くノ二十五 アゲリシャス
忍者ノート6 忍薬 河童の尻小丸
耳の裏にエラと手足に水掻きが出来る
水中移動ができる薬
薬の効き目は約2時間
読んで頂いている方々ありがとうございます。
「竜華殿の腕前を試したのだ。すまぬ。
許してくれ。」
「竜華でお願いよ。エル陛下。」
「此方もエルで頼む。」
「分かったわエルさん。」
「では、こちらで話しをしょう。竜華さん」
そう言われて、謁見の間の隣にある陛下専用の控え室で話しをしたのよ。二人だけでね。
エルさんの出生の事や呪いに関してね。
配下になる気はサラサラ無いけど、世界の秩序を取り戻す為の協力関係を約束したの。
悪り~奴を打ちのめすっ!て事よね?
1週間前にジャダ迷穴宮の討伐を失敗して、兵士500人が犠牲になったとか‥
今度はエルさん スイフトさん ゼットさんと私の4人で出撃するとの事よ。
「善は急げ!
てぇ~事で、此れから行きましょう。」
グランから5時間余りの場所に、それはあった‥
海沿いの砂丘の間にポッカリ空いた黒い口‥ジャダの迷穴宮‥
入口に居る兵士達の話しによると最下層まで丸1日、24時間掛かるって‥長いし‥歩きッパは疲れそう‥
前の穴見たいな隠し通路があるんじゃね?
自分達も探したが無いってさ‥
探し方が悪り~んじゃね?
ちゃんと見ささってねえ~んじゃね?
と言う事で、私が出バリました~♪‥?!
(皆すまん!転生前は北国の出ぇ何でぇ訛ってたら~ゴメンよ‥んじゃぁシタッケ)
《バトルスーツ!enter!》
「おぅー!それがスキルか!竜華さん凄いですね!」
「えへへ~♪」《どろドローン!enter!》
チョッとおだてられて気分はアゲリシャス~♪
ドローンを先行させ中に足を踏み入れた私達‥
何もドローンは反応しないまま2階の階段を下りてた時、ドローンが何かを見つけたのよ。
シールドモニターには、手跡が僅に残った階段途中の横壁上部。
不自然過ぎな手跡‥
「ゼットさん、そこの上の出っ張りを手で押してみて下さい。」
「おっおう!‥ガコッ!‥」
(((ガガガガガガ‥)))
壁が中にめり込み、隙間に隠し通路~♪
「探し物はなんですか~♪見つけ難い物ですか~♭岩カゲの中も~♯階段の隅も~♭さがしたら~♪みつかりました♭」
ヤッパ~り~私ね~♪
生暖かい目で宜しくお願いします。




