くノ十 ベール
忍者ノート18 忍具 カプセル忍者
有事の際それを投げつけ割れたら出てくる
サーポート忍者
クワイガン カブトガン カマキリガン と
三種のがある
読んで頂いている方々ありがとう御座います。
ここ最北端に位置する都、女帝エル・グランディアが君臨する国、グラン帝国。
女帝以外誰も知らぬ暗部組織がある。
暗部隠密機動特殊部隊〔ベール〕
何チームがあり構成員は何人か?各国は暗黙的に存在は知られてはいるものの、正体は誰も分からぬ組織。
各チームには組織から通信用のマジックアイテムのペンダントを渡されている。
組織の中でも異端な存在が故に、どのチームにも属さない男。
子供の彼が発見された時、横には巨大なフェンリル狼の亡骸があり、それにしがみ付きながら寝ていた所を組織の人間に保護された。
それがアゼストである。
城での情報収集を終え、蒸気機関の設計図を使い魔の闇フクロウに渡した後、彼は宿の自室で寛いでいた時、一報が入ってきた。
[‥ザザ‥ゼス‥アルが‥‥ザ‥ガイルの迷‥ザ‥‥行方不‥ザ‥‥助け‥‥プッ!‥]
[‥おい!レオか!待ってろ!おい!‥]
「チッ!ったく‥」
今の連絡はレオ!レオーネに間違いない。ガイルの迷穴宮での作戦中にアルシオーネに何かあったのか‥?あの姉妹が‥助けを‥
ここからそう遠くは無いが‥ガイルの穴には1度足を踏み入れた事が有るけど‥あそこはかなりヤバい‥流石の俺1人じゃキツイぞ‥‥どうする?
誰か応援を呼ぶか?これからじゃ間に合わんかも‥
何か‥‥‥「嬢ちゃん!」!!
■
この大陸には迷穴宮と呼ばれるダンジョンが存在する。十字山脈に隔たれた4つの世界に6ヶ所あり全部で24。
ある者は、悪魔が遊び心で人間を殺す為の穴だという。神が人間に修業をさせる洞窟だと言ったり、この世界の意志が生き物を間引く為に作った洞穴だと言ったり、様々な説が存在する。
しかし、どの迷穴宮にも共通しているのは、1階から下に行くにつれ広くなり、魔物が強く数も増える事。
最下層は50とも100とも言われる、最下層の最奥には、誰も見た事がない宝か有ると言われている。
■
この辺りで言いかな?
「リバース!」《リバース実行不可です。》
ん?何で?試しにもっかい!
「リバース!」《リバース実行不可です。》
「ヘルプさ~ん!」《ヘルプです。》
「リバース出来ないのよね、何で?」
《ヘルプです。特種な信号を発するマジックアイテムが付属しているため、リバース実行不可になってます。》
「え!どこに?」
《ヘルプです。バトルスーツのマスクマフラーの付け根です。》
ん~と‥この‥へん‥あっ!これ?ちっさっ!
これでっと‥「リバース!」((シュースッ‥))
ふぅ~いつの間に?特種な信号‥何だろピン付きボタン?ポケットに入れて~~
~~
「とき~どき~♪私は~無理に君を~♪私のカタチに嵌~め~て~しまいそえに~♪‥フフン~♪」
鼻唄を歌いながら歩ってたら、黒いフード付きのコートを着た黒ヅクメの人が腕組して道の脇の木に寄りかっててさ、私を見つけたら右手を軽く上げて、「よっ!嬢ちゃん!」
て挨拶すんのよ。
うわ~出た!変態だ!て事でUターン!
「おっ!まっ!ちちょっ!」
きも~~無視無視!
「花隠竜華殿!御待ちを!」
ん?‥この声‥隊長さん!?ん?
生暖かい目で宜しくお願いします。




