くノ三十 何だいそれは
忍者ノート番外 竜刀 青竜刀
刃渡り1メートル 柄30センチ の刀2組
鞘は青 柄も青
柄頭に細工があり 柄と鞘が繋がり
4メートル60の両刃の槍になる
刀芯は黒 刃紋は青 刃は白
読んで頂いている方々ありがとうございます。
ここは、北の西側悪魔界に近い大森林地帯。
深い森の中央に魔樹達が身を寄せ合い暮らす場所。
フラワーフェアリーやウッドマンにドライアド
が村を作り生きている樹海村。
悪魔に恐れ、人間に怯えながら日々を送る村の中央にある祭壇の上に、誰が何の目的で何時置いたのか分からない大きい緑色の玉子が鎮座している。
大きさは1メートル50程で、少なからず500年は経つ代物。
ある日の朝、一体の小さなフラワーフェアリーが玉子を椅子代わりに腰掛けていると、
((グラッ‥グラッ‥))
「何何?地震地震?」((ピキッ‥ビシッ‥))
「ワッワッ!大変大変!玉子が玉子が!!」
慌てて仲間を呼び、皆が見守る中ついに玉子は割れた‥
「やあ。ミンナお早う~僕はリーフ。宜しく!」
伸びきった緑色の髪をして、左手に刀を握り挨拶をしたリーフと名乗る少年‥?‥青年は人間の形をして現れたのだ。
「わあわあ!人間人間!大変大変!」
(((ザワ‥ザワ‥キャー‥ザワザワ‥)))
口々に驚愕の声を出して慌てふためく村妖精達‥
それを見ていた青年は、
「ミンナ!こんな成りをしてるけど人族じゃ無いよ!驚かないで!」
考えて見たら確かに‥玉子から‥人族とは変だ!
と分かり、落ち着きを取り戻した村妖精達。
「僕は、竜族さ。元々は緑竜の分身体でね、長い年月を掛けて人間種になったのさ。」
力ある竜族は、人型には成れても人間にはなれなかった。
二足歩行する人に似た手足の長い竜人程度であった。
人の世に紛れ悪を討つには、完全な人間化が得策。
そう考えた緑竜は、自分の分身体を作り上げ、自身の持つ力を全て授け、玉子の中に結界を張り進化させたのだ。
「あっあっ!裸裸!おちん‥おちん‥!」
「ごめんよ。何か着る物あるかな?」
「これこれ!着て着て!」
「ありがとう。キミ名前は?」
「モコ!フラワーフェアリーのモコ!」
‥‥‥‥‥
「それが‥(モグモグ)君との最初(モグ‥)だったね(ゴクン!)」
「リーフ!お行儀お行儀!ワルいワルい!食べながら、お話し!お行儀ワルいワルい!」
「パンキーケってさ、ホントに美味しいね。」
「ネェネェ‥おカネおカネ‥あるの?」
「お金?なんだいそれは?」
「大変大変!」
「もう‥ホラよ‥((チャリン~))」
頬っぺにクリームを着けた、青い髪で青い刀を2本下げた女性が、お金と言うモノをくれました。
生暖かい目で宜しくお願いします。




