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異界奇譚☆くノ一  作者: 一心プラン
次の二歩 差し足
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くノ二十二 家宝

忍者ノート番外 7色竜刀


白黒赤青黄緑紫の計7(ふり)が存在する


読んで頂いている方々ありがとうございます。

今から28年前、父ディアマンテより家宝の紫竜刀を授かり、

「我が家では先祖代々、16の成人を向かえたら4年間1人で世界を旅する決まりだ。」


そう言われ独り旅に出た青年シャリオ。

悪魔界以外、旅を続けて3年経ったある日、1人の女戦士ランサーと出会った。

二人は互いに引かれ合い恋に落ちデリカは子を宿した。

小さい町の診療所で、妻ランサーは夫シャリオに自分の身について話し出した。


「私は魔族村の出身です。覚醒遺伝か先祖帰りかは解らないが、見た目は人族として生きてきたの。

けど魔族‥魔族はね、その魂自体に呪いを持っているの。女は子を産んだ時、男は子の泣き声を聞いた時に死ぬ呪いをね。

私は、世界を旅して呪いを解く方法を捜したわ‥

けど解らず仕舞い。

そんな時、貴方に出会ったのよ。

これは、私の我儘‥私が生きた証しが欲しかったの。良い貴方‥決して自分を責めないで!貴方にもこの子にも罪は無いわ‥私に悔いは無いわ。

最後に1つだけ願いが叶うなら、この子を抱きしめキスしたかった‥」


その言葉を最後にデリカの陣痛が始まり、その命を代償に出産した。


産まれたのは玉の様な女の子。

名前をエルとし今は無き前国王の父シャリオ・グランディアに育てられ16才の時、この話しを戦で傷付いたベットの上の父から聞かされのたのだった。

以来、彼女は自分にもあろう呪いについて、悪魔界 魔族 呪いのの研究を始めて、解呪の方法を捜し情報収集の為、信頼出来る部下に暗殺部隊と言う名ばかり組織を作らせたのだ。


来る日も来る日も研究に明け暮れ、半ば諦めムードが漂い始めた時、直近の部下から報告が上がり、堕天使なる化物の存在を知ったのだ。


エルはその報告を聞いた時、絡み合った糸がほどけて行くのを感じた。

人族 ドラゴン族 妖精族 悪魔族‥何故に何処から悪魔族は現れたのか?

それが唯一の疑問だった‥人の欲望だけで新な種が生まれるのか?

神にも匹敵する力が合って初めて欲望を糧として産まれた存在を悪魔族としたなら‥堕天使‥

彼女は確信した。

全ての始まりは堕天使だと‥

その堕天使を全部倒し、目に見えぬ悪魔族を滅ぼせば、恐らく自分に有る呪いも解けるだろうと。





「竜華嬢ちゃん!ホラ見えてきたぜ。

あれが、俺等の根城さ。」


はぁ~何だか上手く丸め込まれた気がする‥‥

生暖かい目で宜しくお願いします。

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