第15話 腕相撲
最後の終わりかたがw,,,
「おい、まてよ、そこの兄ちゃん」
と、カルマは、後ろから声をかけられた
「っ、貴様、この方をだれだとっっ」
「いや、いいんだ、ニヴルヘイム、どうした筋肉○ン」
「筋肉○ンだと?まぁ、うん、そうかもしれないな、っと、そんなことはどうでもいいんだ、俺はSランク冒険者のガイだ、さっきの石板を破壊しただけで、臨時のSランクになったのも、石板を壊れやすい物に代えたのもお前らの仕業だろっ?そこまでしてSランクになりたいのか?お前らは!」
「いや、俺達そんな、Sランクになりとかそうゆうのないし、石板を変えたりなんてしてないんですけど?」
「え?、あぁ、そうなのか? いや、本当にあの石板を壊したのなら俺と戦ってくれ、本当にあの石板を壊したのなら俺に勝てるはずだ」
「ニヴルヘイム、勝負するか?こいつと」
「えぇ、いいですよ、上下関係をちゃんとしないといけませんしね」
「よし、じゃあ早速始めようぜ」
と、言いながらガイは、近くにあった、木製の机に腕を置き腕相撲の形をつくった
「え?決闘みたいなやつじゃなくて、腕相撲で勝負すんの?」
「あぁ、そうだこっちの方が、戦闘による被害がお店とかに広がらなくていいだろう?」
「ほぉ、腕相撲ですか、いいでしょう」
「あ、ニヴルヘイム、やる気なんだ」
「カルマ様、開始の合図を」
「あぁ、いいぜ、レディ、ゴッ」
カルマが、そう合図をした瞬間激しい氷のような突風が、吹き荒れた
その、突風を受けたガイは、吹き飛んでいて、吹き飛んだ先の壁に穴を開けていた
ガイは、白目になって、口から泡を吹いていた
「あ、俺、責任とらね」
腕相撲の勝負は、ガイが、肘を机から離してしまったので、ニヴルヘイムの勝ちだ
「当然の結果です、これでもまだ本気では
ないのですけどね」
「ニヴルヘイム、やり過ぎだぞ」
「あ...」
このあと、二人は走って逃げましたとさ
「あ、そうだ、カルマ様、宿などは、どうされるのですか?」
「あぁ、そうだな、しかし金がな,,,」
「んーそうですねぇ、あ、あそこに面白そうで、良いものが!」
ニヴルヘイムが、そう言いながら指を指していたのは、
騎士団長に、決闘で勝てたら金貨100枚
条件 戦闘不能になる、またはギブアップで降参
相手を殺した場合強制敗北
だそうだ
「おーっ、いいな、金貨100枚か、って言っても金貨100毎って、どんくらいの価値なんだ?」
「すいません、私もよく解りません」
「んーそうかぁ、なぁ、そこの、じいさん、金貨100枚ってどのくらいの価値なんだ?」
「お主もあの、イベントに参加するつもりなのか,,,金貨100というのは、普通の暮らしをすれば二年は暮らせる金額じゃ、じゃが、悪いことは言わん、あのイベントに参加するのは、止めておけ、騎士団長は、化け物じゃ、人間が、勝てる相手では、ない!、ワシはお主のように騎士団長に挑みにきた者を何人も見てきた、だが、全員騎士団長にボコボコにされた、だから、挑戦するのは止めておけ」
「いや、じいさんすまないね、こちとら人間じゃないんでね、行ってくるわ」
「ま、まて!、女の前で格好つけたいのはわかる!だが、命の危険があるんだぞ!やめろ!」
「いや、俺は、行くわ、あんがとなじいさん」
と、カルマは返事をして、ニヴルヘイムと一緒にイベントの開催場に、走って向かっていった