表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

プロローグ

初めまして。まだまだ未熟な点が多々あると思うので、色々な意見を聞かせてください。最後まで読んでいただいた方には豪華賞品パジェロなどはありませんが、ぜひ最後までよろしくお願いします。

 緊張のひと時。任務とはいえ、初めて会う人たちの前に一人で立たされるというのはどうも慣れない。どうしてこの国の転校生は廊下で待たされるのだろう。日本の面倒なシステムだ。

 だが、私は長年の訓練であらゆる術は積み重ねてきたつもりだ。程よい緊張こそ、最高のモチベーションを作り上げるのだ。

「セシルさん。入って」

 私の名前を呼ぶのは、つい三十分前に初めて会った担任の女史。私はその声に従うまま、大きな音をたてる戸を引いて中へ入った。

『おぉぉぉぉ!』

『見ろ! あれは女神ではないか?』

『可愛い!』

 多種多様な声が私に浴びせられる。まったく俗物どもはそんなに外国人が珍しいのか。

「ほらセシルさん。自己紹介を」

 この学校に来る下準備として、最初の自己紹介の文面は考えてきた。私は、それをただアナウンサーのように朗読するだけだ。

「初めまして。今日からこのクラスで共に学ばせていただくセシル・グローバーです。日本には、ある人を探しに来ました」

 教室を見回し、その人物を探す。窓際後方二番目。そこに私が探していた人はいた。何度も写真を見て、嫌っていう程顔は覚えた。ターゲットを間違えないなど初歩中の初歩だ。その彼はと言うと、肘をついて、退屈そうに窓の外を見ていた。転校生が珍しくないのか。はたまた興味が無いだけなのか分からないが、こちらに見向きもしない。まったく呑気なものね。これから大変な事になるとも知らずに……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ