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異界奇譚☆くノ一  作者: 一心プラン
次の二歩 差し足
12/45

くノ十二 レオーネとアルシオーネ

忍者ノート2 忍具 口寄せガマバイク


ガマバイク 薬屋のケロちゃんの顔が中央にあり左右からバンドル

前足がフロントフォーク

エンジンはソウルエンジン 排気音はゲロゲロ

全体が黄緑色 乗員2人

口寄せガマバイク ガマカー ヘビボート ヘビジェットスキー ナメクジモービル タコ凧 ワシが鷲 計7種

読んで頂いている方々ありがとう御座います。

<時は3日前>


私達姉妹は組織の命令で、ある対象者を監視する任務でガイル迷穴宮へと来ている。

対象者は、バルス国の王城メイドとして出入りしている18才の女。

このメイド1ヶ月の間に4回、週に1度日が暮れる時間に城を出て、3時間かけ歩いてこの穴にくる。

何時も迷穴宮の中で見失う為、妹のレオを中で待ち伏せさせ、私が対象者を後ろから追う作戦だ。


「時間通りだ‥」


対象者が城を出るのを確認し、先回りをして穴の入り口で待機していたら現れた。

気づかれぬ様に後をつけ中に入り少し経つと、案の定何時も場所で姿が消えた。


その奥で息を潜めてた妹とが、


「アル‥そこ‥」


指を指した先には岩が有り、その陰が岩肌と同じ段差になった目の錯覚を利用した通路になっている。

普通なら、奥まで行ったら階段を降りダンジョン攻略が始まるのだが‥

その隠し通路をレオと進むと、中は狭く入り組んだ道だ。マジックアイテムの小さい水晶で照らしながら何とか後を追う私達。

どれ程中を歩いたか分からぬ程の時間を掛け、たどり着いた場所の前には扉が有った。

扉に近づき中の様子を伺うが、人の気配無く静かに扉を開け中に入ると広い空間があった。

「レオここって‥」

「あぁ‥アル、恐らく‥」

ここは、ガイル迷穴宮の最下層。

あの隠し通路は最下層までの裏ルートだった。


そして、広い空間の奥からメイド服の奴が現れた。

「チッ!罠か。」

メイドの女が徐々に姿を変え、黒く大きな4翼の羽を拡げ額にメイド女の顔が埋まった、上半身は蜘蛛下半身は蛇。

今まで1度も見た事がない化物!

「愚かな人間の女共よ。我の姿を視たからは生きて此処から出られぬぞ。」


「貴様のその姿!何者だ!」


「この翼を見て分からぬか?我は堕天使!神に憎まれ天界を追放され、神を妬み神に愛される人間を嫉み殺し尽くす者よ。」


「堕天使‥?悪魔とも魔物とも違う‥(あやかし)


「死ね!」


奴の目が光り妹をへ光りが伸びた瞬間私は、妹レオを突飛ばし、光りを浴びた。

体が瞬時に石になり生きた石像となり、意識が潰える時、レオの叫び声が耳に残った‥‥


「アル―――――!!」


「‥‥ゼット!アルがやられた!助けて!‥‥」


化物の妖しい光を浴びた私達は固まり動きを封じられ、物言わぬ像と成り果てた‥‥


「女同士そこで石になって居ろ‥‥」



(((ゲロロロロォォ~ゲロ‥ゲロ‥ゲロロロ‥)))

「この辺だな。降ります。」


「イテテテテ‥体がバラバラだぜ‥」

《ガマバイク!リバース!》


「ったくよ!何なんだ!この乗り物は?」


「気にするな~♪ゼット」


「気になるぜ‥」


「行きましょ~!悪い~♭事ば~♪かりじゃ~♪ないか~♪~らさ~~♯」

「何グズクズしてる!置いてくぞ!」


「何なんだよそれ?ハァ~」


            〃べべん!〃

生暖かい目で宜しくお願いします。

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