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異界奇譚☆くノ一  作者: 一心プラン
次の二歩 差し足
16/45

くノ十六 ここいらがヨサゲ

忍者ノート2 忍具 折紙手裏剣


色とりどりの折り紙で出来た手裏剣

痛くはないが痒くはある


読んで頂いている方々ありがとうございます。

「いま!何と仰いました、ゼットさん?」


「いや、俺らの仲間にどうかな?と思ってよ。」


「キッパリ御断りします。徒党を組んだりグループに入ったりはご免です。」


「わりぃわりぃ、そんなツモリじゃねぇ~んだよ。」

「それに、私ドッチかって言えば竜族だし。困った人を助けたり、悪者を退治したり、自由にやりますから。」


「え?今、竜族って言ったか?」


ヤバ!変なこと言っちゃたかな?

「言ってません!それじゃ!」


危な~!

「チョッとタンマ!このアイテムだけ持っててくれ!頼む!」

あのボタンじゃない‥


「それは却下!代わりにこの指輪をドーゾ」


「これは?」


「遠くでトーク!用事が有る時、私を思い浮かべて話しかけて。ではサヨナラ!」


「おっおう!またな!」


「バトルアーマージェットブーツ音!」

(((ブシュ――ヒュ――――――――――――パッ!)))



◇◇◇



ここいらがヨサゲね

「リバース!& Dの隠れ家enter!」((ポン!))

シャワー浴びてゲームして寝るべし~♪


フフン~♪今日は何やろかな‥ヤッパこれっしょ!【忍者ジャジャまん丸君】フフン~♪‥‥

何よ!この人魂!‥コンチクショ!‥‥ピロピロピロピロピロ~ン。やーめた寝よっと。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


今日は赤の革ジャンとパンツね♪

「Dの隠れ家リバース!」


しかし竜神様も粋な事をするわ~隠れ家の中にある食べ物全然減らないし、リバースしてenterしたら食べた分が戻ってるなんて~ステキ!


今日は近くの町に行って、小物類を見たいにわね。


「‥エーン‥‥エーン‥‥‥エーン‥」


泣き言え?こんな深い森の中で‥ドコかな‥

「‥エーンエーン」コッチね‥いた!


「シクシク‥エーンエーン‥」

「どうしたのかな僕?」「シクシク‥」

「迷子かな?お姉ちゃんが送ってて上げるよ。」

「シクシク‥」


全然ダメじゃ~ん!泣き止まん!話し出来ん!

ここは1つ!ラジオ体操しながら、おいっちに~さんし~

「諦めないないで~♪どんな時も♯出来る~♭んだほんとさ~インディアン嘘付か~♭ない♪」

おいっちに~さんし~

「海岸で~♭わっかい二人が~♪鯉を釣る物~語~♯目を閉じて棟を上げ~♪て~肌かで踊る~タンゴ~♪」

「アハハ‥変な歌!お姉ちゃん‥」


「良かった、元気出た見たいね。」


「蝶々を追っかけてたら‥こんな所に来ちゃったんだ‥」

「お家ドッチか分かる?」「ううん、分かんない」

「お姉ちゃんにまっかせなさい!」


《テレパスチョイス!忍具!犬のコマワリさん!enter!》

(((ワンワンワ――――ン!)))


読んで出たのは、警察官の制服を来たチワワさん。

「コマワリさん、この子の家まで案内してワン!」

「了解だワン!」


と言いながらコクコクと頷いたコマワリさん、シッカリ子供の匂いを嗅いでいざ!出動!

程無くして森を抜けたら川が有り、コマワリさんは川上に足を進めたのよ、それにしても‥この子の耳、少し尖っいるよね‥

身体的特長を口に出してはいけないわ!天国のママやパパに怒られる!


川上を登ると大きな滝が行く手を阻んだの、コマワリさんが立ち止まって、

「この滝の裏が、この子の家だワン!」


「ありがとうコマワリさん!リバース!」


「お姉ちゃん、凄い召喚士なんだね!」


「召喚?まっ‥まあね‥アハハ‥はぁ」


滝の裏‥あっ!ここの岩が足場になってる。

「僕、名前は?私は竜華!」

「ぼくはフィット!」


「お姉ちゃんの手を握ってフィット、足元滑るから滝の裏に行くわよ!」


フィットの手を握り滝の裏に入ったら、大きな洞窟があったの、

「フィット、ここ分かる?」


「うん!村の入り口だよ。」


今度はフィットに手を引かれ洞窟を進むと、木々が溢れ神聖な空気に満ちた場所が目の前に広がった。

「ワァオ~~」




「いたぞ―――コッチだ!―――誘拐犯も一緒だ!」


えっ!えええええ――――――――――――――!!!




竜華


スキル ドラゴンの腕輪

竜気  350


生暖かい目で宜しくお願いします。

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