くノ四十二 軟派
所謂普通の15才だわ
女の子事知らなさ過ぎるの
理不
読んで頂いている方々、誠にありがとうございます。
私は貴重な忍者ノートの余白を使い、ドラゴンの腕輪のコピーを書き出した。
それぞれの竜刀に合わせ色を使い、ボタンの中には、私と同じDの紋章を施し小さくその隣にコピーのcを入れた。
最後の項目には当然[不滅の物]を書き、完成である。
「皆~出来たよ!ハイこれ。」
「「「おー!」」」
「最初は、初期設定が必要だから、ボタンを押してヘルプさんの案内に従ってください。」
「カッケー!」
「使い方も、ヘルプさんに聞いて各々で練習してね。」
各自、驚愕の声を上げながら目を輝かせている。
「良かった~腕輪を使う時は、外でお願いしますよ!」
では、
「理不さんは、私と一緒に町まで行って、その格好をどうにかしましょう!」
「え?何でだい。モコがせっかく用意した服なのにさ。」
「なのに!なのに!」
「なのに!もヘッタクレもナッシング!」
理不の耳を摘まんで無理無理立たせ、町へ洋服を買いに出掛けたんだけどね、
「私らと、揃い乙!ヤッパ革ジャン。それも緑色の上下よ!どおよ?」
「何かゴツゴツして、着心地が‥」
「それは慣れ!そして味よ!分かる味?」
「と言われてもさ、まあ味わうよ。ありがとう。」
序でにと、私が服を見ているチョッピシの間に理不が居なくなったのよ。
焦って外に出たら何と!軟派しんのよ彼奴。
「でさ‥ねっ!‥来ない?‥良いじゃ無いか?」
おいおい、全身白でまとめた田舎娘を口説いて、チミは何者だ!ハイ!私が変なお兄さんデシ!
て、憲兵さんに取っ捕まるぞ!
「チミ!行くよ!」
又又、理不の耳を摘まんで引っ張ったらさ、
「痛いよ竜華さん~!」
「痛いも、ヘチマもナッシング!」
その光景を見ていた田舎娘がさ突然、
「なにやらかしてんだ、オンメ~よ。」
あぁ‥ヤッパし田舎娘だった‥
生暖かい目で、宜しくお願いします。




