第3話 城の周辺警戒
主人公最強すぎてやばいですね
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上の小説も呼んでみてください!
ドンドンッ
誰かが家の扉をノックしたようだ
「ナイヤ・リゼは居るか?お前には犯罪者ギルドの一員だという容疑がかけられている!出てこなければ容赦はしないぞ!」
「な、なに?私犯罪者ギルドだなんて知らないんだけど」
「この期に及んでまだ嘘をつくか、ナイヤ・リゼ!」
すると騎士たちは無理やりドアを壊して入ってきた
「お前がナイヤ・リゼだな、王国まで連行する、拒否するのであれば今ここで殺す」
そう言って私の手首をつかんできたので私は振りほどいて
家の裏口から逃げた、すると騎士たちは私のことを追ってきた
「おい、そこの騎士たち止まれ!」
もう追いつかれそうだったそのとき村の村長さんが
助けてくれた
「なんだ貴様私たちは、王国の騎士なのだぞ?あの女をかばうならお前も殺すぞ?」
「おい、お前ら出て来い!」
村長がそう言うと物に隠れていた村人たちが少しの武装をして出て来た
「ナイヤ行け」
「で、でもっ」
「いいから行けよっ」
その言葉を聞いた私は夢中で騎士たちとは反対の方向に走って逃げ出した
「元気でやれよリゼ、」
「なぜひとりの女のためにそこまでする?」
「お前には分からないだろうな、あいつは二年前狩りに行ったとき近く草原にたおれてたんだよ」
「それで、あいつを村まで運んで看病してやったのさ、あいつは目が覚めたら俺に感謝してきたんだよ」
「動物や人を殺すようなことしか出来なかった俺に感謝してきたんだ」
それがどうしたという顔で騎士は村長を黙って見ていた
「初めて人を助けられたと思って感動したよ、俺にも人を助けることができるんだってな」
すると、村長は目を見開いて言った
「お前は俺が助けた奴を殺そうとしてる、だからゆるさねぇ」
「ふっ、そうかならばここで死ねっっ」
私は何もしてないのになぜか騎士たちに追われていた、って言っても村で目覚める前の記憶がほとんどなくなっちゃっていてよくわからないけど
村の人たちには申し訳ない気持ちでいっぱいだった
騎士たちの武装はフルアーマーの防具や剣を持っていた
対して村人たちは騎士たちよりは数は多いけど武装の差が激しかった
村人たちは木のオノやクワで騎士たちに立ち向かって行った
結果は無論、騎士たちの勝利だった
今は、騎士たちに刃向かった村人を騎士たちが処刑をしている
私は死体を見たことがなかったので吐きそうだった
元々30人いたはずの村人たちはもう5人殺されていた
私はそれを黙ってみていることしかできなかった
六人目が、殺されそうになったとき急に空が暗くなった
上を見上げると巨大な黒竜がいたのだ
私は、初めてあった竜という存在に
恐怖し驚愕していた
すると竜の背中から20代ぐらいの男の人が飛び降りてきた
普通なら足の骨が折れて死んでいるはずなのに
その男は平然と立っていた
その男からは、この世のものとは思えない膨大な魔力や山のような威圧感、
強い復讐心と苛立ちがものすごく伝わってきた
それは、村人たちに教えてもらった伝説の魔王のようだった
その男は、手を上にあげると伝説級の魔法の名前を言った
「メテオ」
魔王城の半径五キロメートルには沼地が広がっており、村などは見当たらなかった
だが、沼地をこえるといくつかの村があった
ちょうどその村にはどこかの国かは分からないが、
騎士たちが村人達を処刑していた。
それを見た俺は心の底から苛立ってきた
「不快だな」
「どうされますか?カルマ様」
「ちょうどいい機会だ、私の実力を確かめるための生け贄となってもらおう」
カルマはアポリオンにあの村に向かうと告げてアポリオンから飛び降り高速で騎士たちに襲われている
村人達を助けにいった
我ながらかっこいい登場の仕方だと思った
だってめっちゃ高いところからピンチの時にヒーローみたいなのが降りてきたら格好良くない!?
でも、なんか村人や騎士たちは俺をみて恐怖に怯えた顔をしている
「なんでだろ」
と、俺はつぶやいていた
「それはたぶんカルマ様から出ているオーラや威圧感が理由だと思いますよ?」
いつの間にかアポリオンから降りてきていたイザベラが言った
「そうなのか?」
「はいっそうだと思います!」
相変わらず張り切ってんなーイザベラは、
じゃあ、まずは騎士たちになにしてんのか聞いてみよ
「おい、そこのお前」
「は、はいっなんでしょう」
騎士は怯えながら返事をした
「お前たちはここで何をしている?」
「はい、えーっとですね」
騎士は怯えながら説明をしてくれた
「あーつまり絶対に勝てる相手をボコボコにしていたということだな?」
「い、いえそういうことでは、、、、」
「言い訳は要らない、」
「ヒッィィ」
「イザベラ、村人たちに強い保護の魔法をかけてくれ」
「承知しました」
すると村人となぜかリゼまで緑色の球のような者に覆われた
「なんだこれっ」
と、村人たちが聞いてきた
「あとで説明する」
俺がそう言うと村人は騒ぎ始めたが
俺はそれを無視して魔法を発動させた
「メテオ」
俺がそういうと
「ば、バカなメテオは伝説級の魔法、使える訳がないっ」
と、騎士の一人が言ってきた
「ふっ、それはどうかな?」
すると、隕石が流れ星のように村周辺におちてきた
カルマはかなり手加減したつもりだったのだが
村や村周辺は、荒野になってしまった
当然イザベラが保護魔法をかけていない騎士たちは、跡形もなく全て消えた
読んでいただきありがとうございます。
次回も読んでくださいね。