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第9話 戦争の幕開け

すいません、遅くなりました


https://ncode.syosetu.com/n5298es/


上の小説も呼んでみてください!

とうとう、あの王国軍対魔王軍の戦争が始まろうとしていた。


戦争が始まる前の準備として魔王軍は、アンデットの下級兵士10000体、中級兵士1000体と幹部は

氷の女王 ニヴルヘイム        

死の王 ヘルヘイム                           

黒き妖精の王 グレイプニル       

軍神 テュール   

大魔法回復士 イザベラ

が、戦闘に参加するようだ

戦闘に参加しない幹部たちは城を守るようだ

ニヴルヘイムは白い氷のような露出の多いドレスを着ていて相変わらず体から大量の冷気が出ていた

ヘルヘイムは、いつも通り死神のような鎌をもち黒いローブを着ていた

グレイプニルは、鎧などはなにもつけておらず、理由を聞くと鎧なんて必要ないですよと、言っていた

テュールは魔王軍の指揮をとるので会えなかったがいつも通りの装備だったはずだ

イザベラはフルプレートの鎧を着用しており、手には真っ赤でどす黒い色をした杖を持っていた


この、戦争では、カルマは自由行動ということになっている

さすがに魔王がひとりで戦場にいくわけには、いかないので

護衛としてイザベラが、同行する事になっていた

      

「さぁて王国軍はどのように攻めてくるのかな?、んー攻めてくるのを待ってないでこっちから行こうかな

ニヴルヘイムやグレイプニルと一緒に訓練した魔法もつかいたしな、自分から動くとするか」

そう言うとカルマは座っていた豪華な椅子から立ち上がり

アポリオンに乗りイザベラと一緒に王国の陣営側に飛びだった





「魔王軍の戦力は確認されているもので、下級兵士10000体と、中級兵士1000体だけだ!

それに対して我ら王国軍は20万の兵が、いる!勝利は確実だ!

圧倒的な戦力で魔王軍を滅ぼすのだ!」

そお、王国軍の軍の隊長が大勢の兵士の前で叫んだ

すると、兵士たちは

「オォーーッッ」

と、雄叫びをあげた


王国の布陣は右翼に8万、左翼にも8万の兵士が配属され中央は最強の10人と、残りの4万の兵士が

守っていた


王国の兵士たちはもうすでに魔王城に攻め込めるように隊列を組み

行進を開始していた

王国の兵は槍を持つものや馬に乗りそして剣を手に持っている兵もいた



「なぁ、イザベラ、なぜ人間がそんなに、憎いんだ?」

カルマがそう聞くと憎しみをこめた声で答えた

「あいつらは、魔族だからといって何もしてなくても殺してきます。それで、私は

身内を殺されました」

「そうか、それは嫌なことを聞いたな、俺はお前らが理由もなく人間を殺そうとしているのでは?と、思ってな」

「心配させてしまってすいません、カルマ様」

「いや、いいんだ、お前らは、俺の部下、なら家族と同じようなものだろ」

そう、カルマが言うとイザベラは顔を赤くして、下を向いた

そして

「か、家族ですか」

と、小声でつぶやいた

「ん、なんか言ったか?」

「いえ、何でもありません!」

そのときの、イザベラの顔はカルマが今までみた中で一番の笑顔だった

「そろそろだな」

カルマたちは王国の軍まであと1キロのところまで来ていた




「隊長!前方から超巨大な竜と、竜の上に乗っている思われる者からの異常な量の魔力を感知!

しかも、二人乗っているようです!」

「なんだ?竜だと?」

と、言い臨時に作った作戦室から出て見ると

外は夜のようだった、巨大な竜の体や翼で、太陽の光が届かなくなったのはもちろん

竜乗っている者の、殺気と威圧感からだった

この時、隊長の背中や額は冷や汗で、いっぱいだった




カルマが、アポリオンから降りる前、兵達はざわめきであふれていた。

それは、竜自分が殺されるのではという恐れからだ


カルマと、イザベラが、アポリオンから降りると、もっとざわめきが広がった

それは、降りる前とは違うざわめきだった

それは、イザベラのこの世のものとは思えない美しさもあったし

何より、イザベラやカルマが人間のような容姿だったからだろう

兵士たちは勝手にカルマたちが、人間だと判断したのだ

隊長も人間だと判断したのか

「君たちなにをしている?」

と、聞いてきた

するとイザベラが、怒りのこもった声で

「おいそこの貴様、失礼だぞ?この方は初代魔王様であらせられる、言葉づかいつつしめ」

イザベラが、そう言うと

周りの兵士があわてたようにざわめきだした

「おい、魔王だってよ、あの餓鬼がか?」

「もし、本当にあいつが魔王なら王国の勝ちは確定だな」

正直カルマはこの言葉にイラっとしていた

それは、自分より強者のイザベラの忠告を無視していたからだ

ふと、イザベラの方を見ると急速に魔力が高まっていた

「先ほど、忠告しましたよね?カルマ様、皆殺しの許可を」

「はぁ、いいよ」

カルマが、そう答えると

「インフェルノ」

と、魔法を唱えた

すると、イザベラから50メートルほど離れたところに半径2,5キロの巨大な炎の柱が立った

「なっっ」

隊長は、驚きを隠せなかった

それはなぜか、

それは三万の兵が、一瞬にして塵になったからだ

三万の兵士たちがいたはずの土地は一面真っ黒になっていた

「おぉーすごいなイザベラ」

「い、いえカルマ様の方がすごいですよ」

と、下を向き顔を赤くして答えた

「あの、炎の魔法よりすごいだと?ありえないっっ」

そう言う、隊長の顔は引きつっていた

「カルマ様、あの人間どもに鉄槌を」

「あぁ、わかったよ」

すると、カルマに、イザベラとは比較にならないレベルの魔力がたかまり

カルマは目を見開き言った

「ラグナロク」

と、天地を滅亡させる地獄の黒炎が、地面から地面から出てきた

そして、五万の人間の命を一瞬にして奪った。

そして、半径5キロ以内にはカルマ、イザベラとアポリオンしか

生物は存在しなかった



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