くノ十九 花隠の里
忍者ノート3 忍具 アルミ鉛筆
アルミホイールが巻かれた鉛筆
投げバリとして使える
字も書ける
アルミを外せば中がチョコなので食べれる
読んで頂いている方々ありがとうございます。
石碑に囲まれたサークルは私の歩幅で直径8メートルでブレイクが立ってた中央部には、一メートル程の丸くて平たい石があり、その平石にも[D]が彫られていた。
「あの小屋は一辺が四メートル‥」
もしかして‥
「シグナス頭、少し下がってください。」
《Dの隠れ家!enter!》((シュ‥ドスン!))
ヤッパり!ピッタリよ!
「花隠竜華!」((ガチャ!))
「お~!味のある家ですのぉ。」
「どうぞシグナス頭、遠慮せずお入り下さい。」
「では、おじゃましま‥‥えっ‥何ですかここは‥外見と中の広さが全然違う‥」
「えへへ~♪でしょう。何か飲み物でも出しますから、適当に座って下さい。」
「はあ‥適当と言わても‥」
「そこの長くて低いミドリの革椅子に」
「それでは、失礼してヨッ‥うわ~あわ~う~ん!フワフワのゆったりですな。」
「どーぞ、粗コーラですが。」
「忝ない、頂ます‥‥なっ!何ですか!この飲み物!シュワシュワで甘くて‥こんなの初めてです。」
「良かった!喜んで頂いて!所で御聞きしたい事が有ります。」
「何なりとどうぞ。」
「シグナス頭もそうですが、大人達が時々着ている服は何ですの?」
「これは、古くから伝わる民族衣装で、織機で編んだロール布を縫い合わせ上衣は折り合わせ太股の長さで、下はペモンと言い同じ布で太股を広めしたズボンです。足首はキャッハンを付けて靴はタンビーと言い固い布地に直接裏に滑り止めを付けた物。腕はテコーと言い袖が邪魔しないように袖の上から着けます。最後は首旗です。少し長くした薄布を首に巻き、祭の時等はそれで顔を隠して額に当飾りを着ける。
これ全てで伝統衣装のワニン(和忍)と呼んでます。」
まんま忍者‥‥
「いつ頃からの衣装なんですか?」
「分かりません‥私の小さい時からですから、160年前から既にありました。」
160年前か‥‥!?エルフの寿命は長いと聞いてたけどね‥
「シグナス頭さんは、御幾つですか?」
「私はまだ210才です。」
「はあ?流石エルフです。それで1つお願いが有ります。」
「古代竜神様の化身の御方ですから全て了承します。ご自由にして下さい。」
「また~まだ言ってもいないのに♪これから、ここのこの場所を私の拠点にします。ですが?」
「御心のままに。」
「それと‥ここの里の名前‥エルフの隠れ里‥て味気無いので‥変ちゃったりなんかしちゃったり‥は不味いですかね‥?」
「どの様な名前に?」
「‥‥花隠‥の‥里‥‥」
「それは良い!皆が喜びます!早速、皆に伝て来ます。それでは失礼いたします。」
スンゲー喜んでた!きゃ~♪私の名前が着いた村ができたよ~♪生きてて良かったよ~♪
「竜華!竜華!チョイと宜しいでっか?」
「あっ!何何ブレイクちん!」
「喜んでる所、申し訳ござんせんが、革ばりの長椅子の前にある低いテーブルの真ん中にチッさい長穴有りまっしゃろ!そこにワシを突き立て欲しいでおま。」
「ローテーブルの真ん中‥?‥これ?‥で突き立て‥?」
「ありがとうさん~♪んでな、今から言うセリフを復唱ししながらワイに手をかざして下さいな!行きまっせ!◯我 竜刀の友 花隠竜華
古き盟約を果さんとする◯」
「われ、竜刀のトモ花隠りゅうか、古きメイヤクをはたさんとスル」
「‥ガタガタ‥ギィ~ガタン!バタン!ガキン!ガガガ!ガシン!ガキ!ズゥーカキン!」
‥えっ?‥ええええええ――――――――――!
生暖かい目で宜しくお願いします。




