬鹿過ぎる奴だったら、お城真っ二つにするから。その時は兵隊さん達連れて避難してください。」

「‥はぁい‥少し前までは心優しい良い王子だったんだが‥な‥」


城に入り馬車を下ろされると、表向きは荒くでも優しく、広間に通されてロープで縛られていたけど、隊長さんの計らいでふかふかの椅子に座り王子を待ってたの。(案外高い椅子ね足が地面に着かない~ブラ~ブラ~♭)

「アセル殿下の御成りです!」


鼻を垂らしホッペぐるぐるの右手にスティクキャンディぺろぺろの絵に書いたバカ王子!

違った‥

キリッとした目付きで爽やか王子て感じよ。

目の下の隈がマイナスね。


「何故に罪人が椅子に座っている?!退かせ!」

「貴様か、ドラゴン討伐の邪魔をし、尚且つ兵士達を痛め付けたのは?」


「はぁ‥ああ‥そうだ‥」

「何だ貴様その態度は?!」


「さぁ~せぇ~ん~♪、二つ質問いっすか?」

「罪人のクセに、まあ良い。貴様は命も直ぐだ、与の寛大なる心で答えてやる話せ。」


「では、お前にとってドラゴンとは何だ?」

「資源よ。どれも余す事無く使え国を豊にするモノだ!」


「では王子にとって兵士とは?」

「駒よ!ドラゴンを討伐し我の為に死ぬただの駒だ。」


「それが、貴様の答えだな?」

「嘘偽り無い答えだ!」


「選択は成された‥‥死にたく無い奴は下がれ!」

私は内から沸き上がる衝動に駆られ、我を忘れあの言葉を呟いた、

但一声


「エンター」と‥‥




竜華


スキル ドラゴンの腕輪

竜気  20


隊長


スキル 謎

竜気  謎





生暖かい目で宜しくお願いします。

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