くノ十三 花隠流奥義
初よろ~おいら腕輪す。
一応正式名は、God dragon ring す。
竜華様のノートをカテゴリ別に分けて整理しのは俺す。
5才からのノートだから13冊までイタズラ書きの幼稚なもんばっかしで、それを具現化するのも一苦労す。
クソとかゲロとか頼みますよ竜華様(泣)
読んで頂いている方々ありがとうございます。
何んとかガイルの迷穴宮に着いた私とゼットさん。
「ゼット!装備を替えたいので、少しお待ちを~」
《腕輪よ!アイテム全標示!》((ブォン!))
「先ずは、バトルアーマーと‥斬鉄刀と‥アレと此れも‥ヨシャッ!こんなもんでどうだ!」
バトルアーマー映画【鉄人マン】のそれにクリソツなアレ。右肩には、シールドモニターに連動したレザー銃。背中のバックパックの下部からハノ字に突き出た2つのグリップを引き抜くと、刀身が赤く薄く光を放つ刀。切れ味は、タピオカを吸い込むストローの様に‥‥チョイ違うか‥‥バナナを包むグレープ見たいに‥‥いや‥まあ‥そんな感じでハードメタルも切り裂くの。
それのアレとの違いは、胸にひまわりの絵と、肩にチューリップが描いてあるピンクボディよ。
「enter!」
「どうだ?ゼット。」
「どっ‥どうって‥じょ‥嬢ちゃん‥観たこと無くて‥面食らっちまってよ‥スゲ‥凄げーよ!」
とても良い反応~♪
迷穴宮の中に足を踏み入れた私達は、暫く歩くと突き当たり右奥に下への階段を確認したの。
先行して下り様とするゼットさんを静止して、シールドモニターを暗視モードから赤外線に替えたのね。
ここ最近下に行った形跡か無かったから少し戻ったら、岩影の裏に続く足跡を発見して、
「ゼット、コッチだ。」
彼と隠し通路を歩いて行ったのよ、モニターのタイマーを確認したら4時間以上掛かって、ヤット怪しい扉の前までこれたの。
「こっからは俺の出番だ。嬢ちゃんは、ここで待機していてくれ。」
そう言い残して扉の中に入ってたのよ。モニターを赤外線からエックス線モードに替えて扉ごしに中の様子を見てみたら、人型の石像が22体の奥に、僅かに動く長い影があるね。
手前2体の石像を気にするゼットさんの視角に、回り込む長い奴が分かったから、私は咄嗟に扉を開けて、
「ゼット!うしろ!」
て叫んだら、声に反応したゼットさんが間一髪の所で奴の攻撃を回避したのよ。
飛び退きながらゼットさんは、刃物を奴目掛けて放たら、口から糸を吐き出したて刃物を絡め落としたの。奴は勢いそのままに糸を飛ばして、ゼットさんを糸で攻撃して動けなくしちゃたのよね。
で、私の出番!私の‥ワイの‥
ワイの出番や!ワイは猿や!プロ忍者猿や!
「つむじ風~♪舞~う♭暗い場所で♯ね~らいは♭な~がい~♪蛇や~ろ~を~♭」(違う!)
「パワーバリアON!」
バリアを作動させ、糸に絡まったゼットさんを救出している間も、糸や尻尾や時々光ったりの攻撃が受けてたわ。
けど、全てバリアが防いでいたから私は無傷!
どこも問題なし!ノープログラム!‥?‥ノープロミネンス!‥てことよ。
「後は私がやります。下がって!」
奴に向き直り対峙して見たら‥キもッ!
額に人の顔が着いた上が蜘蛛で下か蛇‥キもッ!
オマケに黒い羽根まで生やして‥キもッ!
「私は花隠竜華!あんたは何モノ?」
「クククッ‥冥土の土産に教えてやる。我は堕天24使が1人、テンタイムのスネークパイダー様だ!」
「(はあ?10時のオヤツのスティクパイだ?)‥ここは、いったい何よ?」
「ここは、罠!5人の人間の内4人を殺し、1人に宝物を持たせ逃がす。その1人が話しを広め10人を集める。配下の魔物を使い殺し人間共の生気を吸い付く狩場よ。」
(ウワ~キもッ!)
「話しは終わりだ!2人まとめて死ね!ウラボロスカッター」
((グルグルグルーシュ―――――――――ン!!))
げぇー尻尾くわえて丸まってグルグル回り出した!しかも無数のセビレがノコギリの刃見たいになって‥‥まるで電ノコね。
「花隠流大義!斬鉄刀初手!一線!」
(((シャキィン――――――!)))
蛇の輪切り2つ完成!
ここで決め台詞ね。
「鉄を食え!飢えた忍者よ!死んでも豚には食い付くな!(ここで刀をバトン見たいにクルクル回して、バックパックに刀を差し込んで‥)((カキン!))一件落着!」
「パチパチパチパチ!よっ!お見事!」
えへへ~♪
べべん~♪
生暖かい目で宜しくお願いします。




