くノ十六 ここいらがヨサゲ
忍者ノート2 忍具 折紙手裏剣
色とりどりの折り紙で出来た手裏剣
痛くはないが痒くはある
読んで頂いている方々ありがとうございます。
「いま!何と仰いました、ゼットさん?」
「いや、俺らの仲間にどうかな?と思ってよ。」
「キッパリ御断りします。徒党を組んだりグループに入ったりはご免です。」
「わりぃわりぃ、そんなツモリじゃねぇ~んだよ。」
「それに、私ドッチかって言えば竜族だし。困った人を助けたり、悪者を退治したり、自由にやりますから。」
「え?今、竜族って言ったか?」
ヤバ!変なこと言っちゃたかな?
「言ってません!それじゃ!」
危な~!
「チョッとタンマ!このアイテムだけ持っててくれ!頼む!」
あのボタンじゃない‥
「それは却下!代わりにこの指輪をドーゾ」
「これは?」
「遠くでトーク!用事が有る時、私を思い浮かべて話しかけて。ではサヨナラ!」
「おっおう!またな!」
「バトルアーマージェットブーツ音!」
(((ブシュ――ヒュ――――――――――――パッ!)))
◇◇◇
ここいらがヨサゲね
「リバース!& Dの隠れ家enter!」((ポン!))
シャワー浴びてゲームして寝るべし~♪
フフン~♪今日は何やろかな‥ヤッパこれっしょ!【忍者ジャジャまん丸君】フフン~♪‥‥
何よ!この人魂!‥コンチクショ!‥‥ピロピロピロピロピロ~ン。やーめた寝よっと。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
今日は赤の革ジャンとパンツね♪
「Dの隠れ家リバース!」
しかし竜神様も粋な事をするわ~隠れ家の中にある食べ物全然減らないし、リバースしてenterしたら食べた分が戻ってるなんて~ステキ!
今日は近くの町に行って、小物類を見たいにわね。
「‥エーン‥‥エーン‥‥‥エーン‥」
泣き言え?こんな深い森の中で‥ドコかな‥
「‥エーンエーン」コッチね‥いた!
「シクシク‥エーンエーン‥」
「どうしたのかな僕?」「シクシク‥」
「迷子かな?お姉ちゃんが送ってて上げるよ。」
「シクシク‥」
全然ダメじゃ~ん!泣き止まん!話し出来ん!
ここは1つ!ラジオ体操しながら、おいっちに~さんし~
「諦めないないで~♪どんな時も♯出来る~♭んだほんとさ~インディアン嘘付か~♭ない♪」
おいっちに~さんし~
「海岸で~♭わっかい二人が~♪鯉を釣る物~語~♯目を閉じて棟を上げ~♪て~肌かで踊る~タンゴ~♪」
「アハハ‥変な歌!お姉ちゃん‥」
「良かった、元気出た見たいね。」
「蝶々を追っかけてたら‥こんな所に来ちゃったんだ‥」
「お家ドッチか分かる?」「ううん、分かんない」
「お姉ちゃんにまっかせなさい!」
《テレパスチョイス!忍具!犬のコマワリさん!enter!》
(((ワンワンワ――――ン!)))
読んで出たのは、警察官の制服を来たチワワさん。
「コマワリさん、この子の家まで案内してワン!」
「了解だワン!」
と言いながらコクコクと頷いたコマワリさん、シッカリ子供の匂いを嗅いでいざ!出動!
程無くして森を抜けたら川が有り、コマワリさんは川上に足を進めたのよ、それにしても‥この子の耳、少し尖っいるよね‥
身体的特長を口に出してはいけないわ!天国のママやパパに怒られる!
川上を登ると大きな滝が行く手を阻んだの、コマワリさんが立ち止まって、
「この滝の裏が、この子の家だワン!」
「ありがとうコマワリさん!リバース!」
「お姉ちゃん、凄い召喚士なんだね!」
「召喚?まっ‥まあね‥アハハ‥はぁ」
滝の裏‥あっ!ここの岩が足場になってる。
「僕、名前は?私は竜華!」
「ぼくはフィット!」
「お姉ちゃんの手を握ってフィット、足元滑るから滝の裏に行くわよ!」
フィットの手を握り滝の裏に入ったら、大きな洞窟があったの、
「フィット、ここ分かる?」
「うん!村の入り口だよ。」
今度はフィットに手を引かれ洞窟を進むと、木々が溢れ神聖な空気に満ちた場所が目の前に広がった。
「ワァオ~~」
「いたぞ―――コッチだ!―――誘拐犯も一緒だ!」
えっ!えええええ――――――――――――――!!!
〇
竜華
スキル ドラゴンの腕輪
竜気 350
生暖かい目で宜しくお願いします。




