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第三話「大いなる、そして静かなる眠り」02

ミドルフェーズ① 女傑

 

GM:では、まずはシーンプレイヤー葛城です、登場してください。

葛城:はい。(コロコロ)……7上がって41です。

GM:引き続き、UGN神ノ浦支部です。いまは如月と2人で仕事をしているところです。

葛城:はい。

GM:ちなみに朧響子は着任早々、出ずっぱりで帰ってくることが少ないようです。外でなにやら調べて回っているようです。

睦月:おぉー!超有能。

GM:そしてひたすら単独行動を取っているので、如月が非常に困惑しているようです(一同笑)「葛城さん、聞いてください。響子さんのもろもろの手続きが終わらないんです……」

一同:あははは(笑)

GM「住居手当の件、交通費の申請、サーバーへのアクセス権限も付与出来ていないんですよ」という感じで弱音を吐いています。

葛城:お、おう。

睦月:大変だ。

葛城:わかった、注意してみよう。

GM:などと話していると、響子が戻ってきます。

葛城:あ、ちょうどよかった。

GM:戻るや否や、応接のソファーにごろんと横になり目をつぶっています。なにやら考え込んでいる様子です。

師走:一人だけ世界が違う人になってる(笑)

GM:如月はボールペンで葛城の肩を突いて、何かを促してきます(一同笑)

葛城:じゃぁ席の方に近づいて咳ばらいをしつつ、「すまない、今考え事をしているようだが、ちょっといいかい?」と聞く。

GM:響子は「何だ?」と言います。

葛城:色々出かけて何かを調べているようだが、何を調べている?

GM:それを聞くのか。そうしたら逆質問をしてくる。「葛城、ひとつ聞こう。君らは何のためにここにいて、何のために戦っているのだ?」と言ってきます。

睦月:ダブルクロスだ(笑)

葛城:ひとまずは、この神ノ浦の平和を守るため。

GM:なるほどね。そうすると響子も答えます。「私はこの自分の足で、彼(朧迅)をジャーム化させた者をつきとめ、倒す。そのための行動をしているのだ」と言います。

葛城:それは構わんが、その場合はUGNに所属しないでやってもらいたい。UGNに所属している以上、こちらにもしたがってもらいたいんだがな。具体的に言うなら、もろもろの手続きが終わっていないので終わらせてくれ(一同笑)

GM:なるほど。ちなみにですが、葛城のワークスって何でしたっけ?

葛城:UGNエージェント。

GM:そうなの。このUGN神ノ浦支部って、支部長がいないんだよね。命令系統がない状態で、三人が空気を読み合いながら仕事をするしかない状態となっております。

葛城:第一話で、暫定的に支部長のような扱いになっていなかったっけ。

GM:仮支部長とはなっているけれども、それに響子が素直に従うかは別問題ということだね。葛城からのアクションはそれだけでいいかい?何もしなければ、響子はまたお外に出て行ってしまいます。

葛城:ではとりあえず、それについてはわかった。事件が起こるまでは好きにしてもらって構わないが、ひとまず今は事務手続きが終わっていない以上、彼女が困っているから手続きしてやってくれ。

GM:では響子は「書類を持ってこい」と言います。

葛城:じゃぁ、持ってくる。

GM:如月がおずおずと書類を差し出します。

睦月:かわいそう、如月さんかわいそう(笑)

GM:響子はサラサラサラッと書類にサインをしていって、「これでいいか?」といって書類を返す。如月は泣きそうな顔で「あ、ありがとうございます!」と言って自分のデスクに戻ります(一同笑)

睦月:これは夜も酒が進むぞぉ(笑)

葛城:支部長というのは、こういう面倒くさいやつか。昇進の話は断ろうか。あ、ちなみにあと、彼女サインをしたらまた出て行っちゃうんでしょ?

GM:はい。葛城からのアクションがなければ、しばらくして出て行きます。

葛城:じゃあ出て行った後に如月に「あんたがそんなに腰が引けるなんて珍しいな。意外だな」と。

GM:あ、じゃぁもう質問やアクションなどもない、で良い?

葛城:あ、出かける前にもう一回呼び止めて、「ゴタゴタがあって渡し忘れたが、朧迅さんからこれを預かっている」と指輪を返す。

GM:わかりました。では指輪が出てくると、こんなことを話します。「彼とはUGNに同期で入ったんだ。歳も同じで、実戦部隊に配属されていた。24歳の時に、彼の方からプロポーズされ結婚した。25周年のプレゼントとして用意してくれたのだろう」と。

葛城:ずいぶんけっこう先だな、と心の中で思っておく。


これはGMの言い間違いでした。正しくは15周年ですね。


GM:特に突っ込んで聞かないならこのぐらいかな。

葛城:うん、とりあえずはつっこまないかな。

GM:わかった。響子は指輪を指にはめて少し眺めた後、指輪を外してポケットに突っ込んで響子は出て行きます。そのあとに、如月とさっきのやりとりだね。

睦月:職場に、爆弾みたいに触れたら爆発しそうなのがあります(笑)

葛城:あんたは事務処理に関しては、怖気づくことなくズカズカと行くと思ったんだけどな。

睦月:如月さんにね?

葛城:あ、そう。如月さんがね。

GM:やはり人間関係なので、相性というのもあるのでしょう。

師走:苦手なタイプ。

GM:では如月は「葛城さん、今日……『辰巳』いいですか」(一同笑)


辰巳は第二話で登場した立ち飲み屋さんですね。葛城がタケこと海堂武尊と出会っています。


葛城:前回タケさんと出会ったところだよね?これPL上の話なんだけどね、あの人タケさんもたしか海堂って言ってたから、師走のところに来た手紙と関係あるのかな?って思っています。

GM:お、よく覚えてましたね。

葛城:リプレイ読み返したからね。

睦月:大事、大事!

GM:はい、では他になにもなければシーンを終了します。

葛城:「辰巳」に関しては、またため息をついて了承する。ため息ばかりだな。あ、ちなみに如月さんにロイスを取っておきます。

GM:はい、わかりました。では了承したところでシーンを終了します。次の朝如月さんはどうなっているかな(笑)


ミドルフェーズ② 蠢動


GM:はいでは次のシーン松田行きましょう。登場してください。

松田:はい!(コロコロ)……6上がって50。

GM:はい。では特殊犯罪捜査室のミーティングスペースです。十文字がいまして、松田に言います。

松田:はい。

GM:「署長の視察旅行に1週間同行しなくてはならなくなりました。」

松田:十文字さんが、ね?

GM:はい、十文字がです。「留守を頼みます」

松田:わかりました。

GM:「しかしね、最近オーヴァードが関与する事件が増えている中、非常に不本意な辞令です。が、断るわけにもいきませんからね」と、十文字は言います。

松田:まぁ、社会人の辛いところっスね。

GM:「それから、こんな時期ですが増員の指示が来ています」

松田:ほう。

師走:すごいな。

GM:一人の男が入ってきます。銀縁の眼鏡をかけた痩せた男です。男はミーティングスペースの前に立つと、「監察官室付きの巡査部長、金戸衛かなと・まもるです。本日付で特殊犯罪調査室への転籍を命じられました」それだけ言うと、空いていたデスクに座ります。

睦月:こっちもとっつきにくいよぉ!(一同笑)

GM:そんな様子を見て、ソファーの隣に座っていた早乙女が「松田さん、なんかいけ好かない奴っスね」と耳打ちしてきます(一同笑)

松田:まぁ、そう言うな。これから、とりあえず人手が増えるのはいいこと。といって、じゃぁ挨拶に行きます。「俺はトクハンの松田純一だ。よろしくな!」

GM:金戸は「はい」と言います(一同笑)

松田:おい、お前も。早乙女!

GM:では、「(嫌そうに)……早乙女っス」(一同笑)

睦月:「はい」……って(一同笑)

GM:そんな感じのやりとりだね。金戸はひたすらに自分の仕事をしています。「話はそれだけですか?」と言わんばかりの態度。十文字がその様子を苦笑いしながら見ています。「松田くん、何かあったら報告をお願いします」

松田:わかりました。

GM:では、松田はこのシーンで何かすることありますか?

松田:一連の事件で、何か分かったことあるんスかね?

GM:(十文字)「それについてはUGNに協力を仰いでいるのですが、なにぶん過去の事例などを掘り返しているようで時間がかかっているようです」とのこと。

松田:では今のところまだ、進展は無しって感じですかね。

GM:そうですね。何かあればUGNから知らせが来ることになっています。

松田:わかりました。じゃあ今のところ特に急いでやることはないかな。あ、青い鎧の男の事って、松田は聞いていたっけ?

睦月:前回立ち会っているね。

松田:裏路地で記者を殺害しようとした話は知らないんだっけ?

葛城:やろうとしたら、レーザーが飛んできて逃げて。

松田:なんか怪しい奴がいるなっていうことは分かっているけど、具体的に何をしたかっていうのはわかってないんだよね?

GM:そうだね、情報は断片的にしか出てきていない状況です

葛城:死因が深い切り傷だから、「あいつじゃないの?」という話にはなっていたはず。

睦月:断定できないもんね。

松田:いま刑事として正式に仕事がない以上は、個人的にそいつらについて調べてみるかな。

GM:なるほどね。署長からクギ刺されてますけど大丈夫ですね?(笑)

松田:それをGMが望んでいるような気がしているので(一同笑)

GM:ぼくはメタ読みをするプレイヤーは大好きです(笑)ではいったんシーンを切りましょう。


ミドルフェーズ③ 海堂愛天奈


GM:では次のシーンは師走、登場してください。

師走:はーい。(コロコロ)1侵食率が上がって38になりました。

GM:はい。

睦月:招待状?招待状?行く?行く?

師走:かなぁ?

GM:そうです。ちなみに陽葵も一緒に行っていいことになりました。睦月はどうする?

睦月:行く行く!行く行く!

GM:じゃぁ登場していいよ。

睦月:(コロコロ)7!上がって43になりました!

GM:飛ばしてるなぁ。

睦月:なんか面白そうなところに行くんでしょう?行く行く!

師走:別に「一人で来い」って書いてないからさ。

GM:では。第一話で「オリンピアかみのうら」という巨大商業施設がオープンしたのを覚えてますでしょうか。

師走:うん。

睦月:覚えてます!

GM:その複合商業施設のセンタービルは、上階がホテルになっているんですね。それが「ジ・オリンパスホテル神ノ浦ヘリテージ」です。

睦月:おぉ~。

GM:そしてその30階建てくらいのデカいホテルの最上階に、高級レストランがあります。それが「イーリス」。ギリシャ語で虹を意味する言葉ですね。

師走:じゃぁ、謎にサングラスかけていく(一同笑)

GM:入り口ではウェイターが「お待ちしておりました、年之瀬様でいらっしゃいますね。こちらへどうぞ」と言って、その高級レストランのさらにラウンジを通り抜けて、VIPルームに通されます。

睦月:カジュアル!場違い!

師走:大丈夫だ、堂々としてればいいんだ。

GM:でもドレスコードはあるだろうなぁ。

師走:じゃぁ下の商業施設で一番安いジャケットを買って。「これ着ないと入れないから」

睦月:待って、そんな安いのじゃ嫌だよ!(笑)

師走:じゃあ自分で調達しろよ!

GM:<調達>判定するなら、してもいいよ。達成値によって身なりが変わります。

睦月:《天性のひらめき》使います!まだダイスボーナスもないから2d。7以上出ろ!

師走:あぁ、応援するよ。《援護の風》5d増える。

睦月:すげー!やったぁ。

葛城:「すごい服」でも買ったらいいのに。

睦月:じゃぁ、みんなの分買おうか(笑)ほっ!(コロコロ)……1個もクリティカルしない!(一同爆笑)

師走:マジかぁ(笑)

睦月:達成値8なんで、調達ポイント2点使って10にしときます。みんなの分と思って頑張ったけどダメだったよ!侵食値4点使ったけどダメだったよ!(笑)

師走:大丈夫だよぉ(笑)

GM:ちなみに睦月って15歳だから、学ランとかブレザーでいいと思うんだけど。

睦月:学ランとかブレザーも持ってないの(笑)

GM:では、身体に合ったスーツをかろうじて用意できた、ということで。VIPルームに通されます。

師走:2着で1万円のスーツで。

睦月:あとサングラス欲しいって言ってたよね。

師走:大丈夫、100均でもバレないよ(笑)

睦月:じゃぁサングラスも買った。

GM:……サングラスは場違いかな(一同爆笑)

師走:「お客様、ちょっと……」って言われる(笑)

睦月:あぁ、あぁ○△×□◎(←日本語表記困難な笑い声)

GM:この二人を、こういう場違いな場所に連れてくるのと面白いなぁ(一同笑)

睦月:かわいい(笑)……はぁ。シルバーアクセとかこう(笑)

師走:ジャラジャラと(笑)

GM:ちなみに、二人の様子もそうなんだけど、陽葵もかなり気後れしている様子です。こういう所に来るのはじめてなんだろうね。

睦月:陽葵ちゃんにもちゃんと買ってあげたよ。

GM:(陽葵)「……すごい、ナイフとフォークがこんなに並んでる……!」(一同笑)

睦月:大丈夫、ぼくに任せて。外から使うんだよ(笑)

師走:そうなのかぁ。一番カッコいいの使えばいい(笑)

睦月:それお肉用だから!(笑)

GM:そうこうしていると、20代半ばくらいのスラっとした女性が入ってきます。かなりの美人。この人が海堂愛天奈さんですね。

師走:女性だったのか。

GM:女性です。君らの向かい側に座るとですね、ウェイターがやって来ます。シャンパンと、睦月・陽葵にはシャンメリーが給仕されます。愛天奈が言います。「初めまして探偵さん。まずはこの出会いを祝して、最高のお酒とお料理、そして神ノ浦の夜景を楽しみましょう」そして前菜として、地元の海で取れた高級魚のカルパッチョが運ばれてくる。なんだろう……日本海側設定なので……ノドグロ?(笑)

睦月:ノドグロ?(笑)

GM:そして、スープ、魚料理と運ばれてきて、白ワインなんかも注がれます。睦月と陽葵はオレンジジュースです。かなり高価そう。

睦月:大丈夫、ぼくに続いて……。こう、端っこから、こうやってぇ……シュッ!シュシュシュッ!こうだぁ!(一同笑)

GM:海堂愛天奈は、そんな睦月の様子を見て「ずいぶん元気に召し上がるのね」と言います。

睦月:ま、まかせてください!ぼくは経験はないけど、しっかりと学習してきましたから!(笑)

GM:そんな感じで、海堂愛天奈はしばらく雑談を続けます。

師走:美味いっすねぇ。……なかなか依頼の話しねぇなぁ、と思いながら。

睦月:ところで御社の……御社……(笑)

GM:御社の、何だよ?(笑)

睦月:わかんないけど、なんかこう、真面目な感じで言ってみたんだけど……。株式会社イージスグループホールディングスについて、我々はどのくらいの知識を持っているんですか?

師走:あぁ、そうだね。それはどのくらい持っているのか。

GM:じゃあ一般的にわかることとして、端的に言うとこのオリンピアかみのうらの開発を行った不動産グループ。ディベロッパーというやつですね。市役所庁舎の改修建て直しをして、駅と直結させて駅ビルも作って、このホテルも建てた。そんな会社のトップがこの人。

睦月:うんうん。

GM:その本社が神ノ浦市にあります。

睦月:では推測するに、我々は彼女がどういう感じで依頼をしてきたのかを何とか先回りしたい。「ノイマンぢから」で(笑)

師走:キャラクターとして。

睦月:そう。「頭いいキャラ」を確立したい。

GM:じゃぁやってみようか。どういう予想が立てられるかな?推理してみて。

睦月:ちょっと……だってここら辺の、最近さぁ、殺人事件とか多いからさぁ、なんかそこら辺の地価とかが下がるから何とかしてくれない?的な話なのかなぁ(笑)

師走:あはははは。あぁ~。

睦月:もしくはこの人がだいぶクロで、FHのセルぐらいを囲っている感じで、我々に手を引いて欲しいとか、それ系なのか。

師走:あぁ。どっちかと言うと後者じゃない?

睦月:後者なのかなぁ~?

GM:ほほう。面白いねぇ。

睦月:じゃぁ、「我々の行動は邪魔ですか?」みたいな感じで言ってみようか。

師走:じゃぁ、「うちもこんな大企業に声を掛けられるようになったなんて、有名になったものですねぇ。最近いろいろ事件に巻き込まれてますから」みたいな話をしつつ、そっから「邪魔ですか」っていう空気に持っていく。

睦月:なるほどなるほど!……邪魔ですかの前にサングラスかける?(笑)

GM:なるほど、面白いねぇ。

師走:海堂社長。うちみたいなちっぽけな事務所ですけれども、いろんな事件に巻き込まれて、それなりに所長不在の中でも実績を上げてきたと言うところで、うちに目をつけて頂いたってう事なんスかねぇ~?

睦月:キラーン!サングラスをかけた後で。「そんなに我々のことが邪魔ですか?」

GM:では二人のそんな様子を見て、海堂愛天奈は言います。「私も回りくどいことは好きじゃないから、本題に入りましょう。ある男を殺すために協力してほしいの」

師走:……それは、穏やかじゃないっスねぇ。

睦月:探偵の仕事じゃないよ!ち、ちがったぁ~(笑)

師走:殺しは仕事のメニューには入っていないんですが。まぁ酒の席ですからね、軽く話ぐらいは聞きましょう。

睦月:食器を鳴らす。カチャカチャカチャカチャ!(笑)

GM:そうすると写真を一枚出します。この街の市長さんの写真です。「願成寺天命。この神ノ浦の街を裏から支配する、腐敗した権力者よ」と、愛天奈は言います。

師走:え、でも市長さんだから、表から支配してるんじゃないですかね?

GM:市長って普通そこまで権限ないかな。

睦月:まぁほら、裏からも。

師走:あぁ、表も裏もか。なるほど。で、市長は御社に、何か邪魔なんスか?

GM:(愛天奈)「理由は数えきれないほどあるんだけど、しいて挙げるのであれば『非人道的な人体実験を行っているから』というのが一番の理由になるわね」

睦月:人体実験!?……バァン!(笑)……あ、どうぞ(笑)

葛城:コント見てる。

師走:それは、殺さないとダメなんですか?社会的に殺すとかでもダメ?

GM:「殺さないといけないか」という質問には、なんと答えるだろう……。「殺すべきだ」と、海堂愛天奈は考えている様子です。

師走:なるほど……。

GM:それからもう一つ、「不破慧悟のことを何か知りたいと思っているのなら、私に協力するのは悪い選択肢ではないかもしれないわ」と言います。

師走:あんた、先生の何を知っているんだ?

GM:(愛天奈)「仲間になってくれるなら教えてあげる」

睦月:じゃぁ、ここで嘘をついていないかどうかを……。

師走:あぁ、そうね。《真偽感知》を使います。

GM:便利だなぁ。そうすると、嘘をついている様子はないですね。

師走:なるほど。先生の情報は、このキャンペーンが始まってからほぼ皆無だからな、ここは……。「殺すか殺さないかは、今この場で回答することはできません。でも、あんたがいう事が本当ならば、何らかの手を打たないとこの街は大変なことになってしまう。おれは探偵だ。だから、市長について調べる。しかるべき処置が必要だというなら、それを調べ上げたうえで対処する。それでいいかな?」

GM:では、「いいお返事を待っているわ」と言ったところで、デザートのジェラートが運ばれてきます。

睦月:じゃぁ……。

GM:バニラとメロンが選べます。

睦月:バニラがいい~!(一同笑)あ、あぁ、真面目だったのに、真面目だったのに!(笑)

GM:まぁ、続きをどうぞ?

睦月:じゃぁ師走くんに……(小声で)「愛天奈さんは、ウチの『力』のこととか知っているのかを、何とか最後に聞きだそう」

師走:あぁ、なるほど。……それは《ワーディング》を張れってことだな?

睦月:そっか、《ワーディング》を張ればいいんだ!……《ワーディング》を張ります(笑)

GM:では《ワーディング》が張られました。

睦月:「ところで……」って話すけど、無力化されてる?

GM:いや、されていないよ?

睦月:周りがまったく見えなくなって、彼女にも聞こえないという状況になった。

師走:そうだね、陽葵ちゃんは……。

睦月:非オーヴァードだよね?

GM:うん。陽葵は無力化されているよ。

睦月:えっと、この力の事や、この力を使って……。なんだ、その……UGNの理念。一般の人たちに、この力を使って出し抜いたり成り上がる。UGNの理念としてはかけ離れてると思うんだけど、あなたはUGN側の人間ですか?

GM:ほう、そんなことを聞くのね?「私はUGNの人間ではないし、自分の能力は自分のために使うわ」と言います。

睦月:じゃぁ、《ワーディング》が解除されて、「そうですか、わかりました。じゃぁバニラをください」(笑)

GM:では、答えを保留されるのは想定済みなので、「いいお返事を待っているわ」と愛天奈は言いました。

師走:アドレスを交換した感じで大丈夫ですか?

GM:はい。愛天奈と連絡が取れるようになりました。師走からは何かあるかな?

師走:こっちはこっちで調べてみるよ、と言います。

GM:はい。ではお開きになってお店から出てきて、陽葵が一言。「……凄かったぁ」と言います(一同笑)

葛城:日常とはいったい……。

睦月:ねー。面白かったね。

師走:でも、もしかしたら先生の手がかりも手に入るかも知れないな。

GM:もしかしたらね。では、シーンを終了します。


ミドルフェーズ④ 意外な訪問者


GM:次のシーンプレイヤーは睦月です。

睦月:はーい。登場!(コロコロ)8上がった。ちょっと高くない?55になりました。

GM:はい。

睦月:さっきのさ、調達判定で出なかったのにさぁ(一同笑)

GM:ここ、事務所のシーンで、師走と陽葵が外出中で睦月は留守番、という想定だったんだけど。予定が変わってしまったなぁ。

師走:いたほうがいい?いないほうがいい?

GM:いない方がいいかな。

師走:じゃぁオレと陽葵は買い出しにでも出ていることにしよう。

GM:そんな感じにしましょうか。不破探偵事務所の扉がノックされます。

睦月:はーい。今、家主はいませんよー。

GM:開けると、あなたの知っている人が目の前に立っています。

睦月:お、誰だろう?

GM:女の人です。二色に色分けされたツインテールの髪型で……。

睦月:あれ?あるてみちゃんだ!

GM:はい。あるてみは、「入っていい?」と言います。

睦月:いいよ。どうしたの?

GM:あるてみはこう言います。「単刀直入に言うよ。私の仲間になって」

睦月:おぉ~。早い!いま現在ぼく、UGNの人と交流してるけど大丈夫なの?

GM:(あるてみ)「あなたたち、アレスを追っているんでしょ?」

睦月:追ってたねぇ。あれ?前回倒したのはアレスの全員分じゃなかったのか。あの騎士たちがアレスなのか?イコールで結びついていない。ちょっと情報がわからないなぁ。

GM:へっへっへ。情報出してないもん。前回倒したのは、アレスに利用されていた風間賢馬と、ジャーム化した朧迅です。

睦月:あぁ~そうかそうかそうか!

GM:あとは「傲慢のアレス」メンバーのトループを2グループ倒してます。

睦月:なんだ。じゃぁアレス自体はまだ全然戦えてないのか。

GM:だね。「だとしたら、あたしたちには共通の敵がいることになる」と、あるてみは言います。

睦月:なるほど。アレスと戦うことが、そうだね、共通の敵にはなるねぇ。でも、そうだなぁ……。FHの敵がFHであることもあるし。ぼく、どちらかと言うと中立なんだけど、ぼくの仲間にUGNもいるからさぁ。なかなか難しいポジションなんだよねぇ。あ、あるてみちゃんに対して、ガチ恋勢は終わってるんで(一同笑)

葛城:飽きが早い。

睦月:対応はニュートラルな感じになります(笑)

GM:では、あるてみは言います。「あたしには、許せない奴らがいる。海堂武尊と、その妻・愛天奈。」

睦月:あてな?

松田:妻なのか?

葛城:娘だと思っていた。

GM:「それから人間の屑・願成寺天命。奴らを倒すには戦力が必要なの」

睦月:なるほどぉ?

GM:「協力して」

睦月:あるてみちゃん、まずぼく自身、僕が誰なのかってわかっていないんだ。記憶喪失的なもので、ぼく自身がどんな立ち位置にいるかわからない。そんな中、ぼくの命を救てくれた人たちがいるんだ。

GM:うんうん。

睦月:その人たちが、願成寺天命さんに対して保留をしていて、どちらの味方になるのかをはっきりさせていないポジションなんだ。なのでぼくは恩人に報いるために、その人にまずは付いてみようとおもう。その上で、あるてみちゃんと一緒に行動できるのなら嬉しいけど、今ここで返事をすることはできないかな。

GM:保留だね、わかりました。では、それを聞くとあるてみは「また来るわ」と言って事務所を出て行きます。

睦月:あ、ぼく願成寺天命のこと調べるからぁ!

GM:はい。では、このシーンは終了します。


ミドルフェーズ⑤ 似合わないサングラス


GM:はい、では次のシーンプレイヤーは葛城、登場してください。

葛城:(コロコロ)……5上がって46です。

GM:GM主導のシーンが多くて退屈かも知れませんが。後で何がなんだかわからなくなる前に、GMから出せる情報は全部出させて下さい。

睦月:すごい大事!

師走:そうしないと、「どうしたらいいんだっ!」って……。

GM:困るでしょ?今回はそういうシナリオなので。では、ここはUGN神ノ浦支部のシーンなんだけど、当然ながらそんな看板は出していません。

葛城:うん。

GM:が、そこに人が入ってきます。スーツを着て、丸眼鏡のサングラスをかけた男です。前回飲み屋で隣にいた、タケという男です。

葛城:あぁ、タケさん。

GM:正式には、代議士の海堂武尊さんです。その人が入ってきました。「やぁ、お邪魔するよ。先日はどうも」

葛城:タケさん急にどうしたんだい?こんな所に。

GM:(武尊)「今日はねぇ、ちょっとした契約をお願いしに来たんだ」

葛城:契約?

GM:そう。「私も仕事柄、人に恨まれたりすることもあるのでね、私に危害を加えようとする輩がいたりして。それが普通の人間であれば普通の警備会社に依頼するところなんだけど、お相手はどうもそう簡単ではなくてね。そういうタイプの荒事に対処できる人材を求めているのさ」

葛城:まったく話が見えてきませんなぁ。

GM:「私の護衛をしてくれないか」

葛城:そもそもウチを何だと思って来ているんですか。

GM「UGNだろう?」と武尊は言います(一同笑)

葛城:めっちゃ難しい顔をします(一同笑)

GM:すると如月が、応接スペースにお茶を持ってやってきます。そして、お茶を置いて戻っていきます。

葛城:一応、話としては伺うが。期間としてはどのくらいを想定しているんだ?

GM:そうだなぁ、少なくとも今シナリオ中ということになります(一同笑)

葛城:GM、プレイヤーとして確認なんだけど。支部の方で勝手にこういう依頼を受けても大丈夫なものなんですかね。

GM:どうだろうね。報告義務はあるだろうけど、権限としては各支部に許可されていそうだよね。契約ごとでいちいち日本支部の許可が必要という事はないかな。

松田:支部長代理っていうのは多分、そういうのも。

師走:ちゃんと決裁権限もらってるよ。

睦月:……この人はオーヴァードなのかなぁ?

葛城:タケさんに……あ、海堂と言った方がいいのかな?UGNがどういった組織なのかというのと、どこで知ったのか?というのを聞きます。

GM:では、「私にもツテがあってね」と答えます。

葛城:国会議員なら、そんなこともあるのかなと思いつつ。狙われているという話ですが、直近でどのようなことがありました?

GM:そうだなぁ。何と答えるか……。「超能力を持った暴漢に襲われた」ということになるかな(笑)「私に恨みを持った者が、私に攻撃をしてくるのさ」

葛城:よく搔い潜って来れましたね。

GM:「変装しているからね!」サングラスを指して言います(笑)

睦月:お前、オーヴァードだろう!?(一同笑)

葛城:この人、国会議員としては与党側?

GM:そこまでは決めてないかな。無所属でいいや。地元人気で当選するタイプ。

葛城:お話は分かりましたが、いまこの場で即決するにはさすがにちょっと……。

GM:まぁ、みんなそうなるよね(笑)

師走:情報がなさすぎる。

葛城:国会議員が相手ともなると、また話が大きくなるので。また本部とも確認をとってみます。ので、何か連絡先を教えていただければ。

GM:では連絡先を交換した。「色よい返事を待っているからね。よろしく頼むよ」と言って、海堂武尊は出て行きます。

葛城:本部には、「国会議員の海堂武尊がこう言ってきたんだけど、どうっスかね?」と当たりを付けつつ。如月には海堂がどんな人間なのか調べさせる。

GM:なるほど。日本支部からは「現場にて判断されたし」という結論にしよう。如月に人物評を求めるとなると……。

葛城:あ、えーっとね。プロフィール的なものと、実際に議員としてどういた仕事をしているか。あと身内にどんなバックグラウンドがあるか。

GM:それはこの後調べるシーンがあります。調べなくてもわかる、web百科事典に載っている程度の情報を言うと、地元の海運会社「海堂汽船」の創業者の孫、だそうです。次男なので家を継がずに、政治の世界に入った。結婚しており、妻はイージスグループ会長の海堂愛天奈。ベース情報としてこのくらいはわかります。「すごいエリートの方なんですね……」と如月は言います。

葛城:そのわりには何というかこう……良く言えば気さくな人だ。

GM:それはそうだね。では、シーンを終了します。

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